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2023.09.09
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「真の御父母様東西洋(地球星)勝利祝賀」宣布

一九九九年五月三十日午前七時、世界八十都市で「真の家庭世界化前進大会」を勝利のうちに終えられた真のご父母様は、アメリカのベルベディア聖地にて、世界の指導者とアメリカの食口三千名余りが参加する中、「真のご父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布式」を主管なさった。


   祈祷

 愛する天のお父様…、今日一九九九年五月三十日朝七時を期して、天地に祝福を受けた家庭と天の父母と地の父母が一つになり、創造理想的なすべての被造世界の万物と、天上世界、地上世界の人間と天の父母と真の父母が一体となられ、この地上の怨恨の根本、嘆きの根本、恨の根本であったルーシェルを自然屈服させ、天上の解放圏、地上の解放圏、万物の嘆息圏、人類の嘆息圏、真の父母の嘆息圏、霊界においては幼い青少年の哀歓の嘆息圏、自分勝手に生きて地上に家庭を築けなかったすべての群れ、自分勝手に家庭を築きサタンの血統を拡張した天上世界・地上世界が、すべて一体化して兄弟の因縁を立てました。

 それによって聖者と殺人鬼が共に真の父母の愛に抱かれる、このような伝統を立て、この地上に家庭的四位基台の完成を、コディアックで宣布し、万宇宙の四位基台の宣布を、プンタデルエステで宣布し、神様を中心とした解怨成就の勝利圏を備えて、今年五月十四日を中心として、パンタナールにて天宙解放圏を宣布いたしました。

 そのような勝利的基盤の上に三億六千万双を祝福し、四億双を超える祝福家庭を中心として、神様を中心に全体一体を示威する環境を備えることによって、霊界と地上世界は、神様が人類に対して自由に活動できる時代を迎えました。

 祝福の恩賜圏によって、神様ご自身が個人と家庭と氏族、民族、国家、世界を往来しながら、地上世界と天上世界に、祝福のすべての恩賜によって地上解放圏・天上解放圏を備え、数多くの歴史的な恨の峠を越えて、今や、今日のような東西洋地球星を中心とした、真の父母の勝利圏を発表できる宣布の日をもたせてくださいましたことに、心より感謝申し上げます。

 四億双を超える祝福家庭が起源となり、新しい世界ヘ転換させる起源をつくって、今日のような日を迎えるために神様がどれほど苦労されたかを知るのでございます。この地に真の父母の道を開くために血の涙を流した数多くの宗教圏の指導者たちとすべての人々が、共にこの場に祝福家庭として同参し、真の父母に侍って三六家庭から三億六千万双まで……、そして、これから未婚男女を中心とした地上世界と天上世界の祝福によって、今や最後の終末を迎えて四十年前を蕩減復帰し、勝利の天国をつくらなければなりません。

 キリスト教文化圏を中心としてなさなければならない、家庭的基盤の祝福を受け継げなかったことによって、真の父母を立てられた、その四十年となる来年を中心として全体を復帰し、青少年の祝福基盤をもって新しい第四次アダム圏を成就しようとなさる、お父様のみ旨勝利の日を前に、このような宣言式を行うようになりました。

 このような宣言式ができたのは、霊界と肉界のすべての壁を壊して、自分の氏族、自分の民族、自分の国家、人類の先祖から連結した全人類が兄弟の因縁をもって、サタンと関係のある血統を根絶し、新しい天国の祝福家庭として登場できる勝利の覇権を備え、地上世界と天上世界に真の父母のみ名をもって、すべての地球星を解放し、勝利圏で主管できる時代を迎えることによって、今日、ベルベディアの意義あるこの場を中心として、真の父母の勝利圏を宣布することのできる、記念の日をもたせてくださった恵みに感謝申し上げます。

 霊界にいる数多くの霊人たちと、地上にいる祝福を受けたすべての家庭、修道の世界のために犠牲となって苦労してきたすべてが、教祖を中心として祝福圏内に立っておりますから、今や共にあってくださいませ。神様の解怨成就、解放と共に、地上の真の父母の解怨成就、解放と共に、真の父母が地球星の勝利の横的基盤を立てるとともに、六月十四日を中心として縦的な「天地父母勝利圏」を発表する、歴史的な最後の宣言を望むこの場に立ちました。

 神様を中心とした天上世界の祝福を受けたすべての家庭と地上で祝福を受けた家庭、万物のすべてが、嘆息圏を抜け出し、千千万代に万歳を叫び得る勝利の起源として、この式典を行いたいと思いますので、すべてをお父様が担って主管してくださり、真の父母の所願成就をすべて神様がお受けくださいませ。

 万世の恨と嘆息圏を取り消し、勝利の盾の圏内で一方的に清掃できる権限をもって顕現することのできる、そのようなお父様に侍ることを願いますから……、そのような勝利の覇権の日を立てたこの日を、喜ばしき日として受けてくださるよう願いながら、宣布日を記念しようと思いますので、神様のみ名と真の父母のみ名で、このすべてが宣布できるように祝福してくださいませ。真のご父母様のみ名によってお祈り申し上げます。アーメン、アーメン、アーメン!

 (引き続き、世界平和統一家庭連合の代表三人、超宗教を代表する三人、超国家を代表する三人など、各代表者たちが出てきて敬礼をする)

   祝祷

 愛するお父様…、無形なるお父様が、実体の世界を失われたその日から、再び人間との因縁を復帰するために苦労の出発をなさった、恨多き歴史の起源は、遙か数千年、数万年前でございました。

 これまで息子、娘のためにつくったすべての被造世界、万物世界はもとより、人類も天上世界の悲惨な霊界の楽園以下にとどまるすべての哀れな魂を見つめるお父様の心情…、また、地上世界の彼らの後孫と同族たちが地上地獄で、聖婚を天の前に訴えるのを見つめるお父様の心情が、どれほど、どれほど、どれほど悲惨であったかという事実を、被造万物世界はみな深く知らずにおりました。

