月が出た、DELLが来た
中秋の 月見酒 孤独かな 昨夜以上に晴れ渡った秋空に、満々たる中秋の名月が冴えわたり浮かんでいる。晩酌の肴は名月だ。いささか肌寒さを感じながらも、ベランダ窓を全開にして東方の峰上の月を飲む。缶ビールが苦い。人肌の燗酒にすればよかった。 二八真夏も終わり商談の秋だ。今朝DELLが届いた。開梱しセットアップをする前に顧客よりCall。レーザプリンタのトラブル対応と、リプレースの見積もり依頼だ。DELLをほっぽり出して急行する。手ひどい紙詰まりだった。 メーカ(の販社)に出張修理を依頼したという。電話口頭見積では\45Kとのこと。なら新しく買った方が安い? よしよし、紙詰まりやったら任しといて、超ベテランやで! 何重にも折り重なった紙を慎重にゆっくりと引っ張り出す。 約30分の慎重で緊張する作業の結果、今回は指先のみですべて取り除けた。ひどい場合にはニッパー、ピンセット、最後はユニットを分解することもある。紙を引っ張り出すのにはコツがある。10数年の経験がものをいう。 販社へ出張のキャンセルをしてもらうが、見積りはほしいという! ナヌ、見積依頼したん? なんやアイミツ(合い見積り合わせ)かいな! ハガキの倍の厚さの組合員証をプリントできる業務用だ。選択肢は少ない。さぁ、取れるかな? 帰HO(ホームオフイス)しDELLにとっかかる。新シリーズのVostroというデスクトップ。今朝の日経朝刊に、またデカデカと広告が出ていた。期間限定とか台数限定といいながら、キャンペーン期間が終わったらすぐに同じキャンペーンを繰り返す。 Cel.420/XP/512/80GB/ROMの本体だけで\37,990。これをカストマイズしXP>Vista/512>1GB/ROM>DVD±RWで44,490。別送の請求書をみるとこのスペックは\66,000。それを(個人事業主)キャンペーンで-\21,510となったらしい。 これはキャンペーンというよりダンピング? いかにMade in CHAINAといえペイするのか? パソコンの自作がブームというが、同じスペックのパーツを集めても、こんな価格では不可能だ。全世界のNetオーダを集約しパーツを大量仕入れしているとはいえ… そうそう、今朝の日経に「低価格パソコン、北米で販売」という小さな囲み記事があった。途上国向けの低価格パソコンを開発する非営利組織ワン・ラップトップ・パー・チャイルド(OLPC)は24日、同パソコンの普及を促すため北米でも販売すると発表した。購入者は399ドルを(約46,000)で2台を買い、うち1台を途上国に寄付する仕組み。 おやまぁ、昨日の記事じゃないけど、\23,000のパソコンが現実になっている? なら$100パソコンも夢ではない。しかし、この企画には夢がある。2台買って1台を途上国に!! いいではないかな? しかし、BRIC'sはいずれ先進国を脅かす…