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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:どうってことない日常
先日、娘の古いおもちゃをチャリティー団体の Big Brothers に引き取ってもらったのですが、それとは別に、箱にうまく収まらないようなおもちゃを無料で引き取ってくれる人を地元の掲示板で探しました。
眠れずに何度も目が覚めてしまった日があり、夜中というより早朝に掲示板にトピックを立てたのですが、それから日が昇るまでの数時間の間に十数件の問い合わせがあり、慌ててトピックを閉めました。 十数件の問い合わせがあっても、電話番号入りの問い合わせは2件でした。 「売ります」ではなく、「あげます」というトピックを立てたのは、面倒な交渉をすることなく確実に誰かに持っていってもらいたかったことと、何日の何時というわがままな時間設定をしても「あげます」なら誰か来るだろうという読みがあってのことでした。 「売ります」ということにして、何度もメールを交換して、当日すっぽかされたりしながら$10くらいもらっても、それこそ時間の無駄というものです。 面倒をしたくなかったので、もちろん電話番号をくれた人に真っ先に電話しました。一人は留守電、一人は直接話せたので即決まってしまいました。有料なら、それがどんなに安価でもこうはいきません。 この直接話せた方のメールが、また、とても感じのいいものでした。 お子さんが最近そのおもちゃに興味を持ち始めたということなのですが、簡潔ながら子供さんの様子が目に浮かぶようで、電話する前からこの親子に引き取ってもらいたいと思っていました。メールの順序でいけば、この人のメールが一番最後に来たのですが、10数件ものメールの中で唯一人だけ、インターネット越しに見知らぬ人と話しているという硬い感じがありませんでした。ネット相手じゃない、人間的なものを感じたのです。 年齢的に明らかに不相応なのに、タダだからもらうというような文面のメールもありました。そういうのはいい感じはしません。 人にあげてしまえば、そこから転売するも実際に使うも貰った人の自由なのですが、やはりできるなら誰かに大事に使ってほしいものです。 このメールの方は、普段のコミュニケーション能力もすごく高いのじゃないかと思います。日本語のメールだったのですが、様子が目に浮かぶような表現を数行の文章で書ける人は、おそらく英語でも、というか言葉が話せなくても人柄がわかるような何かしらの表現ができる人なんじゃないかな、と思いました。 メールをもらった全員に引き取り先が決まった旨を返信しましたが、それに対しての返信も2件ポッキリでした。最初の感じのいいメールも、返信に対する返信のメールの主も全員(名前からすると)男性です。 インターネット上の取引にはマナーってないのですね。 「あげます」トピでもらえなかったら、もう用はないってことなんですね。 次回「あげます」がある時は掲示板に新たにトピックを立てる前に、返信してくれた人にメールを出して、興味があるなら引き取ってもらいたいものです。 「わざわざ返信ありがとうございました」と書き送ってくださる方たちなら、きっと時間も守ってくれるだろうし、きちんとした人たちでしょうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.09.24 17:21:06
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