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「グスタフ・マーラー」愛と苦悩の回想
アルマ・マーラー著 石井宏訳(中公文庫) 十八歳違いの夫婦。奥さん(アルマ)から見た作曲家マーラーの記憶 夫婦の相違に苦しみながらも、マーラーの最期まで共に生きる。 アルマも作曲家。アルマは夫のために筆を折って、結婚生活に入る。 娘を二人もうけ、長女を病で失う。やがて夫を51歳で天に見送る。 ナイーブそして強靱な作者の精神 夫との葛藤、わが思いを赤裸々に表す。 たくさんの音楽家が登場する。 R・シュトラウスを先頭に、フーゴ・ヴォルフ、ブラームス、メンゲルベルク、ワルター、トスカニーニ オーケストラの団員と絶えずトラブルを起こすマーラーの姿。 オペラ指揮者としての名声。 アルマ、31歳で未亡人に。 再婚、離婚。 再々婚と死別。 85歳まで生きた。マーラーを(天に)送ってから50年以上を生きた。 マーラー夫妻を心に映しながら 自分の妻への態度、妻の自分への態度を振り返る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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