文鮮明先生み言葉選集 19920405 - 「父母様と歴史的な勝利」(その3/3)
「文鮮明先生み言葉選集 19920405 - 「父母様と歴史的な勝利」(その1/3) 」「文鮮明先生み言葉選集 19920405 - 「父母様と歴史的な勝利」(その2/3) 」「父母様と歴史的な勝利」(その3/3)一九九二年四月五日ソウル本部教会にて 文総裁の使命 今世界では、一年間に二〇〇〇万人が飢えて死んでいます。これに対してどの国も、誰も心配する者がいないので、私はこの二〇〇〇万人の人々のために、あらゆることに手を広げているのです。そのために私は、今回も海に行かなければなりません。若者たちを教育しなければならないのです。海の魚は無限なる資源です。一匹が何百匹にも繁殖するのです。魚たちの世界は互いに食べたり、食べられたりするのですが、それを人工的に保護するようになれば、資源は常に無限なのです。海水をパイプで山の上まで引っ張ったり、あるいは高層ビルにタンクを作って幾らでも養殖できる時代なのです。人類が食糧問題を解決するためにはこの道しかありません。そのために二十四年間やってきました。私は死んだ後にお金を残すことは望みません。歴史の間違ったあらゆる死亡の谷間に宝石を残すことができればいいのです。 イスラエル圏は失敗しました。そして、イエス様が流した血は何かというと、それは血統転換のための血なのです。神様の血統が汚されたのです。神様は血統を汚されたけれど、それを殺すことができませんでした。アダムとエバは堕落した後に、なぜエデンの園を追い出されたのでしょうか、そして追い出されて結婚したのでしょうか? 追い出されて子供を生んだのでしょうか、追い出される前に子供を生んだのでしょうか? アダムとエバは追い出されて、誰を中心として結婚しましたか、神様はその結婚式に参加しましたか? アダムとエバは、追い出されて悪魔と共に結婚したのです。それを否定することはできません。 そのことで、七十三か国の神学者たちと理論的な戦いをして、「統一教会の原理はキリスト教の復活の原理である」とみんなが認めたのです。もはや戦いは終わりました。統一教会は死んで葬送曲が聞こえて来ると思ったでしょうが、私はそんなに愚かではありません。今までは、統一教会の文総裁に対して異端だと反論してきましたが、門を開いてみれば、みんな私の所にやって来るのです。一週間以内で私の側に回って来るのです。四泊五日の修練会で共産党の無神論者たちが唯心論者に変わったのです。アメリカの十か所の大学の天才的学生たちがモスクワヘ行って教授になり、み言を教えたので、教授たちもみんなびっくりしているのです。これが仇討ちの中でも素晴らしい仇討ちなのです。既成世界で最高だといっているハーバード、エール、プリストン大学の学生たちが、モスクワに行って教授になり、原理のみ言を教えているのです。プリストン大学の教授たちも、涙を流しながら「私たちは今まで知らなかった。このような素晴らしい内容に対して政府はなぜ反対してきたのでしょうか」と言っているのです。 今までは偽りのものであると思っていたのですが、本物の中でも本物であるということが分かったのです。皆さんもはっきりと知らなければなりません。これから文総裁の言うことを聞かなければ、会うことはできません。では、どうすれば会えるのでしょうか? 今も自由に会うことができないのです。漢南洞公館に来ることができますか? できないでしょう。先生が帰ってきたとしても、集会の時のキップを一枚もらうのも大変でしょう。だんだん難しくなるのです。 日本に行った時、先生に一目会いたいと思って待っていたのに会うことができなくて、道端で先生の通り過ぎる車を一目見ようと涙を流しながら待っている人々をたくさん見ました。私はそれを見て"ああ、私は大きな罪を犯しているな"と思いました。"私のような罪人もいないだろう"と思ったのです。これは誇れることではありません。その人々の涙は、骨髄から出て来る涙なのです。その涙には、日本の運命が掛かっているのです。日本の二世たちが流している涙なのです。「先生と一緒でなければ行けません」ということです。そのような内的な内容が、一緒になって流す涙なのです。彼らはまだ知らないのですが、これからは多くの統一教会の人たちが若くして入って来るようになります。それを消化し、準備するために日本の体制を整えました。 韓国はこのままでも大丈夫です。ここは半島なので水が入ったり出たりすれば、いずれはきれいにならざるを得ないからです。小さな国であり、私の目には入らないのです。自分の故郷の地なので時々訪れるけれども、一つも未練はないのです。 ところで、本郷の地とはどこでしょうか、愛の本郷の地はどこでしょうか? お父さんお母さんのいる所に間違いありません。堕落した人間世界は、アダムとエバが神様に追い出されて結婚し、子供を生んで繁殖した五十億人類なのです。それが間違いだという人は、病気になった人です。孤児として島国から流れて来た人かもしれません。そのような事件が起こることによって、出発がはっきりしていないのです。目的地がはっきり見えなくなったので、人類はどこに行ったらよいか分からないのです"何がどのようになっているのか分からないのです。それで、神様はそれをはっきり教えるために文総裁を送ったのです。 ですから統一教会に入ってきて神様のことを知らない人はいません。神様のことを知らない人は手を挙げてください? この中にはスパイがいるかもしれません。そのような者たちは統一教会に入って来て、統一教会を倒そうとするのです。統一教会に入って来て神様が分からないと言えば話になりません。神様が分かる人は手を奪げなさい、自信がないのですか? 神様のことを知っている人ははっきり手を奪げてください。本当ですか? では、神様のことを知らない人は手を挙げなさい。