カテゴリ:パスカル
年頭からウェスレー著「キリスト者の完全」を読みました。
よかったです。 「完全」という言葉が誤解され、論議を呼ぶ。 この本は、神学論争文書というカテゴリーに分類される恐れがありますが 実際の内容は、霊的書物とか、実践的信仰の勧めに近いのです。 ボクはこの書を愛読しています。 長い書物ではないので、パソコンに全文を取り込んでいますが 自分流にダイジェスト版を作り、evernoteに収めました。 こうすればスマホでも読めます。 クリスチャンとして聖書の宗教にどう取り組み、どう信じ、どう生きるか ウェスレーは書き記しています。 そのあまりにも真摯な態度に、畏れの念をさえ覚えます。 これほど誠実な生き方をした人を、もう一人知っています。 ブレーズ・パスカルです。 パスカルは病弱で早死にしましたが ウェスレーは長寿であり、実践的伝道者でした。 パスカルは科学者からスタートしています。 しかし敬虔の部分で、信仰の質が驚くほど似ています。 ウェスレーがアングリカンであったことで カトリックのパスカルに近づいているとボクは考えています。 ウェスレーは宗教改革の神学を受け入れていますが また隔たりもあります。 そう! 本当はウェスレーは、ルターやカルバンよりも、 パスカルの方に近いと、ボクは考えているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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