 その中で堕落したアダムとエバ、直系の息子、娘さえも、お父様の悲しみがどれほどのものであるのかを知らないまま、歴史と共に天の「恨の搭」を高く積み上げてまいりました。このような人類歴史を救うための、内的な父母の心情を抱かれた偉大な愛の主人であるお父様は、耐えに耐えてサタン自体を自然屈服できる一日を願ってこられたため、数多くの恨の歴史を経てこられたということを統一教会の群れは知っております。

 お父様…、この恨多き歴史を整理するための天の苦労の歴史は、キリスト教を中心として多くの宗教を織りなしながら、その中で最後の一時を迎え、人類の解放と天上世界の解放と真の父母の実現……、勝利の基準を中心として、天の父母が解放の日を待ち望んでこられた歴史的な事実をよく知っている群れがここに立っております。

 そればかりか、あなたの怨恨の根源となったサタンの血統を根絶できる、この時代を迎えさせてくださったこのことを知って、このみ旨に責任をもって今まで苦闘してきた三億六千万双の祝福家庭と共に、今や残されたすべての未婚男女たちを祝福し、霊界と肉界でこれを完成することによって、地球星全体を新しく天国化すべき責任的所行を担った、この統一家の祝福を受けた群れを、天が守ってくださったことに感謝申し上げます。

 この者たちを代表して先頭に立ち、むごい受難の中で独り真の父母の名目を立てるために、今まで個人的な闘争、氏族・民族・国家・世界・天宙・天上世界の心情を……、怨讐であるサタンを追放するまで闘争しながら歩んでくるにあたり、失敗しないようにと心配なさりながら保護し、一線で共に協助してくださったお父様の前に、心より、心より、心より感謝申し上げます。

 お父様…、祝福の版図を拡げて、三億六千万双を立てるために、韓国で新たに三六家庭を中心として出発したのを因縁とし、氏族基盤を越えて、民族・国家・世界の版図まで開拓するために、天がどれほど苦労されたか私たちはよく知っております。

 このように苦労した家庭を中心として、三億六千万双、四億双以上の祝福家庭を中心として、神様を中心として、金城鉄壁のような先鋒となり、サタンの基盤、霊界と肉界の地獄解放圏を宣布なさり、あなたの自主的な権限を回復できる宣言の日々を通して、天が協助して収めた勝利の基盤を、真の父母と共に、祝福家庭と共に、築かせてくださった恵みに心より感謝申し上げます。

 それによって地上の解放圏と霊界の解放圏が共に祝福を受け、宗教圏の解放と共に、数多くの聖人・賢哲を解放し、その系列のすべての天上世界の群れを地上と共に祝福することによって、統一的な平衡水準の地上基盤の上に立ち、家庭の峠を越えて、全体宇宙史的な家庭の平坦・水平基準を備え、神様と真のご父母様が自由に活動できる基準を備えました。

 その基盤の上に、今や今年において一昨日までに終えた、真のご父母様を中心とした八十か国巡回の天の大役事を、勝利的な覇権をもって一方通行で目的地まで駆け抜け、巡回勝利できるようになったその日々を称えなければなりません。

 またパンタナールにおいて、天宙史的な解放と共に、この祝福の基盤を中心として、今や、ご父母様が東西洋の八数を中心とした八回にわたる韓国講演、十六回の日本講演、二十四回のアメリカ講演、三十二回の世界講演、八十か国を中心として八数に合わせる、四位基台の倍数であるアダム家庭の八数、ノア家庭の八数、これら失ったものを世界的家庭の上で回復するための最後の清算のため、このような大廓清(害になるものをなくしてきれいにする)運動を宣言しながら、巡回講演を成功させました。

 今、このすべての八数解放圏を宣布すると共に、神様の再出発の権限を備えたこの舞台において、東西洋地球星で真の父母が自由自在に動くことができるばかりか、天上の祝福を受けた群れたちが、地上のアダム家庭を代表した祝福を受けた家庭を兄として侍り、弟の立場で神様に侍り、カイン・アベルの祝福を受けた天上世界・地上世界を編成することによって、解放圏を備えて新しい勝利の父母権をもたせてくださった、地球星祝福の恵みをお父様の前に感謝申し上げます。

 この日を期して、この六月十四日を中心に「天地父母勝利解放圏」を発表することによって、神様が抱いてこられた恨を解き、分かれていた地上と天上の統一圏を整え、絶対信仰、絶対愛、絶対服従のための基盤の上に立った人々が、創造理想の立場に立ったあなたの前に相対的な価値によって天上世界の直系子女として管理、入城、入国し、全天宙を解放し得る時代を迎えさせてくださったことに感謝申し上げます。このような一昨日までの勝利の覇権をもって帰り、歴史的な中心の場であるベルベディアにおいて「真の父母東西洋地球星勝利宣布」を可能にしたすべてが、ただの話だけではなく、 のような聖徳が根源となり、善悪を分別し、高低を推し量ることのできる一つの盾を打ち立てました。ですから、これを中心として、今後の統一家の祝福を受けたすべての者は、堂々と天の眷属として、天に代わる国家の国民として、責任の遂行に全力を尽くし、躊躇なき前進を誓うことのできる群れとなりましたから、万福の祝福を加え、地上拡大の勝利の権限で真の父母の勝利の覇権の上に連結してくださいますよう、切にお願い申し上げます。

 そうして、天上世界と地上世界に「天地父母勝利の解放圏」を立てることによって、あなたの愛の主権理想を全宇宙に宣布し、旧約時代の万物の祭物の恨を踏み越え、新約時代の子女の供え物の恨を踏み越え、成約時代の真のご父母様が歩んできた恨を踏み越えまして、ひとえにお父様、創造主だけが主人となられ、サタンの讒訴条件を全廃した勝利の覇権、愛の王となってくださいますようお願い申し上げます。

 地上に平和をもたらすことのできる勝利のこの日と共に、天上世界の解放を備え得るこのみ業を真の父母のみ名によって願いますから、これを受けて実践なさり、万世に祝福し、勝利、勝利で、前進なさいますことを切に願いながら、神様と真の父母のみ名を中心として、天上世界と地上世界に、万民と共に、万物と共に勝利の覇権国家として前進を誓うことを宣布いたします。

 これによって、すべてが復帰され、天の勝利の血族になることによって、サタンまでも解放し、兄弟の因縁の圏に参席させる真の父母の特別な恩赦に今一度彼らも感謝し、お父様の懐に抱かれるように、この日を期して許諾してくださるよう真の父母のみ名で奉献いたしますから、お受けくださいませ。

 万世の恨と嘆きの解放圏を備えて、真の父母のみ名によって、天上・地上の真の父母圏全体に代わって、この勝利の日を宣布いたしますから、万世の勝利の主人公となってくださいませ。

 アーメン、アーメン、アーメン!

