文楽鑑賞教室
今日は昼から出張で東西線沿線にいってきた。で、割と早く終わったので、鑑賞教室の会場が北新地だったから、知り合いがその講座がはじまるまで付き合ってくれるというので、5時ごろから地下の居酒屋で私はカシスオレンジとファジーネブルを飲んでおしゃべりしていた。6時を経過して会場へ行ったらほとんど正常モードだった。割と早く行ったので、前のほうに席をとれた。80人の枠に100人の応募があったとかで、よかったなと思えた。文楽の人形の使い方でどうやって表情をつけるかとか、女らしいしぐさ、男の見栄を切るしぐさとかを解説してもらった。感情表現なんかもちょっとしたことでそれらしく見えるのはすごいなあと思える。人形は3人で使うので、人形が一周回るだけでも、足遣いの人と主遣いの人の動きというのは見えないところで、入れ替わったりして大変な作業だということがわかった。人形の髪も、人毛とヤクの毛で作っているとか。それもパーマをかけたことのない人の髪でないといけないそうだ。ということで、アジアのほうからの輸入らしい。歌舞伎とか舞子さんの頭はびんつけ油で形をつけるが、人形の頭に油がつくとシミになるとかで、油を使わずに髪を結っているとのことだった。人形の髪もちょっとしたことなら人形使いの人が結うらしくそれも実演してくれた。