旅行の準備　～２０１２年バージョン～

2012.03.05

(2)

　昨年、里帰り（震災の影響でキャンセルになってしまいましたが）の準備をしているときは、楽天ショッピングにはまっていました。
　毎日、ネットで着る物から書籍、食べ物・アルコール類などなど、雑多なものを買いまくって、キャンセルが決まった時には日本の家族はその荷物をどうしようと途方に暮れたようです。

　今年は、買い物はほとんどせず、各種の医者や、エステ、美容院通いが旅行準備になっています。
　長く海外にいるといろいろ構わなくなり、いっちょ前に年だけはとってくるので、尾羽打ち枯らした姿で帰りたくないです。

　それに加え、私たちの留守中にダーリンが同僚を招いてパーティーをする予定で、招待状まで作っているような有様。何故？と疑問なんですが、精神に問題を抱えている人の行動は、まったくもって理解できません。
　我が家は大勢の人を招けるような状態ではなく、荷造りと平行で大掃除もしています。肝心のダーリンは掃除なんてことは考えてる様子もなく、私としてはパーティーなんて無理だと思いますが、もしもパーティー決行となったら、この荒れようを同僚たちに見せるわけにはいきません。
　忙しいのに、よけいな手間を掛けさせないでほしいです。

　冷蔵庫の物もお菓子の材料などは旅行前に作って処分し、調理が簡単なものだけを買うように心がけ、キッチンの戸棚も乾物や缶詰などをストックしました。
　今もチーズケーキを焼きながら、これを書いています。チーズケーキを焼いても、食べてる間があるかどうかわからないのですが、クリームチーズが古くなっちゃうから。

　家事に追われています。
　家事に追われているから、美容院とかエステというような発想になるのでしょうか？

　旅行の準備はそういう雑多な家の中のことのほかにも頭の痛いことがたくさん。

　娘の小学校は今日から先生たちのストライキに入り、娘は旅行前まですることがありません。学童保育はもう卒業しているので、かえって居場所がないのです。一日中ひとりにしておくわけにはいかないので、短時間のバケーションを取って娘の世話をしつつ、仕事もしています。
　娘は、今年から英作文の特別なプログラムに加わり、ストライキ中でもそのプログラムは課題が出ています。ストライキになるので、たくさんの課題を与えられたというべきなのかわかりませんが、その連絡は親に来るので、娘に「課題は終わったの？」とハッパを掛けるのもよけいな仕事になりました。

　仕事レベルの準備も今年はいつもと違います。
　今のポジションについて１０年。今年初めて、ペイロールの区切りの２週間、最初から最後まで丸々休みます。いつもは、少しでも早く帰って自分で終わらせるのが常でしたが、今年はギブアップ。

　上司が代わり、当たり前みたいにいろいろ任されても、肝心の上司はそれが本来は自分の仕事だということを理解していないので、感謝もねぎらいもありはしません。
　まったくヤリガイがないのです。
　そんなこんなで、給料の〆を２回、誰かに任せるわけですが、そのバックアップの人も誰になるのか直前までわかっていないような状態です。でも、私自身は「後は野となれ、山となれ」の心境です。

　これまで一生懸命やってきたけど、私じゃなきゃできないということではないのです。もし、私がいなくてトラブル続出となるなら、何か、今のシステムが間違っているというわけ。
　とりあえずできるだけの準備をして、木曜日の出発の時にはキレイサッパリ忘れるつもりです。

　同僚のＲＣが、「バケーション前にランチに行こうよ」としばらく前から誘ってくれているのですが、そんな時間はありません。
　帰ってくればまたまた忙しくて別の理由を見つけて断るのかもしれないのですが、手抜きして仕事をすることも覚えないと、自分をどんどん追い込んでいくことになるのだろうなと感じている今日この頃です。