 (ケーキカットの後、真のご父母様に世界平和家庭連合・世界代表による感謝杯贈呈、世界平和家庭連合・アメリカ代表による贈り物贈呈、世界宗教指導者たちによる感謝杯と花束の贈呈があり、その後、万歳三唱と祝歌が続く)

   み言

 世界に生きる人類、天上世界にいる霊人たち、そして被造万物たちは、堕落の根本とそれが向かう方向について何も知りませんでした。統一教会が現れることによって、摂理史の内容を知ることになったのです。

 旧約時代、新約時代を越えて、成約時代を迎え、天上世界と地上世界を統一し、地上・天上天国、神様の愛の主権の統一世界になるということを宣布しました。今後、これが統一教会、レバレンド・ムーンによって始まったということを、全世界は知るようになるでしょう。

 旧約時代はイスラエル選民圏によって始まりました。旧約時代には、供え物に血を流させる儀式を通して贖罪の道を求めてきましたが、その根本については知りませんでした。なぜそのようなことをするのか、知りませんでした。神様は、天地万物をつくられた主人であり、すべては神様が愛することのできる神様の物です。それにもかかわらず、これを二つに裂いて、一方は神様が所有し、一方はサタンが所有するのです。そのためには血を流さなければならないという、そのような内容を知らなかったのです。

 人も二つに分かれています。ですから、人が一つになって、血を流した供え物を一つにしてこそ、神様は受け取られるのです。死んだ万物よりも、神様をもっと愛したということになるのです。神様をより愛する「愛の血」を立てるという条件のもとに、祭物が始まったという歴史を知りませんでした。

 アダム家庭から二千年を中心として役事し、ヤコブの時になって初めて氏族的な民族を中心として、祭物を通して、個人的な赦し、家庭的な赦し、国家的な赦し、世界的な赦しまでがなされたのです。旧約時代にそのような祭物を引きずってきながら、その主人となれる息子が来ることを願ったのです。万物を通して息子がつくられたので、そのアダムの代わりとして来られるメシヤは、これをすべて処理して一つにしなければなりません。その時メシヤと一つになっていたならば、この祭物時代は旧約時代で終わっていたのです。

 アダム家庭でカインがアベルを殺しました。神様は分岐によってもてるものは何一つありません。それで、イスラエル民族を通して、神様が取れる分を占有するために、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界まで押し進めてこられたのです。そのようにしながら、祭物として二つに分かれた世界をいかに一つにするかというのが、神様の所願だったのです。

 ですから、メシヤは一つにすることのできる裂かない主人として、完成したアダムのような実体として来られます。そして、祭物世界を除去するとともに、息子がこの地上で全体を所有する主人として、万物を犠牲にして殺さずに、収拾するのです。​はじめて息子と娘が一つになり、万物全体を神様だけが一方的に収拾するために、メシヤを送るという思想があったのです。サタンのものを一つ残らずなくすために、メシヤ思想があったということを、皆さんは知らなければなりません。​

 アダムが完成したならば、神様の息子であると同時に、神様の家庭ができるはずでした。そうなれば、万物もアダム家庭のものであると同時に、アダムとエバのもの、男性と女性のものとなるので、そこには血を流すような条件はありませんでした。

 神様の愛を中心として、アダムとエバが子女としての責任を果たしていたならば、その万物はアダム圏内にありました。アダムが勝利したため、血を流すこともなく……、再び世界を抱き、ご自身の息子と娘を中心として家庭を築くことのできる祝福の行事が……、そのとき神様による家庭統一、世界統一の起源となる万民祝福の時代が、メシヤたるイエス様によって成就するはずでした。

 それがイエス様の死によって世界まで延長され……、再臨主が来られたとしてもその公式は……世界舞台で同じ法度によって経ていかなければなりません。万物の祭物時代を経て、その次は息子が供え物となりました。一つになるべきイスラエル民族とイエス様が、一つになることができず、父子関係の因縁をもつことができなかったのです。地上において神様の子女の代表である息子の前に、孫がいなければならないのですが、孫の統一圏世界を備えることができずにイエス様が死んだという事実を、キリスト教徒たちは知らずにいるのです。

 祭物時代にはイエス様を迎えることによって、イスラエル民族の前に祭物のない勝利の天国と天の権限が始まるはずでした。ところが、イエス様を殺し、血を流させたことによって、イスラエル民族は地上地獄に落ちてしまいました。万物の祭物時代は、息子の解放時代を迎えるためにありましたが、息子の解放時代に殺されたので……、解放された立場に立ったイエス様が祭物の立場、息子が祭物となった立場に立つことによって、息子を祭物として犠牲にしたイスラエル民族は、地上地獄に落ちなければならないのです。蕩減を払わなければならないのです。

 ですから、キリスト教は血を流さざるを得ないのです。イエス様は死ぬために来たなどと、狂ったようなことを考えているので……、神様に大きな怨恨の釘を打ち込んでいるのです。息子の権限を中心として、神様は主人の役割を果たそうと思っておられたのに、それをイスラエルの国が崩してしまいました。それゆえに世界を流浪しながら、二千年間、キリスト教と共にそれを蕩減するための血を流してきたのです。キリスト教に血を流させたのはユダヤ教ですから、ユダヤ教は国が完全になくなるのです。

 イエス様が祭物となったので、解放されるまで、国を得て神様の全権時代を迎えるまでは……イエス様の体を裂いたので、キリスト教はどこに行っても犠牲の血を流し、戦場で馬蹄に踏まれ、悲惨な避難民以上の受難の道を歩み、二千年間、国なき民となってきたのです。それを知らなければなりません。ユダヤ人はそれを知らずにいます。神様が祝福してくれた選民が、なぜこのようになったのかを知らなければなりません。

