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キリスト信徒やまひでの心の窓

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2023年03月15日
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カテゴリ:読書
「利休にたずねよ」山本兼一 PHP研究所
どなたかが推薦していたので、入手して読んだ。
茶の湯に生涯をかけた千利休
どこまでが史実で、どこまでがフィクションかわからなかったが
読み応えのある小説だった。
一つのことをとことん追求する人生なら
茶の湯より、神を求め、神を追求することが良いなと思った。

つまらぬ生き方をした。
来し方を思い起こせば、悔いの念ばかりが湧いてくる。衰えた肉と骨を苛むのは、砂を噛む虚しさである。
茶の湯など、何ほどのことか。
こうして無明の闇を見つめていると、茶の道に精進してきた自分の生き方が、まるで無意味だと思えてくる。 (139頁)

その悔いがうたかたとなって心の闇に浮かんでは消える。若い頃こんな煩悶はすぐに消え去るだろうとたかをくくっていた。老境にさしかかり、ますます悔いの思いは深まるばかりだ。
たとえ悔いに満ちていようとも、今日という新しい一日が始まる。心にどんな闇を抱えていても、どうせなら気持ちよく生きたい。
なすべきことは、茶の湯しかない。(142頁)





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Last updated  2023年03月15日 22時09分43秒
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