カテゴリ:バッハ
「一人で鍵盤に向かうときには、私の興味はバッハ、モーツアルト、シューベルトの三人の作品にしぼられている。」
「カンタータ第78番『イエスよ、汝わが魂を』のなかの二重唱を少年合唱で演奏したもので・・・・このレコードの印象は実に強烈で、なにやら楽しげでとても身近な感じのする前奏に続いて、こんな美しい音楽が世の中にあってよいのだろうかと思うような二重唱が聞けるのだった。」 「バッハのスコアを勉強して、その建築物としての構成のすばらしさや、その均整のとり方のさまざまな工夫に感嘆するのはいつものことなのだけれども、どんなカンタータでも、その歌詞をどんなに深くバッハが読み取って音のうえにそれを生かしているかを見るときに、バッハは音楽の父なんかではなく、それまでのすべての 音楽の流れの総合であり終点であるというようなことをいった誰だったかの言葉を信じたくなってしまう・・・・」 「私のバッハへの道程」小林道夫 より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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