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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:家族
第1次世界大戦の終結日にちなみ、11月11日は Remembrance Dayと呼ばれ、戦没者を追悼・慰霊する日です。
バンクーバーでも式典が行われましたが、出かけずに、家でテレビの中継を見ました。 ダーリンの大叔父(祖母の弟)が第一次世界大戦で亡くなっています。写真の大叔父はダーリンの若い頃によく似ています。 私の家族では第二次世界大戦で亡くなった人がいます。私の伯父が、出征したまま帰らぬ人となりました。母の長兄で、母とずいぶん年が離れていたので、母にもほとんど記憶がないようです。 前回帰省したとき、お仏壇にあった写真を焼き増ししてカナダに持ち帰ったのを思い出し、今日、Remembrance Day に取り出してみました。 第二次世界大戦では、カナダと日本は敵方だったわけですが、数十年経ってしまえば、亡くなった命の重さに敵も見方もありません。 戦死した伯父の写真はこの一枚しか残っていないと思います。祖母も伯母も薄化粧して、身なりを整えているようなので、戦争の前期、昭和17年ごろの写真だと思います。母は3、4才くらいに見えます。 祖母は当時40歳を超えた頃、祖父が亡くなったばかりで、頼みの長男が出征してしまうとなると、さぞ心細かったことでしょう。 伯父の人となりや、エピソードなどを母から聞いたことはまったくありません。母が幼かったので記憶があいまいだというばかりではなく、一家の中で、伯父の話をすることはタブーだったのかもしれません。 ふたりの伯父と祖母は故人となりました。 真ん中の幼女が私の母です。 母のふたりの姉のうち、右端がこの間までバンクーバーにいたE子の祖母になります。来年米寿を迎えますが、健在です。(もう一人の伯母は、入院中です。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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