カテゴリ:バッハ
バッハのカンタータ全曲CDを持っているので
整理を兼ねて、1枚ずつ聴いている。 約60枚あり、全部聴き終わるのは春になりそうだ。 バッハのカンタータの多様性は目を見張るばかりだ。 当時の牧師たちが目を丸くするのは無理もない。 カンタータを通じて、バッハはありとあらゆる実験をしているように思える。 脳裏にひらめいたことは、遠慮なく楽譜となって表れる。 だれが何と言おうとだ。 クラシックの全時代の集約を、バッハは持っている。 それ以降の音楽家の作品を聴いていても 「それ、バッハにあるよ!」と感じてしまう。 ジャズさえ、あるときはバッハから響いてくる。 いちばん感動すること! それは バッハのカンタータ、それは 礼拝音楽であること。 おじいさん、おばあさん、赤ちゃんまで 教会に行けばだれでも バッハの音楽と共に神様を礼拝する。 バッハと一緒にコラールを歌う。 何と豊かな時代だったのか! 今だったら、何千円もあるいは万単位のお金さえ払って 受難曲やカンタータを聴きに行かなければならない。 それが当然だ。 神様のことはそっちのけで 演奏がいいだの、悪いだの 何と貧しい現代であろうか! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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