某月某日　　　

先日、創部５０周年記念の冊子が届いた。
昨年に同窓生が寄って、原稿を考えていたものだ。

いや～、もう２０年来会ってない同窓生
それも同じクラブのメンバーと会うとなると
なんだか嬉しいような恥ずかしいような
そしてそういうごった煮の感情が
少し煩わしくも感じたり、
不思議な味わいでした。

だけど、いざ現実に会ってみるとなんのことはない。
そこはタイムスリップした世界だったのです。
確かにそれぞれ住んでいる世界は違っているけど、
共通の話題、共通の「濃い」過去を持っているので
会話は尽きることがありませんでした。

高校時代は吹奏楽部に入っていてホルンを吹いていました。
地区で一校だけ全国大会に出場できるのですが、
それにも、３年間で２回、行くことが出來ました。
ひとえに、みんなのおかげ、っちゅう感じでしたが。
だけど、その選考会地区大会が
ちょうど夏の高校野球シーズンと重なっていたのです。
明日は地区大会、と言う日に、
炎天下で応援の演奏をせねばならない。
管楽器は温度湿度に敏感で、
炎天下にさらしていたら、どうなることか・・・
というので、OBたちが助ッ人に来てくれたりもしましたが。

まあそれも今となっては良い思い出なのですが、
一つ疑問に感じていたのは、
野球部の全国大会はあんなに騒がれるのに、
文化部の全国大会って、どうなんでしょう？
騒いで欲しいとは言わないけど、
「全国大会行ったんでー」と言っても、
「へえー」
それぐらいの反応です。
甲子園に行ったんでー。
なら、きっと「すごっ」だと思うのに。

話は逸れましたが、
５０周年の冊子。
しばし遠い過去の世界に誘ってくれました＾＾
高校時代、勉強は良くした、とはとても言えないけど、
こうして年を重ねても、
振り返って楽しい思い出が得られた事は
とても幸せだと感謝感謝・・・・・