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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:バイリンガルにならなかった娘
昨日の続きですが...、これが処方されたエピペン。緊急時の注射器具です。
透明プラスチックの携帯用ケースに入っていますが、注射器自体も普通の注射器のような形状ではなく、修正ペンの大きいのみたいな形をしています。オレンジ色の部分が針のカバーで、それを外して使用するのですが、そのあたりがどういう形になっているのか見ていません。見る機会がないほうがいいです。 アレルギーの症状で呼吸困難になったらこれを使うのですが、タイミングが難しいと思います。ひどい状態になれば、意識が朦朧とするなど自分で注射することはできなくなります。だから、「迷ったら注射を!」と言われているのだと思います。 効き目は即効ですが、持続時間は10~15分で救急車を呼ぶまでのつなぎの時間しかありません。 エピペンは有効期限が約1年なので、使わなくても毎年買わなくてはなりません。通常は、家用とカバンに入れて常時携帯用と2本処方されるそうです。アレルギーのある同僚たちが言っていました。 費用は1本100ドルもします。我が家は幸いにもエクステンドメディカルで100%カバーされるので無料になりますが、保険がなかったら痛い出費です。 この薬の値段は日本でも1万円前後するようです。たぶん、日本のアレルギーの人たちも出費に頭を抱えていることでしょう。 薬の値段って、喘息の薬などがそうなんですが、予防薬は高いけれど緊急時に必要なものは安いと思っていました。そうでないと、緊急時の薬を用意するのが難しくなるので...。 緊急用の薬を経済的理由で買えない人がいるのでは困ります。また値段のせいで、使用を躊躇するようなことがあっても困ります。こういう種類の薬には何らかの公的補助が出ればいいですね。自分が必要になるまで、わかりませんでしたけど。 娘は、ベビーシッターの講習会でエピペンの使い方も教えてもらったそうで、使用法の基礎的な知識はありました。その講習時には、自分にも必要になるとはもちろん思っていなかったのですが。実際に使わなければならない場面で、使用法はわかっても、注射や注射針への恐怖感が邪魔しないかと心配です。 これは娘には言っていないのだけれど、(同僚によると)エピペンの注射は筋肉注射なので痛いらしいです。命を救うためのものなので、インターネットで調べてもエピペンの注射の痛みについては言及されていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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