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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:インビザライン
歯列矯正のためのカウンセリングに行ってきました。
娘は昔からあるワイヤー式の矯正をしていますが、私のは invisalign(インビザライン)と呼ばれる、薄い透明のマウスピース型の矯正装置です。 ↑ これは、サンプル模型。 透明なのでほとんど目立たず、大人の矯正には最適です。ただ、あまりにも歯並びが悪かったり、歯周病がある場合はこの方法は使えないそうです。 日本では100万円以上もかかるというインビザラインですが、私のクリニックのK先生はエリート・プロバイダーで、BC州で唯一、インビザラインの会社のラボの代金が掛らないそうです。 患者への請求もその分安くなっています。インビザラインも、普通のワイヤーの矯正も治療費はほぼ同額で、6000ドルほどです。 私の場合は、娘と同様にデンタルプランですべてカバーされます。というか、全額カバーされることがわかったから治療を始めることにしたのですけど。 昔むかし、30歳くらいの頃(その頃は親知らずが生える前で、歯並びは問題ありませんでした)、40代前半の知人がワイヤー矯正をしていて、私と同年代くらいの人たちが「今頃、矯正なんかしてどうするつもりなんだろう?」と陰口をきいていたのを知っています。 私は知人よりさらに年をとってから始めるわけです。 親知らずに押されて歯列が乱れてきても、自分自身が「今さら...」と思うからこれまで何もしなかったのですから、若い人が同様の疑問を持つのはむしろ当たり前でしょう。 カウンセリングの時に、「今さら...なんですけど」と言ったら、「何言ってるの! 昨今は50代から始める人だって多いんですよ。」とハッパかけられてしまいました。 50代で矯正を始める人というのは、加齢による歪みの矯正も含むようです。私のような親知らずに押されて歯列が乱れたのを治す人もいるし、抜歯してできたスペースを利用して念願の歯列矯正をする人もいるということでした。 K先生の最高齢の患者は、74歳で矯正を始めた女性だそうです。「えっ? そんな年で始めてどうするの?」と言ってから、ハタと気づきました。 10代、20代の若い人は私が矯正を始めたら「えっ? そんな年で?」と言うでしょう。 40代の私が、70代に言うそのまったく同じことを。 若い人と同じ反応をするなら、私はまったく成長していないんですね。 でも、70代でも遅すぎないんですか? 本当に? 70代半ばで矯正するだけの歯の数が揃っていて、しかも歯茎や骨がしっかりしているという方がすごいことかもしれないですね。誰にでもできることじゃないですよね。 さてさて、 私は今日、写真やレントゲン・歯型をとったのですが、アライナーと呼ばれる矯正用マウスピースが届くのに5週間かかるそうです。私の矯正はそこから始まることになりますので、初夏からですね。 インビザラインは食事や歯磨きの時はアライナーを外します。夏になってビールの季節になったら、飲み会の時はどうするんだろう?というのが気になるところです。長時間の飲み会には参加できなくなるのでは?とちょっと心配です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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