 息子が祭物になることによって、心と体の両世界を失ってしまいました。そのような事実をご存じのイエス様は、千辛万苦の十字架の途上でも、神様の息子の権威をもって怨讐のローマを赦し、未来のローマを愛する思いで祈祷しました。それが神様の前に復活できる条件となったという事実を、キリスト教は知らずにいるのです。

 このように、イスラエルの不信によって死にゆくイエス様が、そこで宣言したのが何かというと「死なんとする者は生き、生きんとする者は死ぬ」です。死の境界線を越えて、再び生き返って乗り越えてこなければ、神様のみ旨を成し遂げられないのです。それゆえに、イエス様は十字架で亡くなりながら、再臨について語られたのです。

 では、その再臨の目的とは何でしょうか? 自らの愛する相対を探すのがその目的です。完成したアダムを失ったので、そのアダムを取り戻し、そのアダムを通してエバをつくらなければなりません。それゆえに、再臨のメシヤは、サタン世界から女性を取り戻さなければなりません。したがって、新郎新婦の名前を中心としたキリスト教は、二千年間、血を流さざるを得ませんでした。サタンの讒訴条件に引っ掛かっているのです。サタンが「半分はおまえのもの、半分は私のものだ! 霊界にいる復活したイエスは神のものだが、復活しない実体は私のものだ!」と言うのです。引っ掛かっているのです。

 神様は、祭物のような立場でのサタンの分岐をお赦しにならず、神様のみが主人になれなければならないのに……、個人的な主人、家庭的な主人、氏族・民族・国家・世界的な主人となるその道を完全に壊してしまったのです。亡くなった主、イエス様はみ旨を成就できなかったので、再び来なければなりません。

 イスラエル国の失敗をキリスト教が担って、来るべき主と一つになり、完全に神様の所有圏が個人から国家を超えて、世界化し得る版図をつくらなければなりません。これが再臨主がこの地に来られる目的です。雲に乗ってきたのではだめなのです。「雲に乗ってくる」と言っているのは狂っていることです。雲に乗って、来られるでしょうか?

 神様を中心とした統一的な所有圏をつくろうとしてメシヤを送ったのですが、イスラエル民族が一つになれなくて失敗したのです。世界的に来られる再臨のメシヤを願う人々は、イスラエル民族の失敗によって、イエス様がそのような結果に立たれたということを、はっきりと知らなければなりません。今もなおユダヤ人とキリスト教徒は、統一的な所有圏をもち得ていないという事実を知らなければなりません。民族主義的なイスラエル選民権を自慢するなというのです。選民は天地を解放する主人に仕えるためにあるのに、イエス様に反対して追い出してしまいました。主人を追い出したのです。

 今やユダヤ人たちは、二千年前に殺したイエス・キリストをメシヤの中のメシヤとして、父母よりも、兄弟よりも、誰よりも尊く侍らなければなりません。それでこそ、将来歓迎される道があるのであって、そうでなければ道がないということを知らなければなりません。

 第一イスラエル民族が失敗することによって、第ニイスラエル圏のキリスト教は、霊的第ニイスラエル選民となります。なぜでしょうか? イエス様が体を失ったからです。

 メシヤが雲に乗ってきたら滅ぶのです! 雲に乗ってくるのですか? 理論上、合いません。レバレンド・ムーンは理論だけでなく、霊界のすべての事実をくまなく知っている人です。神様の心情世界までも知り、愛の世界までも知っている人なのです。

 神様も知らないくせに反対して、統一教会が異端だというのですか? キリスト教、ユダヤ教、共産党までが加担して、レバレンド・ムーンを消し去ろうとしましたが、すべて失敗しました。今では、いかなる力をもってしてもレバレンド・ムーンを除去できない、最上の立場に上っているということを知らなければなりません。神様が保護されるのです。

 霊界を統一できる神の印を授からなければなりません。それをイエス様から相続しなければ、地上世界の統一ができないということを知らなければなりません。統一教会は今まで、そのような見えないイエス様を中心として、第一、第ニイスラエルの失敗者をすべて連結させて、歓迎できる基盤に立てておき、サタンと闘ってきたのです。

 全世界的にサタンが全権をもって「レバレンド・ムーンを殴り殺せ!」と攻撃してきたのです。個人から家庭、氏族、民族、国家、そして地獄にいるすべての霊人までが、「反レバレンド・ムーン運動」を行ったのです。ところで今、そのレバレンド・ムーンは生きていますか、死んでしまいましたか?生きているのです。

 ユダヤ教と旧教と新教ばかりか、のちには共産党までが一つになって打倒しようとしてきたのです。「どうやってレバレンド・ムーンを打ちのめそうか?」と言いながら、ソ連とアメリカが一つになって四方から攻撃してきたのです。

 すべて犯罪者です。イスラエルが滅びれば、地上が滅びるのです。先生の怨讐の中の怨讐は誰ですか? アメリカです。キリスト教を代表した宣教師を中心として……韓国と共に私に反対してきたのがアメリカの宣教師たちなのです。しかし、先生はアメリカを救おうと二十四年間努力してきました。青春時代を捧げ、全生涯を捧げてきたのです。アメリカの監獄に入っていって、滅び行くアメリカのためにワシントンに六つの団体をつくりました。法廷で闘争している最中にあっても、「ワシントン・タイムズ」を設立する一次的な費用を支払ったのです。

 アメリカの国民たちは「万歳!・ レバレンド・ムーンが監獄に入ったぞ! 万歳! 滅びた、滅びた!」と言って、統一教会を罵倒しながら、ありとあらゆることをしてきました。

 「宗教、政治、経済、文化、教育など、すべての分野における怨讐の中の怨讐が倒れた」と言って、全人類が勝利の万歳を叫んだのです。

 忘れてはなりません、統一教会のメンバーたち! あの当時、神様とレバレンド・ムーンがどれほど悲惨な立場でしたか? あの当時、神様とレバレンド・ムーンが歓迎されていたならば、問題なく七年間で地上天国が築かれていたのです。地上天国のための確固たる計画が立っていたのです。

