生産性を向上させる5つのマインドセット
EVERNOTEというクラウドにお世話になっています。その運営から来たコラムの転載です。こんなふうに仕事ができたら素敵だなと思いました。一部省略編集しています。David Perez • July 23, 2019漠然と、でも必死に一日中働いたのに、何も仕事が終わらなかったという日はありませんか? 現代社会では SNS やスマホの通知などに遮られてしまい、生産性を維持するのは簡単ではありません。気が散るようなテジタル機器の電源を切ってしまえればよいのですが、なかなかそうもいきませんよね。そこで、以下の 5 つのヒントを活用して、やるべき仕事を効率よく片付けましょう。1. カエルを食べてしまう「カエル」とは最もやっかいで気の進まないタスクのことだそうです。先延ばしにすればするほど、そのタスクによるストレスは高まります。思い切って最初に「食べて」(つまり「完了して」)しまえば、それ以上心配する必要もありませんし、残りの時間はやりがいのある仕事に費やすことができます。大きなカエルをすぐに食べるためには、一日の最初に片付けてしまいましょう。2. 走って、休憩して、その繰り返し。たとえば、あくびが出るほどつまらないプロジェクトがあるとします(誰しも経験ありますよね)。そのプロジェクトでは文章での報告だけでなく、チャートや画像も含めた長文レポートを書かなければなりません。そのときに、「嫌というほど長いレポートを書かなければならない」と思うのではなく、手順を細かく分けてみましょう。「序章だけ書く」「最初のグラフだけ仕上げる」といった小さなタスクに分ければ、先延ばしせず集中して作業できます。そのタスクが終わるまで「走って」、終わったら「休憩して」、それから次のタスクに取り掛かるリズムを作りましょう。3. 自分の記憶を過信しない食事会などで初対面の人の名前を聞いて、2 分後にはもう思い出せない、なんて経験はありませんか。あるいは仕事でじっくりプレゼンテーションを聞いたのに、会議室を出たあとはもう重要な内容が思い出せない、なんてこともありますよね。人間の短期記憶には限界があり、だからこそ私たちはメモをとるわけです。4. その日のゴールを決めておこう日々の仕事で一番大変なのは「取りかかること」です。いったんタスクを片付ける達成感を味わえば、次のタスクには取りかかりやすくなるものです。午前中なかなかエンジンがかからない人は、重要なタスク(ゴール)を一つ選び、そのタスクが終わったら今日はもう休んでよいと自分に言い聞かせてみましょう。実際にそのタスクが終わってみると、弾みがついて他のタスクにも手をつけやすくなるはずです。たとえ最初のタスクの後に休憩するとしても、最初のタスクを終えた満足感を感じることができます。5. 集中できる環境にするスマートフォンが鳴ったり、SNS の通知が届いたりすると、「ちょっとこれだけ見て、仕事に戻ろう」と思うものですが、実際にはそう簡単には意識が仕事に戻りません。ちょっとだけのつもりが、長々とデジタル画面に見入っていたということも珍しくありません。このようにいったん集中力が途切れると、やるべきタスクに再度集中するのが難しくなります。結果として、仕事が遅れたり、そもそも仕事に取りかかれないまま時間が過ぎたりもします。どうしたらいいでしょう? 解決策は簡単です。スマートフォンの電源を切るか、おやすみモードに設定するだけです。こうすることで、通知などに邪魔されることなく仕事だけに集中できます。