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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:どうってことない日常
先日壊れたラップトップのハードドライブをやっと受け取りました。配達予定は水曜日でしたが、もちろん平日は仕事。何かと取り込み中の我が家、やっと取りに行き、テクニカル・サポートに電話を掛けました。
ハードドライブを入れ替えて、初期設定をするのをテクニカル・サポートが電話で指示してくれるということなのです。 コールセンターはおそらく南アジアのどこかで、訛りの強い英語で何度も聞き返さないと、「サービスタグのナンバーは?」というような簡単な質問すら聞き取れないくらいです。 それでも、古いハードドライブを取り出すところまではよかったのです。 さて、新しいのを取り付けるという段になって、古いハードドライブのプラスチックのホルダーについているネジが私のドライバーでははずれません。ドライバーは各種持っているのですが、そのネジに合うのは眼鏡用の小さなドライバーのみで、硬く締まったネジが回らないのです。 ドライバーを買いに行かないと、作業がこれ以上進みません。 さすがのテクニカル・サポートも手も脚も出ませんでした。 先週電話で、新しいハードドライブを送ってもらって、サポートを受けながら自分で取り替えることになると聞いたときには、頭が回っていなかったのですが、どんな工具が必要で、ドライバーの大きさは何番ということまで聞いておくべきでした。 若い人や女性で、工具が何でもござれで揃っているというのも珍しいと思います。 テクニカル・サポートは、「電話を掛けなおしてあげるから、何時に掛ければいい?」と聞くのですが、これからホームセンターに出掛けるのに何時に帰ってくるのかなんてわかりません。 すぐ家を出られるわけじゃなし、帰ってくれば夕食の支度の時間になってしまうし...。 「ドライバーを買ってきて、そのうちこちらから掛けなおします。」ということになりました。 担当の人はいい人で、「電話ホールドしてるから、近所の人に借りに行ってきてもいいよ」などと南国的なことを言ってくれるのですが、こちとら一軒家ではなく、集合住宅に住んでいるのです。マンション住まいの人のどれだけが工具をもっているでしょう? 一軒家にしたって、昨今では同じようなものではないでしょうか。 自分でモノを修理すると言う習慣がなければ、工具なんてありはしないのです。 なんだかツイているようで、ツイていない。 会社はちがいますが、9月に買った洗乾機は配達・組み立ての際に部品が壊れて、新しい部品で組みなおしてもらうまでに2ヶ月かかりました。いろいろな手違い、連絡ミスの連続で、毎週カスタマー・サービスに電話していました。 カスタマー・サービスが悪いわけではないのです。部品の係、配送係、セールス…いろいろなところに電話を回されたり、自分から電話したり。それぞれがとても親切に対応してくれるのですが、大きな会社ゆえ、それぞれが噛み合っていないようなところがあり、あきれるほどの時間がかかりました。 イラッとしましたが、電話で話す人、話す人、皆がいい人たちで怒る気も失せ、自分が「モンスター」なんじゃないかと不安になってきてしまうほどでした。 今回は、洗乾機のときとは事情が違うのですが、思ったほど簡単にコトが進んでいかないというところは同じで、電話の相手が親切ないい人というところも同じです。 気が長くないとやってられませんわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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