カテゴリ:読書
「あなたがわたしたちを
あなたに向けて創られたからです、 そのため わたしたちの心は、 あなたのうちに憩うまでは 安らぎをえられません。」 アウグスチヌス「告白録」第1巻第1章より 上の本を読み終えて満足感に浸っている。 若き日の罪深い生活とその遍歴を、赤裸々に綴っている部分があるので 昔の翻訳は「懺悔録」という本のタイトルが多い。 そういう部分は目を引きやすいが、それが一部分であることは読めばわかる。 神への問いかけの言葉であふれている。 神への賛美の言葉もあふれている。 神の愛への応答としての神への愛を綴った書物だ。 宮谷宣史というかたが翻訳なさった本だ。 宮谷先生は、ボクがまだ30歳代のはじめ、東静分区の教師会に来てくださった。 アウグスチヌスについて御講義くださった。 先生はまだ40代そこそこの若き研究者だったのだ。 ご健在だったら、80歳を超えておられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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