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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ローカル情報 in Canada
長い間お世話になった Book Off が、6月下旬をもって閉店するそうです。
Book Off ができてから、日本の書店が次々に店仕舞いし、とうとう何もなくなるわけです。もしBook Off ができなかったら、日系書店も細々営業していたかも?と思うと複雑な気分です。 駅ビルができると駅前商店街の個人経営の書店が影響を受けて倒産したり、閉店したりすることがあります。駅ビルの中に唯一の書店が残ったと思ったのに、それが閉店するようなかんじです。 もちろん、それは例えというもの、で距離的には他の日系書店とBook Off は離れていたのですが日系コミュニティーは小さいです。 Book Off は場所柄もバンクーバーの一等地で、エリア的にも経済的に余裕があり、長く住む人が利用しやすい場所ではなかったかもしれないです。若い人の立ち読みがものすごく多かったから。 バンクーバーの住宅街の合間に、2ブロックくらいの小さな商店街がある地区がいくつもあるのですが、そういう小さな商店街の店には常連客がいて、他の地区の店より多少値段が高くても近所にある商店街を存続させるためにできるだけそういう店で買い物をするようにします。そういうのをパトロンと言うのですが、日本人は少しでも安いのが好きだから、余分にお金を落としてパトロンになるような考え方はしないかも。 Book Off の漫画なんか、その場で読んじゃえばタダだから…というような利用の仕方をしていたら、ビジネスは成り立つわけがないです。 バンクーバーでも書店は少なくなっていて、ディスカウントのチェーン店の書店などけっこう利用客がいたように見えた店さえも閉店しています。デパートの中に本屋さんはないから、ダウンタウンにはチャプターズくらいしかありません。 電子書籍の時代なのでしょうか。 カナダ宛の郵便には書籍小包はないので、日本から書籍を郵送してもらうというのは現実的な考えではありません。シアトルまで出かけて買うか、パピレスなどを利用するしか方法はなくなりました。 実は、これまで電子書籍というのは朝日新聞のWEB新書くらいしか利用したことがないのですが、これを機会に一気に電子化するしか方法がないようです。 私がもう少し年をとっていたら、電子書籍どころではないのですが、まだ新しいことを始められるギリギリの年代かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.26 18:37:33
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