 あの時、アメリカを中心としたキリスト教世界がレバレンド・ムーンを歓迎していたならば、どんなことも可能だったのです。七年もかかりませんでした。その半分の時間で充分でした。四百年間、旧教と新教は怨讐関係にありましたが、それも問題なく一つにできたのです。

 統一教会の原理には、旧約聖書の主流的な内容も入っており、新約聖書の主流的な内容も入っています。それを読んでみれば、レバレンド・ムーンの教えをありがたく思うのです。主流思想のすべて、民主世界、共産世界が、私の手中で溶けるはずでした。

 もし、そうなっていたならば、共産主義は現れませんでした。また、いかなる外部世界の反対もなかったでしょう。全人類は、自動的に原理に従うようになっていたのです。今、統一教会で行っている訓読会の内容は、五十年前に語った内容です。今現在、語っている内容と同じ内容なのです。

 アメリカのキリスト教の責任者たちを見てみなさい。レバレンド・ムーンに反対しても、反対してもだめなので、結局は滅びて地獄に落ちるのです。大きな教会には建物だけがあって、生命がありません。棺桶に片足を突っ込んだような八十過ぎの老人だけが集まって座り、「これが私たちの天国だ!」などと言っています。そのようなことを考えてみなさい。希望がありません。

 反対に、レバレンド・ムーンの後ろには、多くの若者たちがついてきています。今、十八歳以上の若者たちがついてきているのです。キリスト教は、統一教会とは比較にもなりません。彼らもすべて知っているのです。今後、道がありません。反対している途中で崩れるのです。道がないのです。レバレンド・ムーンの後ろで原理を何度もチェックしてみたところ、「ああ、これからアメリカだけでなく自由世界は、どうしたらいいのだろう!」と驚いています。これが問題なのです。

 もしも神様が怨讐を愛さなかったならば、アメリカを叩きのめしていたことでしょう。神様は、怨讐を愛するという哲学を知っておられたので、アメリカを愛し、キリスト教を再び抱いて生かそうとされるのです。キリスト教のために苦労したのです。先生はそのような力をもった人です。南米に行って数年内にすべてをまとめ、アメリカに反対できる能力をもった人です。旧教を結束させるのです。南米はカトリック文化圏です。四百年の怨みを晴らすことができるのです。

 神様が苦労した歴史を知ってますか? イスラエル民族を立てるための四千年歴史と、キリスト教を復活させるための二千年歴史、六千年の歴史をかけて苦労された神様の苦労を無駄にはできません。それゆえに、キリスト教を抱いて愛するしかないという、レバレンド・ムーンの恨の歴史が残っているという事実を、はっきりと知らなければなりません。皆さんがそれを解いてくれなければなりません。ユダヤ教とキリスト教が、神様の摂理のために一つにならなければならないのです。

 旧約というのは約束ですが、約束を果たせなかったことが問題なのです。それで新約、新しい約束を立てましたが、それも失敗しました。新約で終えなければならないのです。万物を供え物として捧げたのは、息子が行くことのできる高速道路をつくるためでした。イエス様はそのすべてを失いました。イエス様の体までサタンが占領しました。ですから、霊的なものだけが残ることになったのです。

 キリスト教は血を流します。来るべき再臨主は「真の父母」として来られますが、その真の父母が血を流さないように、二千年間血を流してきたのです。そして真の父母は来られました。ところが、父母と知らずにその父母を追い出してしまったのです。ユダヤ教と同様に、新約時代にイエス様を殺したのと同様に……再臨時代の成約時代を迎え、世界統一圏のキリスト教文化圏を備えなければならなかったのに、反対することによってそれを完全に失い、共産主義の前に数億が死んだのです。キリスト教は悔い改めなければなりません。数億の人が死んでいったのです。

 理想家庭の主人である再臨主を荒野に追いやったのです。ですから、自由世界とキリスト教世界が、家庭と若者たちを失うのです。それをどうやって解決しますか? それが問題です。レバレンド・ムーンしか解決できる人はいません。そのことを自由世界も、キリスト教世界も、宗教世界も知りません。

 アメリカの若者たちは元気があって健康です。そのようなアメリカ人が地獄に落ちています。その悲惨なありさまをいかに解決しますか? レバレンド・ムーンを信じるほかありません。他に方法はありません。ですから、このような記念日を宣布するのです。東西洋の全体が、レバレンド・ムーンを父母として侍らなければ、死んでしまうのです。死なないかどうかは後から分かります。滅びるのです。

 それを、知らなければなりません。レバレンド・ムーンが地獄まで解放するのです。誰が神様とサタンの闘いを止めることができますか? 神様も止められず、サタンも止められないその闘いを誰が止めますか? 来るべき再臨主、真のアダム、完成したアダムが止めるのです。失敗したアダムが偽りの父母になったので、完成した真の父となって、神様も解放でき、サタンも解放することができるのです。

 愛によって神側の人も抱き込み、サタン側の人も抱き込むのです。力によってはサタンを屈服させることができません。神様に「このようすれば解放されるのではありませんか?」と尋ねて、神様が「そうだ」と答えて、歴史のあらゆる怨恨を追放することによって屈服させるのです。

 闘いは終わりました。皆さんは苦労が好きですか? 勉強しないならば、気合いを入れて勉強させるというのが好きですか? 神様の心情を知らなければなりません。それが終着地なのです。そこで神様の家庭が実現されるのです。それが理想的な終着地です。そこで神様の息子としての価値を備えることができるのです。それが私たちの目標です。

 世界が私たちに屈服したならば……建設しなければなりません。建設して天国をつくってこそ、神様の祝福を相続できるのです。相続するにはすべてを捧げなければなりません。中途半端ではできないのです。偽りの父母アダムによってすべて失ったので、統一教会はその国とその世界のすべてを捧げなければなりません。「あなたのものですから、どうぞご自由にしてください」と言わなければなりません。

 すると神様は、すべてをご自身のためではなく、息子のためにおつくりになったので「息子よ、娘よ、おまえたちがいるので、再びおまえたちに返そう!」と言われるのです。そのようになってこそ、私たちの所有権時代が来るのです。それを知らなければなりません。真の父母も所有権を最も愛する子女に相続してあげるのです。違いますか? 同じです。成約時代は神様までも、神様の愛までもすべて私のものなのです。何もかも相続できる時代なのです。アーメン、アーメン、アーメン!

