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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:美容・コスメ・エステ
行ってきました。痛かったけど、満足な出来上がりです。
アーティストのショーナは、メイクアップ・アーティストからの転身で顧客には芸能人などもいるようです。国外からもお客さんが来るということですが、この人を捜し当てるのには時間が掛かりました。 ウェブサイトは以前にものぞいたことがありましたが、そのときはタトゥー系の店、あるいはごく若い人向けの店と思っていました。そう思った第一の理由は、料金の低さでした。 他のアートメイクの店の8割ほどの料金設定。スペシャルで特定のメニューをさらに安く提供していることもあり、とても正規のサービスが受けられるようなお値段には思えないのです。 私がそう言ったら、ちょうど料金の見直しをしていて、近々ロケーションを変えるのでその際に料金も変えようと思っていたとのことでした。 また、個人でしているので料金を上げたらお客さんが寄り付かないかと心配しているとも言っているので、「たぶん逆で、あまり安いとかえって不安になる」とコメントしたら、「それはいい後押しをしてくれた」と喜んでいました。 施術前のカウンセリングは入念で、特に眉の形を決めるのには1時間くらい掛かりました。 もともとの眉をベースにしているのですが、やはり眉毛というのは「眉毛の形はこうあるべき」という型どおりに生えてはいません。地を生かしながら角度や長さを少しずつ変えます。 ほんの2ミリくらいの上下で自分の顔じゃなくなるように見えます。私が自分で違和感がなく、かつ完璧に近いラインになるように。 誰の顔もそうだと思いますが、私の目の形、眉の形は左右違います。顔の真ん中に鏡を置いて半分ずつ見るとよくわかります。 右目、右眉の方が丸みがあります。眉の形を左右完璧に描くと、目の形の左右の違いが際立ってきますので、両目、両眉が同じような形に見えるように描くということは、「左右対称に描く」ということではなく、「左右対称に見えるように描く」ということでもあります。 そういうことは見慣れた自分の顔ではなかなか気付きにくいことです。 ショーナのやり方は、描いては私に大きな鏡と手鏡で見せ、写真を撮ってディスプレイで歪んだところがないか確認し、またやり直し…という手順を繰り返します。何枚写真を撮ったのかわからないくらい徹底的にパーフェクトな線を追求するという感じです。 普段のメーキャップでは、そこまで慎重になることはありませんが、消えないアートメイクですから1時間もそれにかけてくれることを本当にうれしく思いました。 ズボラな私の方が飽きてくるくらいだったのですが、ショーナは「自分は完璧主義者だから」と言っていました。 わざと眉の手入れをしない状態で行ったので出来上がりのラインはもともとの眉の位置を最大限に生かした形になり、今後剃ったり抜いたりする部分もおそらく最小限でしょう。 ラインが決まったら、次は色です。 眉は濃い茶色、アイラインは黒にする予定だったのですが、黒のインクは青みを帯びた暗い灰色に変化してくると聞き、両方とも暗い茶色にしました。黒よりはやわらかいですが、本物の黒色よりは黒っぽく見えます。 ショーナのアイラインが黒ということでしたが、なるほどアイライナーの黒とは違って青っぽいです。白人にはいいかもしれませんが、アジア人の肌には向かない色味でした。 その後、ラインに沿ってマークを入れ、麻酔クリームを塗って待つこと30分。 施術が始まってからは、表面を削ってからまた麻酔クリームを追加ということを繰り返します。 アイラインはそれでも痛かったのです。眉は痛みはほとんどありませんでした。 私には麻酔が効きにくいようです。 永久脱毛の時にもキシロカインがまったく役に立たなかったといったら、時々そういう人がいるということでした。普通だと圧迫感はあっても痛みはほとんど感じないそうです。痛くともストレスボールを握り締めて耐えられるくらいですから、麻酔は効いていたと言えるのでしょう。 痛みが増したのは施術後1時間くらいからで、あまりに痛いので夕寝してしまったら起きた時にはだいぶ治まっていました。 術前に一番不安だった痛みについて言えば、痛くないとは言わないけれど、想像していたよりもずっと楽でした。 アートメイク施術直後の眉は、湿った海苔をペッタリ貼り付けたみたいに見えるとも聞いていたのですが、あまり不自然さはないです。 ダーリンは、眉のアートメイクには大反対だったのですが、施術直後の麗しいとは言えない状態でもすでに前言を撤回しています。思ったよりもずっとナチュラルな感じだったからだと思います。
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最終更新日
2012.01.15 17:12:36
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