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テーマ:最近観た映画。(40092)
カテゴリ:映画館で見た映画
題:Revolutionary Road
映画館で見たいなーなんて思いつつ、結局DVDのセルサンプルが届くまで保留状態にとどめていたこの作品。ディカプリオ大好きな私が何でかって?? ・・・なんかどーでもよくないか?この脚本。(やっべ殺される。。。。) いや、作品自体は端正なサム・メンデスの演出があるから。できはいいです。 ただ単に「あるカップルの家庭崩壊」っていう。どう考えても暗ーい結末しか思いつかない大筋が私を映画館に運ぶ足を重く重くしてしまっただけ。
「彼と私は特別だわ。」そう思い続けている。だからこそ、彼女は女優になる夢を追い続けて市民劇団で女優をして失敗したりしてる。彼と釣り合う女であるために。でも、彼はそのことに対して否定的。彼女はなんでそんなことを言うのか分からずに、キレる。そもそもこのカップルの、彼にとっての「彼女」、彼女にとっての「彼」、という互いの「認識」のズレがこの映画の冒頭から描かれている。
あーあ。悲しいなーこんなレビュー。。。
おっけー。このシーンが一番怖い。↓ この作品では特にディカプリオの演技に注目が集まっており、フランクは少年の様な心を持っているという役どころなだけに、まるで子犬の様に妻に向かいギャンギャン吠える姿が印象的だ。また、物語の終盤付近に大喧嘩の後の翌朝の朝食のシーンがあるのだが、これは本作の一番の名シーン。そこでは穏やかな口調で会話するフランクとエイプリルだが、わたしたちはこれから訪れるであろう嵐の前の静けさに気付くだろう。そしてこの朝食のシーンはウィンスレットの女優としての凄みを感じさせられるシーンでもある。
そもそも映画ってさー。誰か一人でも感情移入できる人がほしいわけですよ。「まさかいないんじゃないのこの作品!?」って中盤で気がついたんだけれども。。。いました一人だけ。しかもエンドロールになる直前に気がついた。キャシー・ベイツの夫(また男に感情移入。。。) あ。私?終盤耐えられなくて笑い出した(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2009 02:24:50 PM
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