 分かりましたね? ですから、成約時代にはすべてが私の所有です。絶対的な主人である神様も私の所有です。サタンにあげるものはないのです。すべての所有権を得て、エーメン(アーメンの発音から A man)、ナンバーワン・メン(No.1 man)に違いないので、神様の息子、娘になるのです。神様の娘婿や嫁では嫌なのです。それが神様の創造理想の基地です。軍隊の基地のようなものです。そこにはすべてが補給され、原子爆弾もあり、すべてがあるのです。

 勝利の所有権基地! それを相続した後では、ナンバーワンになるのです。昼に夜に、春夏秋冬、一生涯だけでなく、永遠を越えて、ナンバーワン! そのような人たちが天国の王子、王女となるのです。

 皆さんは、皆そうなりますか? そうなるという人は手を挙げなさい。「私は成約時代の王子だ!」と一度言ってみなさい。(「私は成約時代の王子だ!。」)

 今から五十四年前に、先生は初めは未婚の男女を祝福しようと思いました。その時の未婚の男女とは誰のことですか? カトリックの神父と修道女たちです。仏教徒もそうです。東洋と西洋には独身生活をする人たちがいましたが、どれほど多かったでしょうか。彼らを中心として二世たちを祝福するのが、先生の祝福の目的でした。

 神様はそのような若者たちを祝福したかったのです。ところが、そのすべてを失いました。それで、蕩減を払うようになったのです。そこで、先生は新しい理想家庭を立てなければならないと宣言したのです。

 私たちは真の父母にならなければなりません。ですから、神様の血統を相続しなくてはならないのです。それが私たちの主な目標です。すべての若者たちを復帰しなければなりません。「レバレンド・ムーンが理想家庭を立てて、全人類が後に続いていることを知ってますか?」と言えば、「イエス!」と言いながら、「レバレンド・ムーンが新千年の唯一の希望です!」と言うのです。若者と家庭破壊の問題をきれいに解決するのです。ですから、周りで反対を続けることができないのです。

 キリスト教世界の二世たちを復帰しなければなりません。四億双の祝福も問題ありません。私たちは四億家庭以上の既成家庭を祝福しました。ですから、家庭ごとに一名の子女を導いたなら、即座に四億双の祝福は問題なく勝利できるのです。今、最後の問題は未婚祝福です。これはキリスト教世界の責任ですが、キリスト教がその責任を全うできなければ、奈落の底に落ちるでしょう。反対する共産世界と自由世界も同じなのです。

 ですから「アメリカの小学校は、私が救わなければならず、中学や高校も私の手で救わなければならず、大学も私の手で救わなければならない。法的結婚をする者たちも私の手で解決しよう!」。このような決心をしなければなりません。アメリカの青年たちは皆さんの責任ですから、先生は故郷に帰る準備をしなければなりません。

 私がこれほどまでにアメリカを生かそうとしたのに、皆さんがそれをできなければ共同墓地にも行けません。皆さんが責任をもつというように、今から考えなければならないというのが正常な結論なのです! アーメンと言わざるを得ません。

 ですから、霊界祝福した写真まで合わせれば、地上で祝福した人たちのアルバムはこれ位になるでしょう。キリスト教の、今まで反対してきた怨讐たちの、荒野で倒れて滅びる群れにこれを見せて「あなたの両親が反対したことは、正しかったのだろうか?」と尋ねるのです。小学校しか出ていなくても、賢い者たちは「私たちのお父さんはこれで(親指を下に)、統一教会のレバレンド・ムーンはこれだ(親指を上に)」と言うのです。そうして「おい、レバレンド・ムーンの写真をもつ運動をしよう!」と言えば、千名なら千名がたちまち写真を持つのです。一万名ならば一万名が写真を持つようになるのです。

 祝福の時が来れば、写真を持った人を否が応でも引っ張ってきて、並ばせて「入れ!」と言えば入っていくようになっているのです。「嫌だ」と言うようになっていますか? 三分の一は強制的にでも通じるのです。のちには、大統領の家庭が、息子と娘を率いて孫まで祝福を受けさせ、数十双、数百双になるのです。それに反対しますか? 大統領の家族が数百名も出てくるのに、それに反対するかというのです。そうなれば、アメリカの車に乗って高速道路を走るようなものです。

 自慢してはなりません。エイズが最もひどい所もアメリカではないですか? 家庭も壊れ、氏族も壊れ、民族も壊れ、国家も壊れ、世界まで滅ぼすのがアメリカです。「ペッ!」。どうして赦されるというのでしょうか? どんなに悔い改めてもだめなのです。世界を見回してみなさい。どこに行っても「ヤンキー、ゴーホーム!(アメリカ人よ帰れ)」と言っています。

 同じように、アメリカでは「レバレンド・ムーン、ゴーホーム(帰れ)!」と言っています。ところが、全世界では「ヤンキー、ゴーホーム! レバレンド・ムーン、カムバック(帰ってきて)!」と言っています。反対なのです。アメリカはレバレンド・ムーンに反対しますが、東西洋はレバレンド・ムーンと一つになり、アメリカに反対しているのです。先生は背後でそのような基盤を築いているのです。ソ連やインド、ブラジル、日本などでそのような基盤を築いているのです。

 どんなに反対しても、キリスト教世界には力がありません。ですから、皆さんは自信をもたなければなりません。どこにおいても手を挙げて宣布しなさい。負けてはなりません。レバレンド・ムーンのように自信をもたなければなりません。そうすれば、問題なく中心者になることができるのです。考えてみなさい。先生も四十を過ぎてからアメリカに来て、中心的指導者になりました。違いますか?

