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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ローカル情報 in Canada
バレエBCの公演「ジゼル」初日、友達と行ってきました。
私は地方都市の出身なので、日本にいた時はバレエの公演を見る機会は限られていました。カナダに来てから、バンクーバーでは地元とは比べ物にならないほどチケットはとりやすいのですが、子供ができてからは何もかもが子ども優先で自分の趣味どころではなかったな、と最近気づいたところです。 子育て真っ最中にそれに気づいてしまったらとても辛かったのではないかと思いますが、子どもが小さいころはそんなことを考えている間もないほど忙しかったので。 今日の「ジゼル」は娘も行きたがっていたのですが、チケットを取るのに出遅れてあまりいい席が取れなかったので、大人だけということになりました。 いい席ではないということは、背の低い子どもにはじゅうぶんに舞台が見えないかもしれないということなのです。また、子連れだと平日夜8時の公演は翌日に差し障るので、必然的に金曜日か土曜日の公演になります。よけいチケットが取りにくいわけです。 私にすれば、いい席ではなくとも、行かないよりは行ったほうがいい。 QEシアターでは、幕間にアルコールも飲めるので、友達と行くならまた別の楽しみ方があります。 楽しみにして出かけたのですが、言葉も出ないくらいガッカリして帰ってきました。 現代風の振り付けと聞いていたのですが、まさかここまでとは。私の知っている「ジゼル」とまったく別物でした。 今日が初日で、明日あさって公演を観に行く人もいると思うのでネタバレしない程度に書いていますが、パンフレットにあるストーリーを抜粋します。 Act 1 The prologue is an encounter of two men, Albrecht and Hilarion. They are lovers. 第1幕 物語の始まりはふたりの男性の出会い、アルブレヒトとヒラリオン。ふたりは恋人同士。 ここまでで振り付けだけではなく、物語の構想までもがまったく別物だと想像がつくと思います。衣装も奇抜なものでした。バレエBCらしいといえば「らしい」ので、私の期待が間違っていたのでしょうけれど。 結果的に娘を連れて行かなくて大正解でした。 バレエの公演から戻って余韻に浸るどころではなく、You Tube でスカラ座のフルバージョンの公演のビデオを観ているような体たらくです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.27 03:17:50
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