神様のことを知らない人は金剛山に行って四十日ほどの教育を受ければ、すぐ分かるようになります。 天の摂理 第一イスラエルは失敗したでしょうか、成功したでしょうか? ユダヤ教の代わりにアメリカが第二イスラエルとして選ばれたのです。キリスト教文化圏を中心として、アメリカは第一イスラエルのユダヤ教とユダヤの国と同じ立場を担当して、第二次世界大戦の時、世界を抱きました。そして統一圏を迎えたのです。しかしキリスト教文化圏は、先生を受け入れることができませんでした。アメリカは先生を受け入れることができなかったのです。アメリカ、イギリス、フランスが文総裁を中心としていたならば、今日、世界はこのようになっていなかったでしょう。 韓国で金活蘭、李承晩博士、延世大学、粟花友子大学が文総裁を打ち殺そうとしてさまざまなことをしました。政府の五つの機関が中心になって、罪なき人に対してさまざまなことを行ってきたのです。しかし最後はどうすることもできなく無罪放免にしましたが、その間ありとあらゆる暴言を浴びせてきたのです。これから裁判をしなければならないと思っています。歴史を正しておかなければなりません。若者たちから見ると、延世大学はカイン・アベルなのです。二世の爆発的な歴史が起こるようになっていたのです。六か月以内に統一教会の人として完全に変わるようになっていたのです。その時、天の摂理は国家的な次元へ進もうとしたのですが、消されてしまいました。文総裁を荒野に追い出してしまったのです。 イギリスは島国なのでエバ国家です。アメリカはエバが生んだ息子です。フランスは天使長国家であり、恩讐なのです。これが連合国側です。それに対して同盟国はエバ国家である島国日本と、サタン側の息子と同じような立場のドイツです。第二次世界大戦で、ドイツと日本がフランスの領土であるべトナムとシンガポールを一瞬のうちに飲み込んだのです。ドイツは日本を中心として、世界を自分の手中に人れることができると思ったのです。イタリアは天使長の立場で行ったり来たりしたのです。サタンはその時、既に神様のみ旨がアジアに回って来ることを知っていたのです。四〇〇〇年歴史を四十年で蕩減することを知っていたのです。それで韓国と中国を消化して、ソ連にまで悪影響を及ぼしていったのですが、西洋社会のキリスト教文化圏が反対したので、南方へ進んで第二次世界大戦の原因になったのです。このようにして同盟国と連合国が戦ったのです。 アダムとエバが堕落してまいたものは何でしょうか? エバはカインとアベルという二人の息子を抱いて、サタン世界に行き個人的にまいた種を国家的に収穫しなければならないのです。イギリスは島国です。島国は女性の代わりなので、常に大陸を懐かしがるのです。では大陸は何かというと、アメリカ大陸は女性の大陸なのです。それは北極とつながっていますが、アジアほど大きくありません。カナダを通してつながっているけれども、女性なのです。なぜ女性文化圏であるかというと、キリスト教文化圏は女性の文化圏であり、新婦の文化圏なのです。 東洋文化圏は新郎の文化圏なのです。ですから、あらゆる宗教指導者は東洋から生まれたのです。そしてイエス様は新郎として、儒教などの東洋の宗教文化圏を吸収しなければなりません。ローマも相対的に女性と同じく、吸収されなければなりません。しかし、イエス様が亡くなられて肉体を失ったために、霊的な国家基準を代表しただけになったのです。イエス様が再び来られる時には、これらを取り戻して復活させなければなりません。ですから、西洋文明圏が帰って来る時には、アメリカ大陸を通して帰って来るのです。 しかし、島国の日本は過ちを犯しました。イタリア半島も過ちを犯しました。神様がローマ民族を選んだのはローマ民族第一主義のためではなく、ローマ民族をして世界を救うことが目的だったのです。このことをよく知らなければなりません。ローマにキリスト教主国を立てたのは、世界を救うためだったのです。ローマのためのキリスト教文化圏ではありません。ですから、キリスト教文化圏はイギリスに移って、新、旧教の戦いを基盤として、どこに行っても世界の版図を自由自在に動かすことができるようになったのは、イギリスを通して世界を救おうとされる神様のみ旨があったのです。 それで、新、旧教が大西洋を越えて戦って、アメリカに入ることにより、新教独立国家としてのアメリカを立てたのです。そして二OO年の間にヨーロッパのあらゆるものを背抜き出してきたのです。信仰の骨髄まで抜いて、二OO年間で二OOO年の歴史を再び新しい太平洋の女性文化圏として、キリスト教文化圏を結実させたのです。これらが再び帰って来る時には、失敗したことをすべて蕩減しなければなりません。 それでイギリスの代わりに日本の時代が訪れたのです。明治維新後の一二O年は、サウル王、ダビテ王、ソロモン玉の時代と同じなのです。アブラハムからヤコブまでの一二O年と同じように、一つの転換期の主催基盤に戻らなければならないのです。アジアにおいて日本が、そのような文化圏を相続することを天によって許されたのは、サタンを神側に反対させるためなのです。そこで、戦って勝利しなければなりません。そこで、アメリカに行って勝敗を決しなければなりません。 第二次世界大戦の時、誰が先に戦争を起こしましたか? 日本はアジアにおいて、日清哉争から日露戦争、志那事変、大東亜戦争を中心として、いつも韓半島とつながっているのです。それで四十年間戦いながら、キリスト教反対運動をしてきたのです。韓民族は神様の祝福を受けることのできる民族であるにもかかわらず、日本に主管されてきました。堕落したアダムが、エバに包囲されたのです。そして太平洋戦争で連合国が勝刊したことにより、韓国は日本やドイツから解放され、歴史上に初めてキリスト教文化圏を中心としての統一世界が訪れたのです。 