カテゴリ:人間
妻との日課(家庭礼拝)で旧約聖書、ノアの箱舟の記録にさしかかったが、
なんとも心に収まりがつかない。 ノアには、ずっときよらかなイメージを持っていた。 今までこんな思いにならなかった。 ノアは神様の御前で、ただ一人、正しい者と認められ 箱船作りを命じられ、洪水から助け出された。 しかし、記録の最後は、ノアが葡萄酒で酔いつぶれ 裸になって横たわり 子供たちの前に醜態をさらす。 子供たちは父の裸の姿に目を背けて、 父に衣服をかける。 それを知ったノアは、子供の前に見せた醜態を恥じるどころか 他の兄弟に告げ口をしたと思われる息子を呪うのだ。 これが旧約聖書の倫理なのかと、やりきれなくなる。 神様の命を受けて、忠実に箱船作りに励んだ、りりしい信仰者の姿は昔日。 人間はこうも簡単に崩れるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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