カテゴリ:キリスト教とは
色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。是諸法空相。是故空中。無色無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色声香味触法。無眼界。乃至無意識界。無無明。亦無無明尽。乃至無老死。亦無老死尽。無苦集滅道。無智亦無得。以無所得故。心無礙。無礙故。無有恐怖。
「般若心経」という短い経文の中に、「空」「無」が出てくるフレーズがこれだけある。 いろいろな存在や現象は実は「空」だから「無」。それを見極めて何が起こっても動ぜず平安であれ、という教えらしい。最後に呪文があるのは、その呪文がそういう悟りに入るためには必要なのだろう。 「色即是空」を逆に読めば「空即是色」何もないのだから逆から読んでも同じ。 波瀾万丈なボクたちの生涯に、一切は空、無、だから悟れといわれても無理かな? 旧約聖書にも似ている思想があり、一切は空だけれど、神を畏れるのが一番いい、と結論づけている。だからボクは愛の神を信じる。興味ある人は日本聖書協会のHPから本文をダウンロードしてお読みください。 以下は旧約聖書「コヘレトの言葉」(伝道の書)から自由引用(新共同訳聖書から) コヘレトは言う。なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい。 わたしは太陽の下に起こることをすべて見極めたが、見よ、どれもみな空しく、風を追うようなことであった。わたしはこうつぶやいた。「快楽を追ってみよう、愉悦に浸ってみよう。」見よ、それすらも空しかった。太陽の下に起こることは、何もかもわたしを苦しめる。どれもみな空しく、風を追うようなことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月08日 11時44分39秒
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