キリスト教文化圏が定着した所はどこかというと、この韓半島なのです。ですから韓半島の文総裁と会わなければなりません。会って何をすべきかというと偽りの種を受けたので、ここで真なる種を受けなければなりません。エバが二人の息子を抱いて、追い出されて、後ろにアダムを従わせ、その後に神様も従わせ、神様の所有権まで完全にサタンに渡してしまったのですから、これを収拾して、エバ画家とカイン同家、アベル同家を一つに合わせて、来られる主の前に新しい子供の種を受けなければなりません。そのためにはどのような方法があるかというと、接ぎ木をすることです。 四十年間延長された摂理 国家的な立場から見れば、先生の計画としては七年ですべてが終わると考えているのです。七年間でキリスト教の新、旧教はすべて終わります。一九七五年から一九九二年までにすべて終わるのです。キリスト教の反対のために四十年間延長されましたが、一九九二年までの四十年間に、反対してきたあらゆる勢力を先生が一代で整理したのです。反対することによってどうなったかというと、日本と韓国は怨讐になり、日本とアメリ力は恩讐になり、アメリカとドイツは怨讐になったのです。天に反対すればイギリスであれ、アメリ力であれ、フランスであれ、すべてを捨てなければなりません。分かりますか? 復帰摂理史を見てください。最初に選んで失敗した者を、再び選び立てることができたでしょうか? すべてを捨てなければならないのです。しかし、なぜ捨てることができないのかというと、第一イスラエル、第二イスラエル、第三イスラエル、旧約、新約、成約時代を連結させることによって、蘇生、長成、完成となるので、完成の立場は長成なしには行けず、長成の立場は蘇生なしには行けません。捨てることができないのです。 それで神様の息子の立場にいる私が、アメリ力を復帰しなければならないのです。アベルを通してのみ復帰することができるのです。そうですね? アダムの堕落を復帰することと同じなのです。ですから捨てることができないのです。それでアメリ力に行って戦わなければなりませんでした。戦って勝利するために、二十一年間アメリカで戦い、今も戦っているのです。当時は、イギリスも、フランスも、アメリカも、サタン側に入っていました。ドイツもサタン側に入っていたのです。サタン側にあるものは急に帰って来ることはできません。 イタリアも、日本も、サタン側なのです。みんなでキリスト教を虐殺しようとしてきたののです。本来のエバ国家イギリスの代わりに、キリスト教文化圏に代わるものとして、アダムの立場からサタン側の一番端にある日本をエバとして選んだのです。その次にアメリカ、その次にドイツのしっぼをつかんだのです。そのようにしてエバ国家と、カイン国家、アベル国家の形をつくって、四十年間で四〇〇〇年を蕩減して越えることができなければ世界は滅んでしまうのです。摂理がそのようになっているのです。先生は四〇〇〇年を生きることはできません。四十年間に先生一代で蕩減しなければなりません。四十年かけて、血を流す戦いをしなければならなかったのです。 荒野に追い出されて、はいずりながら上陸して来た文総裁は、この国の主権からどんなに反対されてきたことでしょうか? 第一次共和国からか第六次共和国まで、その時代の政権に反対されてきたのです。このように反対を受けたので、もう文総裁はいなくなると思ったことでしょうが、そこから上陸して上に行って牢獄生活をしたのです。本来のキリスト教文化圏の中心地は北の平壌なのです。ソウルや大邱とは夢にも思わなかったことです。 本来、先生はそのような基盤の上ですべてを成し遂げなければなりませんでした。天が立てたあらゆる宗団が責任を果たせなかったので、洗礼ヨハネと同じ立場になってしまったのです。第二次世界大戦以降に天の祝福を受けたすべてが、先生を中心として勝利の統一転換点を成したならば、今日の宗教、共産党理論、哲字世界において、王子の立場を占めることができる内容をすべて整えていたのです。そうなれば、一九五二年までの七年間ですべて終わったのですが、既成キリスト教団が責任を果たせなかったので、四十年間延長して、一九九二年までかかりました。そして、全世界の宗教圏を中心として「世界平和宗教連合」をつくりました。また、世界の国家を越えてつくった国家的国際連合が、 「世界平和連合」なのです。 心と体が分かれたので、家庭的戦い、氏族、民族、国家、世界の戦いが起こったのです。今や宗教圏が一つになり、国家圏が一つとなることによって、文総裁を中心として左右が一つになったのです。これで世界は回っていくのです。その時に必要となるのが頭翼思想なのです。頭がなければ帰って来ることはできません。そのまま前に倒れてしまうのです。転換期においては、頭翼思想が必要なのです。神の国では、神様に従わなければなりません。 イエス様が亡くなったことによって、右の強盗と左の強盗が生まれ、さらに凶悪なバラバ圏が生まれました。イエス様は一人であっても、歴史的な種なのです。真なる先祖の種なのです。もしイエス様が新婦を迎えていたならば、イエス様の一族が今日人類歴史上に長男の国家として残っていたことでしょう。 今や、キリスト教は七〇〇の教派に分かれています。ペテロやヤコブは必要ありません。イエス様の息子娘たちがいればよかったのです。それができなかったために、再びイエス様は来なければならないのです。その時はどのような形で来られるのでしょうか、雲に乗って来られるのでしょうか? そのようなとんでもない話を信じてほなりません。今年の十月に再臨主が雲に乗って来るという話がありますが、それは狂った者たちの言葉です。今にどうなるか見ていなさい。再臨主が雲に乗って来るというのは、世の中のことも霊界のことも知らない、愚かな者たちの言葉です。