カテゴリ:愛
「ダビデがサウルと話し終えたとき、ヨナタンの魂はダビデの魂に結びつき、ヨナタンは自分自身のようにダビデを愛した。」サムエル記上18章1節
王子ヨナタンと王の従者ダビデの切ない愛の物語。 「サウルはその子ヨナタンおよびすべての家来たちにダビデを殺すようにと言った。しかしサウルの子ヨナタンは深くダビデを愛していた。」19章1節 父王サウルは、ダビデへの嫉妬のあまり、精神が錯乱していた。 その子ヨナタンは、ひたすらダビデを救うことにつとめる。 「そしてヨナタンは重ねてダビデに誓わせた。彼を愛したからである。ヨナタンは自分の命のように彼を愛していた。」17節 父は偏執的にダビデをねらう。しかしヨナタンはますますダビデを慕う。 「従者が帰って行くと、ダビデは南側から出て来て地にひれ伏し、三度礼をした。彼らは互いに口づけし、共に泣いた。ダビデはいっそう激しく泣いた。」20章41節 父の心が解けないことがわかった。ヨナタンはダビデを逃がすほかはないと決意を固めた。 別れの時が来た。 逃亡中のダビデの元に、ヨナタンが会いに来たことがある。ダビデとヨナタンの係わりはここでとぎれている。 「さてダビデはサウルが自分の命を求めて出てきたので恐れた。その時ダビデはジフの荒野のホレシにいたが、サウルの子ヨナタンは立って、ホレシにいるダビデのもとに行き、神によって彼を力づけた。」23章15~16節 身分を越えて、心と心がふれあう真実の愛を思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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