アートメイク、その後　５

2012.02.24

　下アイラインを入れた翌日、時間にして２４時間で、もう痒くなってきました。上瞼のアイラインの時は、２日目にはまだ相当に痛かったので、違いはハッキリしています。下アイラインの回復は早いと言われたばかりですが、本当に「もう？」って感じです。

　実は、施術前には気になることがたくさんありました。
　下アイラインは半分なので、ラインの始まりと終わりはどういうことになるのか。「ハイ、ここから始まり！」というようなクッキリしたラインになってしまったら、上瞼と違って化粧でごまかす術もないからです。

　現時点では、少なくとも失敗ではなかったと思います。
　消極的にしか言えないのは、まだカサブタにもなっていないからですが、今の状態でも濃すぎず、じゅうぶん自然です。カサブタと一緒に色も落ちて、薄くなってしまったとしても、少なくとも失敗ではない（その場合は成功とは言えないけど…）ということ。もし、色があまり出なかったとしたら、多分やり直しはしないです。

　下アイラインはあまり目立たないのですが、以前よりも上アイラインが目立つようになりました。相乗効果？　不思議なものです。
　「ほら、ほら、アートメイクしているのよ」と言わなければわからないほどナチュラルなのですが、顔がスッキリして見えます。視線が上に集まるので、顔の丸いのが目立たなくなるのかもしれません。

　同僚のＲＬは派手好きで、私のアートメイクについても「もっと濃くすればよかったのに」と言います。「お金を払ったのだから、そんな見えるか見えないかじゃなくて、ちゃんと『やりました』って感じになるようにするべきだ」と彼女は言うのですが、私はそれだと大失敗だと思うのです。

　刺青もレーザーで消せる時代ですが、アイラインのアートメイクをレーザーで消すことはできません。彼女は、化粧したときの顔を元に考えているのですが、私は素顔を基準にして考えています。
　私は嬉しくて嬉しくて、皆に見せているのですが、自分から言わなくてもひと目でわかるような顔になってしまったら、私だったら困るな。

　先日、ショーナの店で私と入れ違いに帰った女性は、（彼女の好みということでしたが）かなり太い眉にしていました。アイラインもアイシャドーのように太いラインの、パンダみたいな顔にしたい人もいるそうです。いろいろな人種がいるので、それぞれにトレンドがあるのでしょうけど...。
　好みも人それぞれなので、施術するアーティストは大変だろうな、と改めて思いました。