そういう理論的でもない話を誰が信じますか。それでは、若者たちをみんな失ってしまうばかりです。統一教会にみんな奪われてしまうのみです。 イエス様の時代において、左翼と右翼はユダヤ教とイスラエルの国なのです。すべてが一つになって天国に入るはずだったのですが、そこに邪悪なバラバ圏が生まれたのです。イエス様が死ぬ時に生まれたのがバラバ圏です。このように三つの形が生まれたのです。バラバ圏は、イエス様の体のような立場のイスラエル圏とアラブ圏で、十二支派が神様に割り当てていただいた地域を完全に占領してしまったのです。これを取り戻さなければなりません。 還故郷の論理 イエス様が亡くなったことによって、三つの群れが生まれたので、再臨のイエス様の使命は、右翼と左翼を一つにして、神様と一つにしなければならないのです。その次に、バラバ圏を一つにしなければならないのです。これが今、私のやっていることです。右手にアメリカ左手に共産世界をつかんで、前にバラバを置いてすべてを一つにするのです。このようにして一つに回る時に、頭翼が必要になるのです。頭を中心として回らざるを得ないのですが、回る時には、前に立った神様を中心に、キリスト教が先生と一つにならなければなりません。しかしそれをキリスト教が成せなかったので仕方なく、統一教会を中心として、アメリカとソ連とバラバ圏を一つにして回すのです。 今や世界の指導者はこの先生以外にはいません。再臨主はどんな人かといえば、共産世界と民主世界、左翼と右翼を収拾して、バラバ圏を統一して、一つの世界に向かって行く人なのです。イエス様が亡くなることによって失われたことを、先生が生きている間に統一して、地獄に行かざるを得ない立場を一八〇度転換して、神様に帰さなければならないのです。それで還故郷の論理がここから出てくるのです。 皆さん、統一教会の還故郷について知っていますか? これは、大ざっぱな計画などで生まれたことではありません。原理的な立場から蕩減原則によって、ありのままに目には目、歯には歯、堕落したその姿と一八〇度反対の道を行くのです。強制的に屈伏させるのではなく、自然屈伏させて帰っていく復帰の道なのです。神様は打つことができないのです。神様は打たれて奪ってくる戦法を取り、サタンは打って損害賠償を支払うのです。それで第一次世界大戦においても、第二次世界大戦においても、先に打ったほうが倒れたのです。第二次世界大戦においても思想戦を中心として、共産主義の国家が民主主義世界を打ったので、みんな倒れてしまいました。それゆえ、その損害賠償までも支払わなければならないのです。 このような立場から見た時に、全世界的に宗教、文化、政治、経済の各分野において、歴史以来代表的な人として迫害を受けた中で、世界的な記録を持っているのが文総裁であるということを知らなければなりません。私はドイツにおいても十年間、日本においても二十年間、戦ってきました。すべて経済世界、政治世界の問題なのです。ですから、アメリカが政治問題に対して難しい時には、私に相談せざるを得ないのです。仕方がありません。彼らは神様のみ旨を知らないからです。それゆえ、共産主義のソ連や民主主義の世界がこれから行くべき道も、共産主義の扱い方も、金日成の扱い方も分からないのです。私の言うことを聞くしかありません。今やそのような段階に入ってきているのです。世界の人々は私がそのような立場に立っていることも明らかに知っているのに、韓国の人々はいまだ知らずにいるのです。 イギリス、アメリカ、フランスのキリスト教が先生と一つになっていたならば、一九五二年には統一世界に向かって前進するようになっていたのです。それができなかったがゆえに、四十年延長されて一九九二年から統一が始まるのです。そのようにして、東西ドイツの問題や、あらゆる困難な中を乗り越えてきたのが文先生だということを知らなければなりません。日本もそうです。一九七〇年代において、日本共産党を沈滞させたのは誰ですか? 一八〇名以上の市長たちを落撰させたのは誰ですか? そのようなことも知らずに、この国の人々はあれやこれやと言っているのです。 アメリカの近代史においても、このしバレンド・ムーンの名前を消すことはできません。日本の近代史においても、アジア、韓半島の近代史においても、このしバレンド・ムーンの名前を消すことはできないのです。李承晩、朴正煕大統領など、歴史が過ぎ去る中で皆、文総裁を嫌ったのです。このような中で、恩讐の国々をどのように結んで、どこでどのように蕩減したのかというと、アメリカが責任を果せなかったために、アメリカ人の怨讐である日本人がアメリカに行きました。またヨーロッパからもドイツ人がアメリカに行きました。 怨讐の国を救うために、その国に人って、その国の国民より以上の高い道理を立てて、正しい方向へ導いてあげることによって、歴史上になかった新しい伝統が立てられ、そこから新しい歴史へ転換されるのです。それで共産世界も、アメリカの基盤を通して転換されたのです。一九七〇年代のレーガン政権は、私がいなかったならば生まれませんでした。ブッシュ政権も同じです。この次の大統領の時もそうなるでしょう。 再臨主の成すべきこと 真の父母とは来たるべき再臨主のことですが、再臨主は何をすべきでしょうか? それは、左翼と右翼を一つにしなければなりません。東洋と西洋の文明を一つにしなければなりません。その次に、アジアにおいて南と北を一つにしなければなりません。韓国がアダム国家であるならば、日本はエバ国家であり、周辺の三大国家はアメリカ、中国、ソ連なのです。ソ連は天使長国家であり、アメリカは復帰された神側の天使長国家なのです。堕落しなかった二人の天使のように、サタン世界にも反対した二つの天使が残っているのです。堕落することによってアダム、エバ、天使長と共に罪の種をまいたのです。