現在の苦しみは
「現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。」ローマの信徒への手紙8:18(聖書)家庭集会の明日の礼拝は、ここからメッセージをしようと思い、「苦しみ」について、考えました。仏教では、「四苦八苦」ということばがあります。4つの苦とは、「生老病死」それぞれ聖書の言葉を当てはめてみました。(手前味噌かな? お坊さんには失礼します)「生」太宰治は「人間失格」という著書で「生きていてごめんなさい」と書いていますね?高校時代読みましたが、わからないではありません。ボクも、こんなでくの坊が生きて許されるのか、と若い頃考えました。しかし聖書の言葉に出会ったのです。「神は御自分にかたどって人を創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」創世記1:27-28神様がボクたちが生きるのを喜び、祝福なさるのなら、安心して生きていいのです。「老」老いには苦しいこともたくさんありましょう。ボクも65歳、老いを感じて、だんだん死に近づく自分を感じます。しかし聖書は老いることの祝福を述べています。神に従う人はなつめやしのように茂りレバノンの杉のようにそびえます。主の家に植えられわたしたちの神の庭に茂ります。白髪になってもなお実を結び命に溢れ、いきいきとし(ます)詩編92:13-15「病」つらい苦しいものであることはわかります。しかし病の癒やしを祈っていただき、信徒の交わりをいっそう緊密にできるものです。「あなたがたの中で病気の人は(中略)祈ってもらいなさい。信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます。」ヤコブ書5:14~また、この地上で病の癒やしが実現しなかったとしても、天の御国で新しい健康な体を神様からいただけるでしょう。「死」だれにでも待っている死を思い、まさに自分がそこに赴こうとしているとき、苦しいのでしょう。しかしキリスト信徒は知っています。ボクたちの行く末は、地下の墓の世界ではなく、天の上にあること。「信じる者は永遠の命を得ている。」ヨハネ6:47「4つの苦しみ」は、キリスト教信仰によって止揚されています。そして次の4つも・・・・(これ以上長く書き連ねるのは止めにします)では。