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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:つれづれなるままに
休眠口座の預貯金で、地方の大雪対策 政府が検討へ
朝日新聞デジタルの記事を読んで思い出しました。私にも休眠口座があるんです。 休眠させたかったわけではないのですが、解約できず、カードで引き出すほどの残高もなくそのままになってしまった口座です。 現在とはシステムが違うのかもしれないですが、もう20年以上も前になります。 問題の口座は学生時代に使っていた某地方銀行の口座です。 卒業後も時々その街を訪れていたので、口座は残したままでした。数年経って、もうその街に住むことはないと諦めがついた時点で解約しようとしたのですが、口座を開設した時の住所がわからなくて本人と認めてもらえませんでした。 学生時代に同じ町内で1キロほどの距離を引っ越していて、その時に住所変更をしていませんでした。控えを引っ張り出し、1年だけ住んだなじみの薄い住所を書類に書き込んだのですが、一致しないということでした。 住所は同じなのですが、記載の仕方が微妙に違ったのです。 例えば、「123番地の1」なのか、「123番1号」なのか、「123-1」なのか、どういう風に登録したのかわからなくなってしまったのです。 私の登録した住所はアパートの大家さんから渡された住所だったのですが、いわゆる役所が住民票などに載せる時の正式な表記とは微妙に違っていたのです。 運転免許を取ったのもその住所を移ってからのこと。何年もたっているから光熱費の支払いなどの過去の記録から本人を証明することはできないし、現住所は他県のものだったので身分証明になるもの一切は名前が同じというだけの証明にしかならず、本人と認められませんでした。 銀行窓口は平日しか営業していませんが、数百キロ離れた実家のある都市からその街まで平日に出掛けて行くことは普通ありません。普段は遊びに行くとしても週末か、連休のとき。 用事もあるにはあったのですが、わざわざ平日に仕事を休んではるばる出掛けて行って解約できなかった時はショックでした。 大金が入っていたなら何か手続き方法があったと思いますが、小額だったのでバンクカードで引き出せる千円単位まで引き出して、残高はそのままです。 銀行側も「カードが使えるなら、カードで下ろせる分だけ下ろせば、その方が手間がないですよ」というような内容のアドバイスをくれました。 もう引き出しも解約もできない口座なので通帳もカードも捨ててしまいました。今では口座番号さえもわからないですけど。 私の休眠口座は千円以下の小額ですが、私のように下ろすに下ろせず、解約もできずというような人もたくさんいるのではないでしょうか。 数百円のことなので、難しい手続きをするよりは忘れた方がお互いのためというような気もしますが...。 その数百円が何かに生きるならいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.14 02:18:09
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