カテゴリ:聖書の言葉
アブラハムには二人の息子があり、一人は女奴隷から生まれ、もう一人は自由な身の女から生まれたと聖書に書いてあります。ところで、女奴隷の子は肉によって生まれたのに対し、自由な女から生まれた子は約束によって生まれたのでした。これには、別の意味が隠されています。すなわち、この二人の女とは二つの契約を表しています。子を奴隷の身分に産む方は、シナイ山に由来する契約を表していて、これがハガルです。このハガルは、アラビアではシナイ山のことで、今のエルサレムに当たります。なぜなら、今のエルサレムは、その子供たちと共に奴隷となっているからです。他方、天のエルサレムは、いわば自由な身の女であって、これはわたしたちの母です。ガラテヤの信徒への手紙4章から(新共同訳聖書)
ガラテヤ書には光が差し込まれる箇所がいくつもあるが、上の部分は、あまり話題に上る箇所ではない。 しかしボクにとっては、目から鱗が落ちたような良い箇所だ。 この聖句に導かれて、ボクの頭はググっと上を向いた。地のエルサレムから目を離した。 天のエルサレムへ。それがボクたちの母。 天のエルサレム、天のエルサレムとボクは口ずさむ。 天のエルサレムを待ち焦がれるボクの心。 天のエルサレムの宮殿に入った想像をして、期待に胸が膨らんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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