|
テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:2013 Japan
実家、甲府の今日の最高気温は40.7度。
地方気象台の観測史上最高の気温だそうです。 私が子どもの頃はこれほど暑くはなかったので、気温40度超えというのは初めて経験しました。 まず、朝から様子が違いました。 朝のうちは比較的涼しく、屋内で網戸にしておけばクーラーなしでも10時ぐらいまでは過ごせるものなのですが、今朝は8時前からクーラーなしではいられないほどに暑くなってきました。 その頃に、地区の防災スピーカーから熱中症を警告するアナウンスが町内に響き渡りました。これは小学校の学区内の中にさらに別れた地区の自治会の放送で、普段は地区の行事などを知らせるものなのですが、田舎の方でこういうのを見聞きしたことのある人はけっこういるのでは? 普段、防災スピーカーから流れてくるのはたいてい誰かが亡くなったお知らせなので、熱中症の警告も真剣味がありました。 気温40度ともなると、暑いなどとは言っていられません。 冷房のきいた車から降りるときなど、ドアを開けたとたんに胸をド突かれるようで、思わずドアを閉めてしまうほどです。熱風に胸を押されて息ができないようなのは初めての体験です。これは年寄りだったら、相当な心臓の負担になるはずです。 部屋をあまり冷やしてしまうと外に出られなくなるので、エアコンの設定を28度くらいにしているのですが、部屋の寒暖計は32度くらいまでしか下がりません。 エアコン嫌いな父がその暑さでもスタスタと家庭菜園に行ってしまうので、気が気ではありません。 熱中症にならないようにたくさん水を飲んでいるのですが、家のすぐ前にドリンク類の自動販売機があり、カナダ育ちの娘は自販機が珍しく、1日に何回も小銭を持って出かけていきます。 カナダではコミュニティーセンターのような場所に自販機があるくらいなので、自分の家の専用のような場所に自動販売機があるという環境が珍しいのです。 娘を観察していると面白いです。 屋内にいて自販機の「いらっしゃいませ」という声が聞こえると、たぶん娘なので、2回の窓から覗き見るか注意して聞いています。 娘は日本の小銭がよくわかっていないので、手持ちの小銭を自販機に入れていきます。120円のものを買うのに100円玉と10円玉ではなく、1円でも5円でも何でも入れて緑のランプが点灯するのを待ちます。 足りないと家に戻ってきて「ママー」と叫ぶのですが、その間に自販機の方は時間切れでお金を払い戻し始めます。 「チャリン、チャリン、チャリン。…お釣りをお取りください。…ありがとうございました。」という声が自販機から聞こえてくるのに、娘が階下で叫んでいるような時には問題ありなのです。 「自販機からお金取ってきなさいよ。」 「いや、まだ買ってないんだって。」 「でもお金が戻ってるから、取って来なさいよ。」 「知らないくせに、なんでそんなこと言うのよ?」 いえ、知っているんですけど。 すぐにお金を取りに戻らず、私から20円受け取って自販機に戻っても、極端な話が2時間くらい後に取りに戻ってもお金がそこにあるようなのどかな土地柄です。 最高気温: 40.7度 最低気温: 25.8度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.12 04:47:14
コメント(0) | コメントを書く |