神さまの話・リルケ
「神さま」にまつわる13の物語若い頃から興味を持っていた書物だったが、はじめて目を通した。子どもに話しているようにも見えるが、難解だった。この詩人の特徴だろう、この難解さは。ロシアの題材が多いので、この人ロシア人かなと思ったがロシア旅行の直後に書かれたということだ。「神さま」を自由に扱っている。「神さま」って親友のその上か?キリスト教の範疇には当てはまっていない。「キリスト教詩人」ではないのだ。こういう神様の扱い方があるのかと驚く。「神さま」って自由な概念かと思うとちゃんと聖書がバックグランドになっている。これを「奥が深い」といってよいのか?リルケはロダンと関係が深いらしい。ボクはロダンは苦手だ。だからリルケも・・・・