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カテゴリ:文鮮明先生み言葉選集(講演文)
「地上天国出発」宣布 一九九九年十二月十五日、真のご父母様はウルグアイのプンタデルエステから午前八時三十分、黄善祚会長に電話をされて、「今この時間から地上天国が始まる」と語られ、特別にこの時間を記憶するように強調された。「一九九七年から二〇〇四年までの七年の間に、地上天国を完成しなければならない」と語られ、ジャルジンの四十日修練を受け、入籍に必要な条件を備えた家庭から、韓国、日本、アメリカに、くじ引きによって、一二六〇家庭(一八〇家庭かける七代)を基準に新しい故郷を割り当てると語られた。 この期間に第四次アダム圏を発表して、三年間に新しい時代に突人するのです。第四次アダム圏時代というのは、アダム主義時代を指します。二〇〇〇年代までは蕩減が必要でしたが、今やこの時代を越えていくことで、霊界と肉界で天宙的にアダムが完成した基準が始まるのです。ですから、アダム主義時代の始まりとなります。そのような時代が到来するので、ジャルジンが「世界平和理想家庭教育本部」となるのです。 それで、この教育に参席した者たちは、個人、家庭、氏族、民族、国家基準まで所有圏を移譲したことを中心として、先生と完全に一つにならなければなりません。一つになった基準で自主的になしていく時代となったので、自分の名前で祈祷できるのです。なぜ、自分の名前で祈祷できるかというと、み旨をすべて知っているので、他の者の教えが必要なく、自分の責任で生きて、祝福も直系の父母がしてあげることで、天国の移譲が実現するからです。今や独自に責任を負って、行動する時代ヘと移っていくのです。それで、自分の名前で祈祷するのです。 蕩減が必要のない第四次アダム圏時代に入っていくには、十六数を中心とした「総生畜献納祭」をしなければなりません。祝福家庭というのは何ですか? 神様の復帰摂理は、祝福家庭を成就するために蕩減の時代を経てきたのです。天国は祝福家庭のみ入ることができます。なぜならば、祝福家庭は天宙から個人まで、全体の人類を代表するからです。「そのような貴い価値の中心点に立っているのが私の家庭である!」。これが重要です。 ここで私たちが決心すべきことは、堕落したこの世において、民族、国家、世界、天宙の全体を与えられても換えられない実が、祝福家庭であるということです。ですから、二人の夫婦が一つになるのは、これまでの歴史と天宙を与えても換えられないという信念が必要です。「私」という意識はあり得ません。祝福されたその一つの家庭は、神様がアダムを中心として摂理を引っ張ってこられた結果であり、目的なので、「祝福家庭である私の家庭は天宙で一番貴い」という認識を持たなければなりません。 ですから、自分の名前で祈祷するのです。第四次アダム圏時代に自分の名前で祈祷するのは、切に求めるのではなく、報告するのです。自分の名前で報告するのです。そこには、神様と私しかいません。神様と私の家庭以外にありません。何者もこの間に入ってこられません。神様と私が、神様と私たちの家庭が、父子関係で結ばれて平準化された家庭が、すべてを受けることができます。そのようにして、神様を私の家庭に招待しなければなりません。 それは成約時代に真の父母が来られて、歴史時代のすべてを蕩減して探してこられたのです。真の父母が、個人時代から家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代に堕落した人類を、すべて祝福によって探してこられたのです。真の愛で完成級を越えた血統によって探してこられたのです。人類はみな真の父母に従ってくるので、完成級へと越えるようになります。そうしてサタンの血統が根絶されたら、すべてが終わります。誰がどのように越えることができますか? 祝福家庭がナイロンのひもを真の父母に、愛で連結して、真の父母の勝利圏を中心として、絶対信仰、絶対愛、絶対服従して越えていくことができるのです。 神様が人間を創造するときの創造の理想が、絶対信仰、絶対愛、絶対服従だったので、人間がそのような神様の基準の相対的な立場に立つには、絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければなりません。そうすれば、サタンが侵犯できないようになるのです。