歴史的にまいた種が世界的に実を結んだので、戦わなければなりません。 アダムの恩讐がエバであり、エバの恩讐がアダムなのです。カインの恩讐が父と母であり、アベルとカインの怨讐が兄弟なのです。怨讐同士で戦って定着する地が韓半島なのです。そのようにして、最後の歴史を終結させるのです。文化史から見た時にも、共産主義の終着点、民主主義の終着点となるのです。北と南がそうです。共産主義世界で再臨復活した父の立場に立っているのが金主席であり、民主世界でキリスト教の再臨復活した立場に立っているのが文総裁なのです。それらは、共に真の父母だと言うのです。二人の父母がいるのです。 日本は結婚前のエバとして、美しく着飾っている美人のようなものです。ですから日本を、ソ連も中国もアメリカも欲しがっているのです。堕落の時と全く同じです。その次に男性であるアダムも、本来の夫の立場でエバを待っているのです。それぞれが大騒ぎしているのです。日本に対して、失ったものを蕩滅復帰するために、そのまま国家的な基準から蕩減した基準に立たせるために、同じ戦いが展開されているのです, 今やこの世界には主人がいないのです。アダムも主人になるためには、エバを探さなければならないのです。真の新婦の婚姻と同じなのです。そのために二年前、二世の息子娘たちを完全にアダム国家と一つに結びました。これが二世たちの交差祝福だったのです。二四〇〇双以上の交差祝福なのです。周りの国々がエバを争って先に飲み込もうとしているので、二世の息子娘たちを完全に一つに結ぶことによって、母は愛する息子娘の結婚を切り離すことができなくなるのです。ですから新しい歴史の転換点が訪れるのです。文総裁は日本をしっかり結んだのです。(P.63抜け分--2022.04.06) 今回私が、日本に入ることによってやっと門が開かれました。日本はエバ国家として、全世界の女性たちを代表した立場にも立たなければならないのです。ところが、日本はいまだエバの立場として、天国の伝統に接ぎ木されていないのです。何の関係もない立場で因縁を結んだという立場なのです。それで、十六歳の柳寛順の伝統的な思想を、まず日本の女性たちに接ぎ木しようとしたのです。そのために去年から柳寛順の大会が開催されて、「柳寛順烈士精神宣揚会」ができたのです。 次に日本は何をすべきかというと、エバの胎中でカインとアベルが、リベカの胎中でエサウとヤコブが、タマルの胎中でぺレツとゼラの双子が戦いました。これが今の日本の中の朝総連と民団なのです。日本はこれを消化しなければなりません。消化するためには、まず父と一つにならなければなりません。何の話か分かりますか? ペレツとゼラのように、韓民族は日本によって南北に分かれたのです。ですから、根本に入って影響を与えるのです。先生は左翼と右翼を統一して、新郎の立場で帰って来たのです。左翼と右翼は先生の息子なのです。このようにして長子権復帰が成されたのです。そして父母権復帰を成すために、金日成までも一つに結んできたのです。ですから韓半島に帰って来て続一圏さえ成せば、西洋文明とアジア文明の左右が一つになり、共産世界と民主世界が一つになり、南北が一つになるのです" 神側に長子圏が立てば、どちらも実子の立場に立つので、彼らを滅ぼすことはできません。幸せな同じ立場に立たせて統一世界に入っていくのです。分かりますか? ですから南北を統一することにおいて、境界線の三十八度線があってはならないのです。日本を中心として、アメリカとヨーロッパの同胞を一つにしなければなりません。 これからは、すべてが文総裁を訪ねて来るようになります。それは明らかなことです。その前に野党や与党を超越した立場で定着すれば、私が推薦した人が大統領になるかもしれません。その時は、私がこの韓国の地にいるかどうか分かりません。私は何も持っているものはないのですが、そのような基盤と内容を持ってアメリカに入り、中国に入り、ソ連に入りました。 神様の祝福とは 今回、夏休みの一週間を取って約一万名のソ連の高校生たちがアメリカで教育を受けました。既に一〇〇〇名の高校生たちの教育が終わりました。大学生を合わせて二万名以上の学生と四〇〇〇名以上のエリート教授たちが、原理を受け入れました。きょうもイズベスチヤ新聞社の編集局長を始めとする三人が、統一教会の原理と文総裁の歴史の本を出版したので、それを捧げるためにやって来ました。それで今夜、その受け入れ式を行います。ソ連のイズベスチヤ新聞社は、これから共産党は滅んでしまうということが分かったので、既に八年前から統一教会の原理を研究していたのです。それで、これからは統一原理でなければだめだということで、 「私たちが生きる道は、文総裁の道しかありません。私たちは文総裁の道に従います」と願い出てきたのです。それで、若者たちを文総裁の教えで教育することによって、どんなに悪辣な独裁者が現れても、大学の知性世界に下ろした根を取り除くことのできない段階に入っているのです。 ソ連の衛生国家は、教会の一か月分のお金があれば一つの国を救うこともできます。それで、アメリ力教会の経費を縮小するようにしました。今や国家的に救ってあげなければなりません。南の政治家は、すべてのお金が南のために祝福されたものだと思ってはなりません。南の人々が豊かに暮らすために祝福されたのではありません。神様は南北の人々のために祝福されたのです。 神様はこの韓半島を愛していますが、南だけを愛される方ではありません。北韓を助けてあげなければなりません。ヤコブがエサウを助けてあげたようにです。ヤコブが長子権を受け継ぐために、自分の二十一年間の苦労のすべてをエサウに捧げたようにです。もしこの文総裁に少しでもお金があれば、すべての北韓の人々を食べさせるための道を開拓しなければならない責任があるのです。