つらい出来事
ロシアとウクライナは、以前、ソ連邦を形成する兄弟国だったのではないだろうか。兄弟だからこそ、激しい怒りを燃やすのかも知れない。今は、他国になったのなら、なおさら紳士と紳士として接すべきだろうと思う。手をつなぎ合って歩いた相手が、だんだん窮屈になって手を放して、やがて別の国と手をつなごうとする。仕方ないね。それで軍隊を送り込み、人を殺し、町を破壊するなど狂気としかほかにふさわしい言葉が見つからぬ。為政者の罪は国民全体の罪。あの時のドイツと同じだ。キリスト教の無力を嘆く。ロシアもウクライナも心あるクリスチャンは同じ一つの祈りを祈っているのだと願うよりほかはない。ボクたちはキリスト教会のその悲しみを共に悲しむ。世界のキリスト教会は悲しみに包まれているのだ。