カテゴリ:キリスト教とは
昔のボクだったら「旧約聖書を照らす光」なんて言い方はしなかった。
旧約聖書は神の御言葉、おのずと輝くものだ、と言っただろう。 むろん、そうだ。 御言葉は、おのずと命の光を放つ。 しかし全部がそうではない。 全思想がそのまま読まれるものではない。 旧約聖書を読み進める人は、そのことに気づくだろう。 その歴史に繰り返される戦争は、聖戦とされる。 敵は婦女子さえも生かしておいてはならない。 異民族がここに居てはならない。 その歴史に流れる色は 新約聖書の色できれいに塗り替えられなければならない。 そうでないと、旧約聖書は捨てられてしまうだろう。 いやボクは捨てる。 新約聖書の倫理は烈しいものがある。 その烈しさこそ、キリスト教の命だ。 日本26聖人を生んだ烈しい命だ。 その命の光で、旧約聖書を照らさねばならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年12月08日 09時04分46秒
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