 アメリカの指導者たちを見てみなさい。これからの進むべき道を知りません。レバレンド・ムーンがいなければ、キリスト教世界もそれと同様です。カトリックも同様であり、アメリカをはじめとする民主世界も同様なのです。共産世界にも希望はありません。レバレンド・ムーンについてくるしかないのです。どうしてですか? 全能の神様、愛の神様が共におられるので、消化できないものはないのです。

 パンタナールに「スクリ」という大蛇がいますが、長さが二十五メートルにもなります。人も飲み込めるほどに大きいのです。それが、五メートル以上ものワニと戦っても、絡みついて飲み込んでしまうのです。ワニの体に汚い泥水がついていても、そのまま構わずに飲み込んでしまうのです。勝利者はそのように飲み込むのです。悪人であれ善人であれ、関係なくすべてを飲み込んで消化する者が勝利者なのです。

 そこで、レバレンド・ムーンはパンタナールに、スワローキング( swallow king : 飲み込みの王)が育っているのを知り、スワローキングになろうと考えました。悪なる世界であれ、善なる世界であれ、一気にぱくっと飲み込んでしまうのです。それで、問題なく消化するのです。神様やサタンまでもそのようにするならば、どれほど驚くべき概念でしょうか。問題なく、そのようにできるのです。

 真の愛は、すべてを消化することができます。怨讐も同じです。大蛇のスクリも問題なく消化できるのです。皆さん、ノアの洪水のとき、魚たちは審判を受けなかったという事実を知っていますか?その当時、すべての被造万物が審判を受けましたが、魚の世界は審判を受けなかったのです。それで、私は魚の世界が好きなのです。今、私は漁夫の王となっています。すべてを漁夫たちに教えてあげています。

 最初に釣った魚は逃がしてあげます。どんなに面白いことでしょう! どんなに大きな魚を釣っても逃がしてあげるのです。それと同じように、神様もヒットラーやスターリンのような人たちを解放してあげました。それで、ヒットラーとスターリンも、聖人たちと同じ日に祝福を受けました。そのように愛で飲み込めば、大変おいしいのです。消化するのも問題ありません。

 いかにアメリカが大きいといっても、先生は問題なく消化できます。どんなに共産世界が強いといっても問題なく、中国も問題ありません。宗教世界も問題ないのです。全世界に先生がそのようにできる基盤を整えておきました。すべての人々がレバレンド・ムーンを好むのです。四季を問わず、昼夜を問わずどこでも歓迎されるのです。

 ところが、レバレンド・ムーン一人では、それらの歓迎をすべて受けざることができません。それで、すべての若者たちを前面に立てて歓迎を受けさせるのです。皆さんが絶対信仰をもっていれば、先生が皆さんをそのような責任者の立場に立ててあげるのです。

 今までサタンが破壊してきたものは何ですか?罪を犯していない青年男女、若い息子や娘たちを堕落させてきたということを知らなければなりません。今、世界の四億五千万双以上の祝福を受けた統一教会の家庭は、アダム家庭が完成した立場と同じ扱いを受けるのです。霊界も肉界も地獄に行くことなく、すべて解放しました。地獄の門がなくなったのです。天国に行けるようになっているのです。

 今や、先生の思想を中心として国をつくれば、そこでは伝統も絶対伝統として一つ、民族も一つ、風習も一つ、言語も一つ、生活も一つの形態であり、天国に入る前段階になるのです。

 その前に、皆さんに今、残されたものは何ですか? 青年たちを、息子や娘を堕落させてきた、そのような立場から脱して、神様の前に二世の立場である世界の若い青年たち、まだ祝福を受けていない二世たちを、アダム家庭に生まれた子女のように……、二世たちを代身した立場の未婚の男女の祝福を、霊界全体が協助することによって、堕落していない勝利的立場に共に入っていけるのです。今はそんな時なのです。

 サタンから見れば、がらくたのように淫乱に陥った、ありとあらゆる家庭が地獄に行っており、地上もそうで……今もなお契約結婚するという、ありとあらゆる者たちがいるのです。また、霊界には十六歳になる前に未婚のまま、結婚を夢見ることもなく死んでいった者たちもおり、ありとあらゆる者たちがいるのです。そのような人たちをすべて祝福してあげました。

 では、まだ残っているのは何でしょうか?若者の層、未婚の男女の四億双祝福が残っているのです。それに協助することによって、自分も神様のみ旨に協助し、真の父母に協助し、人類に協助したという、そのような看板を持つことができるのです。それによって赦される道が生じるということを、神様は前もってご存じで、勧告してこられたということを知らなければなりません。その息子や娘の中に、四億双の中に、一双ずつアダム家庭に代わる神様の孫、三番目になる孫の家庭をつくりなさいというのです。そうすれば、すべて成就するのです。天国は空っぽなので、一挙にすべてを組み込むことができるのです。

 ですから、キリスト教だけでも十億を超えます。また、宗教圏がどれほど多いことでしょうか。そこに七五パーセントの人類がぶら下がっているのです。そこから一人ずつぶら下がってきただけでもどれほどになりますか? 来なければ闘ってでも奪ってこいというのです。

 新教、旧教もみな祝福を受け、キリスト教徒はもとより宗教界すべてが祝福を受けたならば、家庭問題や青少年問題は解決されるのです。それを解決できるのは、唯一レバレンド・ムーン、統一教会しかありません。ですから、統一教会にすべて任せようと考えているのです。訪ねてこれないようでは、死んだほうがましです。皆さんが罰を受けなければなりません。

 サタンに負けるつもりですか? 問題は何ですか? サタンに負けるつもりですか、勝つつもりですか? サタンが自分に属する、五十億の人類と悪霊たちを前に出して、「私も救ってくれ!」と言ってくるのです。それをすべて救ってあげるなら、世界が一挙に動くのですが、サタンに勝ちますか?その代わり皆さんがサタンに勝つ方法は、「私は先生の代身だ。死んでも先生の代身だ。第二の真の父母だ!」という、そのような観念をもつことです。

 今後、キリスト教の若者たちを生かしたのちには、共産世界の若者たちが間違いなく一挙になびいてくるのです。先生は内外に準備しています。このアメリカよりも先を行っているということを知らなければなりません。回教が望んでいます。キリスト教に勝とうとしてです。「絶対的にレバレンド・ムーンに従う!」と言っているのを考えてみなさい。儒教や仏教も同じです。

