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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:2012 Japan
日本から帰って1週間。娘はいまだにハンバーガーを食べ続けています。
旅行の終わりごろ、もうご飯(米)は見るのも嫌と言ったその言葉通り、ご飯には手をつけていません。ご飯で育った子なので、そのうちにまた食べると思うけれど。 日本の実家の父母は、年齢のせいもあるかと思いますが、とにかく食卓に並ぶのは米、米、米でした。 ベジタリアンというわけでもなく、野菜も煮物や漬物少々という感じで生野菜は皆無、とにかく「ご飯」が文字通り主食という食生活でした。久しぶりに帰ったので、驚きました。 昔はこんなじゃなかったのだけれど。 もっと長くいるならキッチンを自由に使わせてもらったりなども考えましたが、なにしろスーパーに行くのにも家族に送迎を頼まなければならないような状況で、デパ地下のお惣菜を買ってくるのがせいぜいでした。 娘の食料の買出しと、口に合わず残す料理の処理(もったいないから食べるということ)は私の係で、私のストレスもマックスでした。 私自身も残り物処理に追われ、食べたいものは何も食べられなかったので、バンクーバーに帰ってきて行きたいレストランはたくさんあるのに、娘はとにかく「ハンバーガー!!!」を繰り返すばかり。 そのうちに飽きて普通に戻ってくれると思うけれど。 私も居酒屋に普通に置いてあるような唐揚げとかおでん、マカロニサラダなんかの普通の家庭料理みたいなものが食べたくてしょうがないので娘の気持ちはわかります。まったく違うものを欲しがっているわけですが、気持ちはいっしょ。 実家に帰れば家庭料理が食べられると思っていたのに、もう私がいた頃の家庭とは事情が違ってきているわけです。 結局、自分のいる所、自分の住む家がだんだん「家庭」になってきて、実家は他人の家になっていくということですね。 日本で食べたいものもたくさんあったので、秋にお忍びで、家族にも誰にも知らせず単身帰って、温泉と料理を楽しむような旅でもしたいものだと本気で考えています。 北海道とか、北陸とかよさそう。
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最終更新日
2012.03.31 01:26:42
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