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オランダ ネーデルラントより

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2007年01月27日
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赤ちゃんって、かわいいですね~♪
(いきなり、親ばか)
娘なんで、女の子ってやっぱりちがいますね。
やっぱ、としとって子供ができると
孫のようにかわいい♪
ばあさんやじいさんも、
筆者のトシのころには孫がいたから
トーゼンといえば、トーゼン。

今回アカデミー賞外国映画部門でも
ノミネートされているオランダ映画「Zwartboek」

観たのは昨年秋。
オランダ映画評も、実際に観た人からも「絶対みるべし!」
といわれて、観たけど、ヤッパリ面白かった!
超おすすめ映画です。
5つ★ですね。

プロットは;
1950年代のイスラエル。
キブツに見学にくるイギリス人観光客。
そこで、イギリス人と結婚した
オランダ人女性が、キブツで
戦争中知り合った
オランダ人の小学校の先生に偶然出会います。
そこから、ヒロインのRachel(Ellis)
が回想が始まります。

1944年のナチス占領下での
サスペンスミステリー映画です。
第2次世界大戦、ナチス占領下でのオランダ。
そこに、ユダヤ系オランダ人の歌手。
彼女が、時代に翻弄されてながら
ナチスによるユダヤ人迫害、
オランダ脱出、失敗、
レジスタンスに参加
レジスタンスのスパイとして
ナチスに深くもぐりこんだり
そして終戦の激動の時代をくぐりぬけます。

第2次大戦中のナチス占領下オランダという
歴史的背景を縦糸に
横糸に、戦時下での人間ドラマ
レジスタンス活動、
サスペンス
ロマンス、
友情、家族・友人の死
そして仲間内同士の疑心
と卑劣な裏切り。
「裏切りものは、誰か?」
様々なドラマが織り成します。
最後に、アッと驚く
(筆者は途中で気がついたゾ!)
仕掛けです。

オランダをはじめ、ヨーロッパ映画では
勧善懲悪ではないものが多いので
それも、この映画の魅力です。

プロットもスリリングですが
ストーリーテンポもはやく
ハラハラ・ドキドキ・・・
拷問シーンは、さすがに
こわくて観れず・・・
(臆病で小心者です)

キャスティングも、これ以上よい女優・俳優の
配役はないだろうというほど
適所適材を配しています。
そして、ヒロインの Carice van Houten
やLudwig Müntze役のSebastian Koch
Hans Akkermans役のThom Hoffman
などなど。

こういう映画となると
さすがオランダ。
隣国のドイツ、イギリスの俳優・女優も
キャスティングしやすいせいもあるけど
役者の深さを感じる。
こういう映画は、ハリウッドでは
ムズカシイだろうなと思う。

オランダ映画で、歴史モノとなると
多国籍、多言語となり
この映画の中でも、ヘブライ語
英語、オランダ語、ドイツ語と
ちゃんと、使い分けて出てきます。
で、そのたびに字幕を必至で追いかける!

ハリウッド映画のように
登場人物全員(オランダ人、イギリス人、
ドイツ人、イスラエル人)が、
なぜだか流暢な米語
(しかもカリフォルニアや西部アクセントで!)
を話すということは、絶対ありません・・・
そんなコトは、どうも現実的ではなく
リアルさがなくなると感じる
オランダ人、ヨーロッパ人が多いからでしょうね。

ここは、言語・外国語が得意な
オランダ人の絶対譲れないコダワリ。
確かに、リアリティーあふれてよいのですが

なんだけど、日本語を母語とする筆者及び日本の人、
ハリウッド映画に慣らされた観客には
相当、聞きづらい、観づらい・・

なにせ、まだまだオランダ語がたいしたことないので
細かい会話がわかりにくい!
また、DVDが発売されたら
字幕をつけてみようっと!

一応、実話をもとにした映画のせいか
細かい描写がかなりリアル。
部屋で飼っているウサギ
(恐らく戦争中は、ペットではなく食料として)
のエサのニンジンをかぶりつくヒロイン。
子供にはみせられないけれど
ヒロインがユダヤ人と見破られないように
頭の毛髪だけではなく、下の方も
染めるシーンとか。
ある程度、実話からとっているんでしょうか?

オランダ映画の底ヂカラを
感じる作品でした。


オランダ映画は、結構、質のよい映画
エンターテイメントとして面白い映画が多いな
というのが、感想です。
ルドガー・ハウアー主演の「Soldaat van Oranije」、
日本でも一部公開され話題になった
「De Tweeling(2002年)」。
テオ・ファン・ゴッホ監督のミステリーものや
題名忘れたけど、ロマンティックコメディーも
結構面白かったです。

ルドガー・ハウアーは、「ブレードランナー」や
「レディーホーク」など、ハリウッド映画では
悪役、クセ役、3流、4流
(←こんな映画も筆者はシッカリみている?)
映画によくでてきます。
でも、オランダ映画ではまちがいなく、
正義のヒーロー!
絶対不死身のヒーロー役ですね。

今回アカデミー賞を受賞してほしい
オランダ映画の一作です。

「Zwartboek (2006)」
http://www.imdb.com/title/tt0389557/

「Tweeling, De (2002)」
http://www.imdb.com/title/tt0322674/





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最終更新日  2007年01月27日 20時11分47秒


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