・*** pathos * logos ***・

こだま荘（http://www.kodamaso.com/）のＨＰをあちこち読んでいたら
こんな記事を発見しました。

「マクロビ四天王のそれぞれ」↓
http://www.kodamaso.com/archives/2005/06/post_19.html

上の記事のトラックバック↓も見てみてください。
「マクロビ　ＩＳ　ＯＫ」
http://blog.goo.ne.jp/macrobiotic/e/99eb99e9a5ac6ef2ff1a656c6f757e43

･･･ふむふむ。

「石塚左玄さん→桜沢如一さん→久司道夫さん」の流れは知ってましたが,
大森英桜さんがそういうポジションの方だったということを
これを読んで知りました。



大森英桜さんの奥様・一慧さんの本を何冊か持ってて、
よく活用してるんですが,同じマクロビとはいえ,
久司さん系のものとはイメージがだいぶ違うなぁ～と
感じていたのの謎が解けました。

私が最初にマクロビというものを知ったきっかけが桜沢さん系のもの
だったというのと、初期の段階で大森一慧さんの本を手にしたこともあり,

「マクロビって渋～い！！」

「ＴＨＥ・食養！！」

ってイメージがあったんですが～,
久司さん系のレシピ本で写真がキレイで説明書きの
サッパリしたものなどを見ると･･･なんていったらいいのか･･･

「オシャレ過ぎやしませんかぁ～」

と、思っちゃたりするんですよね～。
ＫＩＪに通っておきながら、こういうコメントもアレかとは
思いますが･･･｡私が,マクロビに持ってた最初のイメージからは
遠かったわけなのです。


･･･ＫＩＪに来ている生徒さんの中にもいろんな方がいて、
中でも「？？」と感じてしまったのは
自分で玄米を炊いたことナイか,炊いても数回かな･･･
といった方もけっこういるようだ、ということ。

思い立って、すぐ習いに来たのかな？？･･･でも、
「マクロビオティックの勉強するんだ！！」みたいな
強い意志（オーラ？）みたいなものが見えない人が
ちらほらいました。

私の勝手な解釈で,申し訳ないのですが,
巷にオシャレなマクロビ・レシピ本が増え,
ちょっとしたブームみたいな捉え方をされる傾向が
出てきて、ちょっとしたお料理教室に行く気分の
人が増えてるのかな･･･なんて。

そんなこんなで、自分勝手に
「なんだかなぁ～･･･｡」と思っていたわけなんですが,
上の記事を読んで、気分が変わりました。

我流の解釈ですが↓,

大森さんは、厳格な穀物菜食を用い、日本において個々の
病気治癒に関わるという「陽性」なマクロビ普及活動をし,

久司さんは、比較的緩めな穀物菜食を用い,海外において
多くの人々に対して知らしめるという「陰性」なマクロビ
普及活動をした。

のではないかな･･･と。

どちらも必要で,どちらも大事、なのね。

久司さんのような活動をされる方があるから、
多くの人々がマクロビを知って、最初は単なる興味だけ
でも、その中からは実践に移す人が確実に増えていく･･･。

そしてどんどん肉食する人が減って、健康で幸せな人が増え,
畜産による地球の環境問題や飢餓の問題が解消されていって、
世界は平和になっていくんだ～。

勝手に「なんだかなぁ～」と思ってたのは間違いね。
マクロビに興味を持ってる人は、世の宝！！

玄米炊いたことないなら、教室で初体験もアリですよね。
マクロビの入り口は何でも良いんだと思いました。