 アメリカで多くの祝福を受けられるように、イエス様にベルベディアで生活してもらい、キリスト教の聖霊たちをアメリカに配置したのですが、成果があがりません。皆さんが動かないからです。イエス様のご夫妻がベルベディアに住んでいるのを知ってますか? これからは、イエス様のご家庭を自分の弟家庭のように思いながら、キリスト教の家庭を一軒一軒訪問し、「弟の言うことを聞いて協助せよ! 霊界にいるキリスト教の者たちよ!」と言えば、霊界が動くのです。そのような時となったのです。

​ 原理のみ言に、宗教統一や世界統一のためには霊界を動員するという内容がありますが、今、霊界を動員していますか、していませんか? すべて動員されました。すべて動員されてきているのです。今後は、霊的世界とぶつかれば蹴飛ばされてしまうのです。「おいこら、今がどんな時か知っているのか! 先祖たちを滅ぼすつもりか!」と言って、霊界の先祖たちが、「災いを転じて福となす」という役事を起こす時が来たのです。そのような仕打ちを受けないようにしなければなりません。​

 休む時間などありません。言うことを聞かなければ霊界に連れていかれるのです。蕩減はありません。直接主管時代なのです。レバレンド・ムーンは脅迫がうまいと思うかも知れませんが、見ておきなさい、そうなるか、ならないか。先生の命令で霊界を動員しました。そのような者たちは地上に置くなというのです。そのようになってこそ、サタンまでが逃げ出すのです。

 それゆえに、「天宙解放式」を今年の五月十四日、パンタナールで行ったのです。サタンや悪魔や聖人たちを祝福したのは昨年でしたね? 昨年の五月十三日から十五日にわたる、その中間日に宣布しました。ですから、パンタナールは統一教会がサタン世界を解放した、第一の記念すべき聖地になったのです。解放されたすべての人々はそこを訪問し、先生の心情圏を引き継がなければならない時代となったので、パンタナールは聖地の中の聖地、エルサレムとは比べものにならないほどの聖地になるのです。天宙解放の聖地なのです。

 六数はサタン数ですが、そこに十四数を添えて、完成できる杭を打ち込んでおきました。今回の「真の万物の日」は六月十四日で完全に解放数です。今日と明日と十四日を合わせて、十六日になります。六月を中心として六数となり、十四数の完成数となり、十六数は八数の倍数で、このサタン世界を抑えるのです。それで、そのような日を中心としてこうすることによって、今やすべてが終わるのです。「東西洋(地球星)」の勝利を真の父母が成し遂げたので、サタンまでが屈服し、霊界が再臨協助するので、四億双の祝福は問題ないのです。

 キリスト教文化を生かすか否かは、アメリカの責任です。アメリカが責任を負えなくなるとき、サタンに奪われるということを知らなければなりません。

 七千名は問題ありません。アメリカ大使館に命令して青少年解放運動をすれば、七千名は問題ありません。七万名、七百万名までやれる道があるのです。

 なぜアメリカ大使館がそれをやらなければならないのでしようか? アメリカ大使館を出入りしていた若者たちが、エイズを繁殖させ、世界を滅ぼしたのです。そして、フリーセックス、ホモセクシャル、レズビアンを繁殖させたのです。アメリカ大使館がその根拠地です。蕩減を払わなければなりません。罪を犯したので、犯した罪を蕩減しなければならないのです。

 ですから、アメリカ大使館に命じて、皆さんが大使になるか、あるいは大使の首をつかんででも、これをやらなければなりません。日本の女性とアメリカの女性を世界中の大使館の僕として送るのです。

 ですから、そのようなことを考え、既に決心した身となったので七千名、七百名を決心したと考えを改めなければなりません。それをするには、皆さんが住んでいる所、たとえば面(町)ならば三つから四つの面を訪ねていきなさい。州ならば自分の州の他に三つから四つの州を訪ねていきなさい。それから、四つの国を訪ねていきなさい。その次には、四つの世界、地上世界、天上世界、サタン世界、霊界までも訪ねていくのです。神様のすべての所有権を相続しなければなりません。先生は革新的な内容を語っているのです。

 ということで、既に皆決心したので……新聞社の社長は大使の後について回り、長官の後について回り、州知事の後について回り、襟元をつかんで闘えというのです。国に行くときには、国と闘うのです。​「私が国と闘うのは国を生かしてあげるための勧告であり、世界の代表であるアメリカ大統領を解放し、天国の神様までも解放するためである」と考えなければなりません。​「宇宙と神様までも私が解放しなければならない」と考えなければならないのです。全能なる神様も、真の父母の助けを借りなければなりません。

 「父母」という言葉は、血統を相続してあげるという意味です。そのような立場に立てなければ、「父母」という名を使うことはできません。そうではないですか?父母は真の愛、真の生命、真の血統を相続してあげるのです。神様もそれを変更できません。その父母と子女が一つになれば、神様も歓迎します。真の血統が連結した子女には、サタンは侵犯できないのです。

 なぜ真の父母を必要とするのですか? 真の血統に連結するためです。どのようにして接ぎ木できるのでしょうか? 他に道はありません。接ぎ木するには首を切らなければなりません。すべてを消して、ゼロポイント(零点)に立たなければならないのです。他の概念があっては接ぎ木できません。そうでしょう? 完全に一つになってこそ枝が出て、葉が出て、芽も出てくるのです。

 レバレンド・ムーンは正しい人なのです。アメリカ人たちはそれを知っています。世の中のすべての人々がレバレンド・ムーンを信じています。宗教界においても先生が最高です。すべての分野をみな占領したのです。信じられますか? 先生はすべての分野において専門家です。経済分野においてもすべて成しました。先生はどんな困難があったとしても、神様の摂理路程を先駆けていくのです。統一教会のいかなるメンバーもそれを否定することはできません。何の目的があってそうするのですか? 神様を解放するためです。(三〇九-一九六、九九年五月三十日)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。


奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵


世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2023.09.09 19:11:39
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