パットリシアとポールの旅

朝、目が覚めると、これまでと同じ毎日！


そうですよね！


地震がなかった地域の方は。


私もそうでしたから。これまでは。


それも、いいと思います。


楽しみにしていたドラマが見れない。


最終回も観たいのに、番組は予定変更されてつまらない。





どうぞ、そのままで。






今日も、私は仕事でした。

昨夜は、これまでになく余震が多く寒さもまして、今ある灯油が無くなるとストーブがつけられなくなる。

ｶﾞｿﾘﾝが無くなれば、仕事に行けなくなる。

行かなければ、いいだろう？

それもありですね。

正直、余震で眠れない。どうして、自分も被災しているのにこんなにクタクタになっているのか？

余震で揺れる店内で商品を並べて・・・

少しばかりの、品物をだしても開店するとあっという間になくなる。

それでも、お客様の命の綱。

食べ物もそこをついて来ている。

お店には、物がない。





昨日からの冬の寒さがあっても、行列の人。



毎日、同じ被災地の映像。

遠い国の話。

それも、結構。



だって、しあわせならわからないから。

揺れて崩れて行く家を見ながら、爆発する、煙が立ち上る。

まるで、映画のシーンだもの。



でも、私たち、被災者は、もし貴方が地震で災害にあうことがあるなら、すぐに何が出来るか考えよう。


同じ映像が流れても、ともに泣いて祈ることをしよう。


物資が入ってこない、食料が無くなっていく毎日。

冬の寒さの中、灯油もともしびとなったいま、ストレスを感じない人はいない。

出来れば、感じたくはない。


テレビでも見れば？

音楽を聴けば？



今は、明日の食料、燃料をどうするか？

余震のストレス。


出来ることなら、私達被災者もあなたの世界に飛んで行きたい。




吐き気のするような映像。そんな風景の中に生きている人はいるのです。

トイレをしても流す水だってない所もある。


逃げ出したくたって、行くところがない。


野球場の冷たいコンクリートに段ボールをおいて、毛布を敷いてその上に寝ているのです。



熱を出して寝ている子供に市販薬を飲ませながら、知らない人のいる避難所で子供を抱っこしている人もいるのに。


いくら、私が書いても、所詮他人事。

ＰＣのスイッチを切れば、おしまい。


それでも、いい。

私は、私。



つまらなと感じる方は、楽しいドラマ、繰り返すテレビ番組に文句を言ってください。


私達は、正確な原発の情報が欲しいだけ。


これから、この地で米を作り野菜を作り、水を飲み生きて行くのです。



東京電力！！！！！！福島第1原発！！！！！


にくい。