ヨブと生きる希望
「神は髪の毛一筋ほどのことでわたしを傷つけ 理由もなくわたしに傷を加えられる。 息つく暇も与えず、苦しみに苦しみを加えられる。」 ヨブ記9章17~18「この地は神に逆らう者の手にゆだねられている。 神がその裁判官の顔を覆われたのだ。」24「生きていたくない。」21節ヨブの友人達は、ヨブのこんな言葉を聞いて「頭がおかしくなった」と思っただろう。どう聞いても背神的言辞に聞こえたのだ。ヨブを励ますためにやってきた友人達の言葉は教科書に書いてある通りの言葉の羅列。それがヨブにとっては、「言葉のつぶて」に過ぎなかった。神様はヨブを正しいとなさってかの友人達を退けられた。おおここまで神と親密になれるとは!生きる希望があるとすれば、ここにある。 聖書 新共同訳: (c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation (c)日本聖書協会Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988