|
カテゴリ:あの日
いつも、融けてしまっていた。
共感するあまりに、自分というモノを見失いがちだった。 ある時友達に言われた。 「ほんで、あんたは一体何がしたいん?」 いくら「共感性」がStrengthFinderで言う強みのひとつだとしても。 それで自分が融けてしまったのではどうしようもない。 自信の無さがそうさせたのか、 あの出來事がそうさせたのか。 とにかく、自分は一歩引いて 周りのことを優先しがちだった。 だけど、それで自我は収まるはずもなく、 鬱屈した不満や何かがたまっていた。 その時の友達の言葉だった。 なんだか目が覚めたような気がした。 思えば学生時代はかなりわがままな方だったと思うのに、 自分を殺す癖がついてしまっていた。 放置していれば奔馬のような自分の自我を制御しきれず 制御するよりは、殺す。 そしてこのごろ。 「強い意志は弱い意志に勝る」 これも友達の言葉だ。 当たり前のことだけど、 至言だと思う。 顧みれば、自分が溶けていたのは、 とりもなおさず「意志が弱」かったからじゃないだろうか。 というよりも、考えが足りなかったからかもしれない。 しっかりと考えて、それに自信を持ってさえいれば そんなに溶けてしまわなかったかも知れない。 「考え」=「意志」だとするならば。 この歳になって、ようやく自分を考えることが出來始めた。 なんだか、いまひとつ上手く書けないけど、 それもこれも、大切な友達が居てくれたからだ、 と、今日はちょっと過去を振り返ってみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月06日 20時20分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[あの日] カテゴリの最新記事
|