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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:2013 Japan
日本里帰り中に、リゾート地に行くので、そこでたまたま行われるイベントのチケットを手配しました。
自由席は全国のコンビニや旅行代理店でも買えるのですが、指定席は公演事務局に電話しなければならないので、ドキドキしながら電話しました。 問題なのは支払い方法です。 「実はまだ海外にいるので、銀行振り込みができないんです。クレジットカードで支払いできますか?」と訊くと、「公演の日まで1週間ほどしかないのでクレジットカードは受け付けていません。当日受付で現金と引き換えになります。」とのこと。 えっ? 支払いなし、保証金なしでチケット予約ができるんですか? 20席だけの特別席の予約でその対応です。 イベントの当日はその地で宿泊予約をしているので絶対に行くのですが、私の言葉だけを信用してくれちゃっていいの? とちょっと戸惑いました。 連絡先の住所や電話番号は訊かれましたが、日本ってまだまだクレジットカードよりもお客が「行きます、予約します」と言ったその事実の方が信用されるっていうことでしょうか。 同僚にこの話をしたら、皆驚きました。 実は宿泊予約も、「当日現金払い」ということで、クレジットカード自体の出番がありませんでした。 カナダではもちろんクレジットカードがなければホテルの予約自体ができません。チェックアウトする時に現金で支払うことはできますが、キャンセルその他の時はクレジットカードに請求が行くからです。 でも気をよくしてばかりはいられません。 今回の旅先のこの地では、ホテル(ペンション)でもイベント会場でもクレジットカードが使えないくらいですので、その周辺ではクレジットカードを使うというオプションはないのでしょう。しかも不案内な土地だからというだけではなく、ATMも近所にあるのかどうか…。 もしも…を考えて大金を持ち歩くのも面倒です。 北米では、どんな小さな店でもクレジットカードか、銀行カード(デビットカード)が使えます。だから現金をたくさん持ち歩く必要がありません。現金を使うのは小銭でジュースでも買うときだけ。10ドル前後の支払いでもデビットカードを使い、もしもの時にはクレジットカードを使えばいいからです。 日本人にとっては、お財布に数万円入っているくらいでは大金ではないのでしょうが、こちらでは数百ドルキャッシュで持ち歩く人はいません。たいていの人は数ドル、数十ドルの現金とカード類を持ち歩きます。 お財布の中に20ドルしか入っていなくても平気で出歩けるような生活を長くしてきたので、お財布に数万円も入っていれば気になります。今どき修学旅行生でも数万円の小遣いに緊張したりしないのでは? クレジットカードなしで口約束みたいに予約が取れて、信用されているみたいで気分をよくしましたが、考えてみれば不便なものですね。 こういうのがライフスタイルの違いなんでしょうね。 結局、慣れているやり方が一番安心でき、心地いいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.03 01:08:10
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