ですから政府はカインの立場、文総裁はアベルの立場で一つにならなければなりません。私を無視すればどうなるか見ていなさい。今回の選挙においてもたくさんの人々が落選しました。大物たちがたくさん落選したのです。欲望でもって国を消化することはできません。それはとんでもないことです。私は黙っていません。この国に対する悔しさを誰よりも待っているのです。その悔しさのための復讐ではなく、南北統一を成してこの悔しさを消化しようとする先生であるということを知らなければなりません。 あなた方を還故郷させて、苦労させて犠牲にし、南北統一に備えるために「南北統一指導者連合会」をつくり、強力な組織編成をしたのです。これからは、神側の新聞社を中心に組織編成を成し、体制的に北に対しての防御をしなければなりません。個人的にはできません。与党や野党でできるものではありません。彼らには指導理念がありません。皆欲張りでさまざまなことをしているのみです。それでは流されてしまうのです。しかし、統一教会は出たり入ったりしません。気をしっかり正して自らを定着させなければなりません。 「我々は南北統一を成した祖国の地で定着することを目標にして前進に前進をすべし」という命令をする方こそが、真の父母の名を持った方なのです。神様の事情を一番知っている方が再臨主であり、キリスト教において人間の事情を一番良く知っている方が救い主なのです。それが分からないようでは世の中を救うことなどできません。それゆえ、私は北韓へ行って牢獄生活をしました。牢獄生活をすると、その国のことがよく分かるようになります。 私は南においても牢獄生活をしたので、南のことを誰よりもよく知っているのです。日本においても牢獄生活をしたので、日本のことがよく分かるのです。アメリカに行っても牢獄生活をしたので、アメリカのことがよく分かるのです。ソ連と中国でも牢獄生活をしてみようと思っていたのですが、神様が守ってくださったので行きませんでした。その他にも六回にわたる牢獄生活をしながらも、今日まで死なずにこれたのは、神様の訓練であったと思います。 迫害を受けることは悪いことではありません。アメリカではクイズにも出ています。「歴史以来、宗教指導者の中で世界的に一番迫害を受けた人は誰ですか」と言うと、「それはレバレンド・ムーンです」と答えるのです。これは悪いことではありません。迫害は幸福をもたらしてくれる飛行船のようなものです。 完全にサタンを断ち切って越えていくためには、完全に否定しなければなりません。自己否定を自分自身で成そうとすれば、世界を回りながらできるでしょうか? いっぺんに全世界を動員して、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界にまで追い出されなければならないのです。 私にはいろんなあだ名がありますが、その中に「ムーン・マフィア」というのがあります。そのほかには「大統領」 「王様」 「将軍」などというさまざまなあだなを持っています。それにもかかわらず、道行く人々が私に向かって唾を吐くのです。一時は無視されたり迫害されたりしましたが、今は天上と地上に文総裁の名前とその権限が顕れたので、自分の姿勢を整えなければなりません。ですから皆、私のことを怖がっているのです。日本が怖がり、ドイツが怖がり、アメリカが怖がり、フランス、ソ連、中国が怖がっているのです。 再臨主レバレンド・ムーン これまで先生が一人で、孤独な険しい高いヒマラヤの山を越えながら、伏兵たちの射撃を受けても倒れずに来たということは、本当に奇跡なのです。ですから、今や西欧社会において、再臨主は間違いなく文絵裁であると言っているのです。分かりましたね? 結論は出ているのです。もはや私がこのような発表しても当然のことなのです。再臨主は誰ですか? (真の父母です)。真の父母とは誰ですか? (レバレンド・ムーンです)。レバレンド・ムーンは、あなた方の父ですね。これからは先生を中心として、東洋と西洋の文化、宗教と政治が世界的戦いを終えて初めて一つになっていくのです。南北もここにおいて一つになるのです。 左翼と右翼が先生によって一つになるのです。サタンと神様との戦いも、私によって統一、和合されるのです。そして偽りの父母によって生まれた不幸な事件も、真の父母の勝利によって平和の舞台へと直行できる時代が訪れたのです。さらに、三十三年間孤独な道を歩みながら十字架で亡くなったイエス様の恨みを晴らすために、先生の家庭が三十三年間迫害されてきたのです。キリスト教の二〇〇〇年の受難の道は、多くの殉教者を出しましたが、先生はこの殉教の谷間を越えて、ゴルゴダで死ぬのではなく、今や世界のトップクラスに昇ったのです。その基地である韓国において、偽りの父母と真の父母が一つの兄弟となって、世界の統一的な地上天国の出発がなされようとしているのです。 死の谷間をさまよっていた金日成を生かしたのは私です。ですから金日成と先生は兄弟なのです。双子と同じです。韓半島の双子なのです。互いに殺し合うのではありません。エサウとヤコブは兄弟でしょう? ヤコブは二十一年間で故郷に帰り、兄の前にすべてを捧げて、長子権を得たのです。同じ兄弟の立場に立つことによって、イスラエルの王権が成立したのです。第二次世界大戦の時も、もしキリスト教を中心とすれば恩讐関係にはならなかったのです。ですからカインとアベルの立場でお兄さんとして、長男の立場を相続して弟を助けてあげなければならないのです。 レバレンド・ムーンは韓半島を南北統一して、アジア地域をカイン・アベルの立場で一つにしなければならないのです。そしてイエス様はアジアに戻って、接ぎ木しなければならないのです。イエス様の失われてしまった体の立場が第一イスラエルであり、その体を背負って葬送曲を歌いながら還故郷するのがキリスト教であり、これを完成させるのが第三イスラエルなのです。