カテゴリ:宗教
6月26日は、太平洋戦争下のホーリネス教会への弾圧記念日
この日を皮切りに、合計59名のホーリネス系牧師が検束されたと記録されている。 「治安維持法違反」という罪名 一つは、「国体に反する教説」 再臨信仰を高調していたホーリネス教会にたいして キリストが再来すると、神国日本も無くなるのか、と問われている。 もう一つは、「天皇への不敬」 キリスト教が、「すべての人は罪びと」というなら、天皇も罪びとか、と問われた。 地方により、扱いは異なっていたらしいが、獄中死した牧師もでた。 正面から対峙した牧師もあったが、うまくかわした人もいたようだ。 ボクの前任地、三島の教会では、ボクの前任者・小林寿一も三島警察の留置所へ そして静岡刑務所に護送された。 「お前の身辺を聞き回ったが、お前を悪く言う人はいなかったよ」 と、取り調べの刑事に言われたと、話しておられた。 今は在天のなつかしい先生 ボクは一昨日の家庭集会の礼拝で 日本26聖人の殉教物語と、ホーリネス教会への弾圧を合わせて語った。 秀吉から始まる日本殉教史は、外国に例を見ない過酷を極めたもので、涙なしにはたどれない。 明治に入っても続き、外国からの抗議で初めてキリスト教迫害をやめるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|