カテゴリ:人間
東北の震災から8年
テレビ画面に食い入っていたあの日を思い出す。 雪混じりの雨 あの日もこうだった。 うなりを上げて襲ってくる自然も うららかな浅春の日差しも 同じ自然 わずかな わずかな判断の差が 命を分ける ちょっとした油断や思い込みが 自分も人も命の分かれ目となる 「わたしと死との間は、ただ一歩です」(サム上20:3) 政府の震災復興のための融資が返済期限を迎えるという 「返せなければ、店をたたまなければならない」と 訴えていた人がテレビに映った どうして、返さなければならないのか? 徐々に 徐々に ようやく立ち直りつつあるのに どうしてたった8年で返さなければならないのか 膨大な義援金は、そのためにささげられたのはなかったのか ああ、粘り強く生きる人たちの姿が しばしばテレビで映される 生き残ったのだもの 生きるのは使命だよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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