アダム家庭形態の既成祝福家庭であれ、ノア家庭形態の契約結婚家庭であれ、ヤコブ家庭形態の未婚男女の家庭形態であれ、すべての祝福家庭は、絶対信仰、絶対愛、絶対服従によって真の父母と一つになることで、真の父母の後に従って第四次アダム圏時代へと越えていくようになるのです。 そこには「自分」という概念がありません。真の父母だけが存在するのです。ですから真の父母に絶対信仰、絶対愛、絶対服従することによって、相対基準となって越えるのです。どんなに真の父母と離れていても、真の父母の祝福を受けた家庭として完成圏を越えた、「第四次アダム圏時代の祝福家庭としての私である」という信念を持って、絶対信仰と絶対愛と絶対服従を、神様にお返ししなければなりません。「真の父母の子女として相続を受けた私である」という概念がなければなりません。ここで重要なのは血統です。真なる血統なのです。 その真なる血統を中心として祝福を受け、その血統を中心として私たちは兄弟だというのです。そこには「国家」という概念がありません。知識や権力、お金や国家といった基準がありません。ただ真の愛を中心とした、父と子で連結した血筋を中心とした基準があるだけです。ですから、「世界の家庭はみな、ただ一つの真の父母を中心とする兄弟姉妹である」という概念以外にはありません。 アダムとエバの堕落によって、神様までも十字架に打ちつけられました。アダムとエバも死亡圏に落ちてしまいました。二千年前に来られたイエス様も、十字架に打ちつけられて亡くなりました。再臨主が来られたときも、新教と旧教の反対によって統一天下の基盤が崩れました。そのすべてが完全にひっくり返って、今年の標語である「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」という標語が出てきたのは、驚くべきことです。今年この標語が掲げられたのは、理論的にあまりにもはっきりしています。 神様とイエス様と真の父母にとって、一番貴くて大切なのが祝福家庭です。祝福家庭をつくることです。そのために、真の父母がこの地に来て真の家庭を築きました。真の家庭は創世以降、全人類とも引き換えられない貴い価値を持っています。祝福家庭も同様の価値を持っています。神様の愛の血筋が定着するようになれば、宇宙全体が反対しようとしても反対できなくなります。 神様と真の父母には、ただ祝福家庭が存在するのみです。ユダヤ教団は必要ありません。キリスト教団も必要ありません。宗教の教団というのは一次的な目的ではないからです。ユダヤ教もキリスト教も、真の父母の前では否定されるようになっています。ただ祝福家庭だけが残るのです。宗教の教団は二次的な目的であり、一次的な目的ではありません。教団というのは、神様の復帰摂理に利用するためにつくられたのです。 「神様と真の父母の血筋を連結させて縦と横に相続を受けた祝福家庭は、天宙とも引き換えられない価値がある」という認識を持たなければなりません。ところが、皆さんの家庭がそのような立場に立っていないというのです。ただ真の父母の家庭だけが、そのような家庭になっているのです。それでジャルジンに行って、南北の経済統一、東西の文化統一など、東西南北の統一を代身する立場で、「ジャルジン宣言」を唱えたのです。もう一度言いますが、天宙間において最も貴いのは祝福家庭です。祝福家庭が一番価値ある存在なのです。 統一教会の人たちは、無条件に絶対信仰、絶対愛、絶対服従さえすればいいのでしょうか? そこにも段階があります。絶対信仰、絶対愛、絶対服従しますが、個人は家庭のために、家庭は氏族のために、氏族は民族のために、民族は国家のために、国家は世界のために、世界は天宙のために、天宙は神様のために存在するとき、その神様は正に私、個人のために存在されるようになるのです。そのような父母の前に至らないものを、至るようにするためには、蕩減のない解放時代に合った生活を実践し、祝福の目的を完成するという立場で生きなければなりません。そのためには「投入して忘れる」という犠牲の生活をするのです。これが、正に為に生きる真の愛です。 「総生畜献納祭」という言葉は、自分の否定時代に入っていくということです。真の父母が世界的な勝利圏を越えるとき、真の父母と共にその勝利圏を越えて、第四次アダム圏時代に入っていくのです。そのようになれば、真の父母のやることは、私もやれるようになるのです。そのためには、自分の生命までも否定しなければなりません。