再臨主は第一アダムの失敗、第二アダムの失敗を解放しなければなりません。今やイスラエルは複雑です。私の指導が必要なのです。イスラム圏も私がコントロールしてあげなければなりません。以前ニューヨークに果た有名なイスラエル人が、「レバレンド・ムーンはイスラム圏の人々を教育していますが、イスラエルの人々に対してはどうするのですか?」と言って来ました。彼はイスラエルに対して、アラブ圏の人々が黙っていないと思ったのです。イスラエルの国は今までしバレンド,ムーンに対して悪い評論を書いたり、さまざまなことをしてきたのです。ですから私が復讐心を持ってアラブ圏の首を締めることは間違いないと思ったのです。これは、レバレンド・ムーンの勢力基盤が大きくなったということです。アメリ力、イギリス、フランスをすべて動かすことができるというので、皆怖がっているのです。しかし私はそのような力でもって何かするのではありません。 今や、イスラムの国と偽りの父母である北の金日成が問題になっているのです。あちらは第二イスラエル圏の怨讐であるアラブ圏であり、こちらは第三イスラエルの勝利的な父の怨讐なのです。この二つを解決すればいいのです。第三次世界大戦が起こるかどうかという問題もここにあるのです。この二つを先生が消化しなければならないのです。私がイスラムの指導者を通して和解させていることを、この世の人々は知りません。中国と台湾も第三者を通して和解させているのです。聖書には、「和睦するものは幸福であり、天国は彼らのものである」と害いてあります。これは神様の息子であるということだと思います。 韓国は、カイン・アベルの立場で私と一つになり、金日成と私の架け橋にならなければならないのに、私たちを遠く離そうとしているのです。どうなるか見ていなさい。政府がやるべきことをしなければ、私は自分なりに基盤を整えていくのです。もしキリスト教が責任を果たせなければ、統一教会がするのです。もし政府が責任を果たせなければ、政府の代わりに私が勢力基盤を整えるということです。その代わりにあなた方は夜昼なしに氏族復帰をしなければなりません。分かりましたね? 先生が今まで世界復帰のために血と汗と涙を流したように、全世界に広がっている二五〇〇〇の祝福家庭は真心を込めて、自分の一族を救うための責任を果たさなければなりません。神様は一人息子のイエス様をメシヤとして送ったのですが、この文総裁は祝福を受けた息子娘ばかりではなく、結婚した家庭と子供にも氏族的メシヤを発表しました。ですから、この地上世界の悪魔は荷物を整理して自分の行く所を探さなければなりません。堕落したこの世の父母でも人類の先頭に立ってあげたいのですから、神様や真の父母の愛はその何千倍もの立場に立ってあげたい心を持っておられるのです。ですから私たちは悪魔までも許すことができる心を持って前進しなければなりません。 きょうの題目は、「父母と歴史的な勝利」です。今や歴史的勝利、摂理史的勝利、人類史的勝利、文化史的勝利とは異なるすべてを清算できる基盤をつくったのです。今後は、私たちが帰って来る道だけを整えておけば、三年ほどで、どこにでもビザなしで行ったり来たりできるようになります。男14たちは戦って血を流して勝利するのではなく、自然屈伏させなければなりません。そのような素晴らしい戦いをしているのです。しかし、少し時間がかかります。柿の木は秋になっても霜が降りるまで待たなければなりません。葉っぱが一つもなくなっても待たなければなりません。柿の木を植えた人は、霜が降りるまで待たなければならないということです。それまで柿の実は落ちないようになっているのです。 野のオリーブの木も待たなければなりません。聖書に「オリーブの木を最後まで待ちなさい」とあるように、真なるオリーブの木を待たなければなりません。そうすれば天国の民になれるということです。待ち疲れて、「ああ、統一教会を信じることができない」と言う人は、新しい決心をしなければなりません。秋になって葉っぱの落ちた柿の木から柿の実が落ちそうになった時、その主人が散歩をしながら柿の実を食べれば、その味は忘れることができなくなるのです。そして、その柿の種を間違いなくポケットに入れて、来年にはISえようと考えるのです。 このように見た時、神様も同じ立場なのです。統一教会は真なる柿の木となれば、神様が落葉のころに散歩しながら、その柿の実を味わい、その種をポケットに入れて植えたいと思うのです。人情の世界は天情の世界にも通じるということです。滅びるのではなく栄えるのです。二世、三世たちは保護圏内にあるので、先生がここまで伝統の基盤を立てたことを本当は皆さんに相続したくないのです。このような話は、今まで何回したことでしょうか? 今や七十歳を越えた先生をまだ苦労させるつもりですか? 今は若者たちが先生の代わりに、先生を背負って走らなければならない時なのです。 今まで皆さんに対して、先生がどんなに厳しくしても誰も逃げる者はいませんでした。それは子供として親の心が良く分かるからです。子供は何か悪いことをして親にたたかれても、夜になれば子供のために涙を流しながら祈っている父母であることを知っているために、子供はたたかれても何日か過ぎれば忘れるというのです。その背後に愛があるためです。それが真の愛なのです。その真の愛を基盤として圧縮された紐を持って、世界のどこに行ってもその紐に従って、どんなに迫害を受けても還故郷できなければなりません。このようなことを、神様も羨ましく思うし、天上世界にある数多くの聖人たちも羨ましく思っているということを知って、この時代に生まれたことを生きがいとして勝利的継承者となることをお願いしつつ、先生の話を終わります。 祈祷 愛する天のお父様。きょうは、一九九二年四月三日です。