「自分」という意識はあり得ないのです。 本来ならば来たるべき主を中心として、一九四五年から一九五二年までの七年間に、天国時代が成就するはずでしたが、キリスト教が受け入れなかったことによって天国を完成することはできませんでした。再び真の父母が蕩減して、今、このような立場に立つようになったのです。今や蕩減が必要のない「即決処分時代」に入りました。第二次世界大戦以降に真の父母は、長子圏を完成して真の父が長子となり、長子権時代を経て父母権時代、王権時代の到来が可能になったのです。長子権、父母権、王権の問題を第二次世界大戦の前後に解決すべきだったのが、四十年過ぎてやっと可能な時代に入ったのです。堕落のない長子圏の完成、堕落のない父母圏完成の基盤の上に、絶対基準をもって王圏を完成するためにあるのが、第四次アダム圏時代の宣言なのです。 真の父母がサタンからすべてを取り戻したのです。ここで整理すべきことは、まず長子権を復帰してから、祝福家庭の天国化によって、父母権を復帰し、王権を復帰しなければならないということです。それが正に、イギリスを中心としたエバ国家とアメリカを中心としたアベル国家、アダム国家である韓国を継承し、真の父母が長手権の天宙化、父母権の天宙化、王権の天宙化を実現して、今、父の国、母の国、長子の国を復帰して、地上と霊界を復帰するのです。 全体蕩減の実現のために、一九九八年四月十七日にベルベディアで「長子権・父母権・王圏の開門宣布式」と「復活節の完成」を宣布したのです。そのときに先生は、韓国を「父の国」、日本を「母の国」、アメリカを「長子圏の国」として宣布しました。この三つの国を一つに束ねて一体化させるために、去る十月一日から、アメリカの指導者が日本と韓国で活動し、日本の指導者がアメリカで活動するという、交差活動をさせたということを記憶しなければなりません。ここで重要なことは、三つの国が一つの国であるということです。一つになることによって、第二次世界大戦以降に成就するはずだった、地上天国と天上天国が編成されるのです。祝福家庭が訪ねていける故郷と国と世界が成就したというのです。 第二次世界大戦以降に連合国と連盟国が、韓国を中心として、七か国が一つになり、世界万民が一つになれたにもかかわらず、その機会を失ってしまいました。今や再び七つの先進国を中心に、一次、二次、三次と編成して、祝福家庭が互いに交差し、父母の国である韓国を中心として一つになればよいのです。 ですから、一九九七年から二〇〇四年までの七年の間に、失われた祝福家庭を探してこなければなりません。それは、サタンの讒訴の条件なしに探してこなければなりません。それでは、韓国と日本とアメリカの三か国は、誰の王権かというのです。三か国は祝福家庭を中心とした長子圏、父母圏、王圏を完成しなければならないのです。それしかありません。それで、ジャルジンで四十日修練を受けた祝福家庭を、三か国に配置するのです。一八〇家庭が再臨時代において、主の祝福編成を可能にするのです。ジャルジンの四十日修練を受けた氏族メシアは、韓国と日本とアメリカを中心として、一八○家庭の七倍である一二六〇家庭を分配されるでしょう。祝福家庭がカイン圏家庭の一二六〇家庭を分配されれば、そこが自分の新しい故郷になるのです。 一二六〇家庭が支持して、祝福された者を王として侍らなければなりません。長子圏、父母圏、王圏を代身して侍らなければなりません。そこでは「黒人、白人、黄色人」という概念がすべてなくならなければなりません。韓国が一等であり、韓国より人口の多い日本が二等であり、日本より人口の多いアメリカが三等になるでしょう。日本の人口は韓国の二倍であり、アメリカの人口は日本の二倍です。ですから、これからは韓国に住む韓国の民を誰が多く復帰するかという競争が起きるのです。祝福家庭は、韓国と日本とアメリカの三か国を中心として、くじ引きをします。三か国がすべて祝福家庭に変われば、その次には七つの先進国に行って、くじ引きで新しい故郷が配置されるのです。第二次世界大戦に加わった加盟国が、今も世界を支配しているからです。その次は全世界に拡散して越えていきますが、そのようになれば、全世界の祝福家庭時代に入るようになります。 これからはアメリカ人だからといって、アメリカの二億四千万名が皆、アメリカにいることはできないでしょう。祝福家庭であっても、一番後になれば困ります。いつ祝福を受けたかということが重要であり、いつ「総生畜献納物」を納めたかということが重要です。ジャルジンの四十日修練を受けても、「総生畜献納物」として一万六千ドルを納めることができなかったならば、来年の「真の父母の御聖誕日」までに納めるという条件を与えて、条件的に加担させるのです。ジャルジンの四十日修練に参席できなかった祝福家庭は、先に「総生畜献納物」を納めてから、四十日修練会に行くこともできます。それは国家メシアのためです。国家メシアの中には公務が忙しくて、ジャルジンの四十日修練に参席できない者たちもいるのです。 今、南米は夏です。白黒闘争など、歴史的に闘争が好きで驕慢な者たち、摂理に反対する者たちなどは、アフリカに行くことになるでしょう。祝福を受けなければなりません。アメリカの食口であっても、アメリカにいることはできません。第三国に行くこともあります。一次は韓国に行き、二次は日本に行き、三次はアメリカに行くでしょう。そのような順序に合わせて、分家をするように出ていくのです。一番早いのがアジア大陸で、その次がアメリカ大陸です。これらの大陸が祝福を受ければ、ヨーロッパは自動的に復帰されるのです。 白人たちがアメリカに来る前は、アメリカの主人は神様でした。神様を中心とした祝福家庭が暮らす天国は、実現可能でしょうか、不可能でしょうか? 可能です。ならば、そのような摂理に合わせて皆さんは動きますか? よく見なさい。父の国と母の国と長子の国である、韓国と日本とアメリカは、互いに怨讐の国でした。この三国を一つにまとめようとして、第二次世界大戦以降に怨讐の国を一つにまとめようとして、そして皆さんの家庭を解放しようとして、真の父母がどれほど苦労しましたか? 四十年の荒野路程を歩みながら、真の父母がどれほど苦労したか知っていますか? 世界は仕方なく先生に従ってくるようになっています。ジャルジンで四十日間、先生の教育を受けた者たちに、既に「荷物をまとめておくように!」と指示しておきました。ですから先生が「どこどこに行け!」と号令すれば、行かなければならないのです。皆さんも準備をしなければなりません。そのときに自分の財産を持っていってはいけません。残していかなければなりません。神様と真の父母の御名で接ぎ木しておかなければ、侵略者や略奪者の名前がつくのです。捧げれば、神に属するようになります。千年も万年も自分の思い通りにはできないのです。さもなければ、後孫たちがその過ちを暴くのです。そうして平等の時代、真なる解放の時代、地上・天上天国解放完成の時代に入っていくのです。 韓国と日本とアメリカの三国に植えてあげたのが、種となります。今や世界的に基金を集めて、一つの目的のために使う時代が到来するのです。真の父母は海洋産業や教育、経済、宗教、文化、芸術など、すべての分野に手をつけました。どんなに世界がそれをなくそうとしても、なくせませんでした。真のお父様が「種」です。ウルグアイにある「ビクトリアプラザホテル」、ジャルジンの「世界平和理想家庭教育本部」、「鮮文大学」、「天城旺臨宮殿」、「イーストガーデン」など、先生の名をもって建てられた家がその「種」です。新聞社や銀行もそうです。それらは歴史的に神様に捧げられた家です。今後の処理方法を考えなければなりません。 そのすべては、祝福家庭が定着するためのものです。新しい祝福家庭のために築いたのです。ですから、どこそこの大学を出たという概念を捨てなければなりません。今後は先生が建てた大学が歴史的な大学であり、人々が仰ぐ大学となります。今年も十三日を残すのみとなりました。十三日のうちに大転換時代がやってきます。この期間に統一教会の人たちがやるべきことは何でしょうか? アメリカに来ている日本の宣教師たちは、アメリカで「統班撃破」をしなければなりません。皆さんも「統班撃破」の編成のために活動しなければなりません。(一九九九年十二月十八日、イーストガーデン) 一休さんのような機知(トンチ)ではありません。 奇知=人とは異なる知恵 すなわち神様の知恵 世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。 ↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.10.13 00:32:59
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