真の父母がこの地上に新しく誕生して初めて迎える三十三回目の祝いの記念日です。この間、歴史自体に流された涙とともに統一教会の歴史において、誰も知らない多くのことを残してきました。悲しいといえば悲しく、悔しいといえば悔しいことも多かったけれども、私たちよりもっと可愛そうな方が神様であるということを知ったために、明日もきょうのように、来年も今年のように続く歴史を、耐えて耐えて来られて、統一教会の道を見守ってくださった神様がいらっしやるということを、本当に感謝申し上げます。 ここに立っている息子は、このみ旨を知り生涯を懸けて戦いの道を歩んできましたが、誰も私の道案内をしてくれる人はいませんでした。私の心を知って、明日の行くべき道を心配して準備してくれた人は一人もいませんでした。私の兄弟がそうであったし、私の父母がそうであったし、私の祖国がそうでありました。しかし、不平不満を言うことができないということを知っているために、我慢に我慢を重ねながらすべてを忘れ努力して、歴史自体を犠牲にしながら、自ら恩讐として結縁的に交差した因縁を持っているために、常に千回も万回も復讐しなければならない歴史過程があったように、必然的に私たち統一教会の歴史に現れなければならなかったにもかかわらず、我慢に我侵して来られた神様の内的な心情を知ったために、神様に侍り、忠誠を尽くすことのできない親不孝の立場を心HPしながら、その影で涙を流しながら、天のことを慰める立場を追及した過去において難しく曲折の多かった時代が、牢獄を出入りしながら叩いた過去のことが、パノラマのように過ぎていきます。 そのようなことを呼び起こして、万民の救いのみ旨がここにあると叫びたい切なる心情を私たちは知っていますので、そのような心情の因縁をここに集まったあなたの若い息子娘の胸に炎の種として植えてくださいますように、切にお願い申し上げます。 歳月は常に流れていきますが、あなたの摂理の時は流されることができず、発展することもできずに、恨みの墓場に葬られていることを知ったがゆえに、これを掘り出して私たちの肩に掛け、罪悪史を踏み越える勝利的基盤を目指して、お父様の心を回復しようと戦っているのが統一の群れであるということを知っておられる神様は、毎日毎日、私たちの後ろから見守ってくださり、行く道々を心配されて開拓してくださることに感謝申し上げます。 今日、私たちが越えなければならないすべての峠はすべて越えて、今やどのように教育するかということが、問題として残されています。若者たちを教育する問題が残されています。 さらに、歴史自体の受難の道を歩みながら、あらゆる供え物の代価を変わりに蕩減しなければならなかった女性たちを解放する時を迎えました。それで、今や「世界女性大会」を行い、お母様が世界的な舞台に立ってすべてのことに責任を持って勝利しなければならないということを知ったために、この大会を七か月以内に終結させていく摂理史的プログラムを進行していますので、私が七十年懸けて整えたことを、七か月以内にお母様が相続するための勝利的な基盤が、この韓国の地に訪れているということは歴史的な驚くべき事実なのです。 全世界の食口たちを集めて、ここで伝統的材料を通して教育できる時が訪れたことによって、新しい娘、新しい母、新しい姉、新しい妻の道理を教えてあげて、全世界を新しく生み出し、新しく育てることのできる家庭の道理を編成して、「世界平和家庭連合」に続く目標を立てて、お母様を立てて教育して、四月十日の大会にはすべてにこの地球を掌握することができますように、女性として、自分の体が破れても供え物として捧げて、恨みを残さない歴史的な転換式においてすべての真を尽くして、女性らしい行動を取って、天の前に忠誠を受け継ぎ、女性として堕落した恨みの峠を越えて、天の心清を解放できる真なる孝行息子娘となれますように、切にお願い申し上げます。 女性が新しい自分の位置を固めることによって、天の国の伝統を新しく立てて、新しい母の姿、新しい妻の姿、新しい娘の姿を神様の愛を中心として、新しく東方において最高の立場にある韓半島を中心として、世界に向けて爆発させ発展していくことができますように、摂理史の方向性とともに、天の能力を加えて日々に発展し、すべてのことに通じることができますように、祝福に祝福を加えてくださいますことを、切にお願い申し上げます。 再びこの地に帰りまして、過ぎ去ったすべてがあなたの栄光の一時を迎えるために、解放の一日とともに創造理想の愛の園を持って、全世界を抱く父母の王国を立てるその日のために、宿命的な責任の道を厳粛に、自分自らが毎日毎日時間を整えて親孝行の道理、中心の道理、聖人、聖子の道理を継承できる群れとなれますように祝補してください。 金日成もこの時間に、ここに立っているレバレンド・ムーンの心と同じく、同和して天を追及できる一家の方向を整えて、恩讐の立場から血と涙をもって万民の救いの道を証し、一つの新しい舞台を展開していくことを天が祝福してくださり、南北の統一の起源を新しく立ててくださいますように、お願い申し上げます。 この目的に向かって、互いに南北が一つになり、全世界を自由世界、共産世界も合わせて神様に従って行かなければならないのが、今や歴史的な真理であり、歴史的な血統が登場いたしましたので、このことに順応できる群れとなれますように、お願い申し上げます。 四月は春の香りが流れて美しい花と新芽が出るように、新しい青春時代を迎える統一教会の時代の誇らしい姿の前に、欠点を残すことのない聖なる歩みと、聖なる姿勢と、聖なる歴史を再編成して行く先駆者となれますように、お願いしつつ、このすべてのみ言を真の父母の日を記念しつつ、真の父母のみ名によって祝願いたしました。アーメン。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