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October 26, 2006
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カテゴリ:教育問題・・・
今、娘の小学校では「学校公開」中です。

1週間の間どのクラス、どの授業でも見学に行ってもよく、土曜日にも授業があります。
(ばっちり振替休日がありますが・・・。)
学校は近いので、土曜日に行ったりきたり色々な時間を眺めてきました。

全体の印象は・・・

「学校って忙しい!」

授業と授業の間はたった5分の休憩。
大勢の子供たちが一斉にトイレにいったり、水を飲んだりするので大騒ぎ。
先生はあわただしく次の授業の準備。

中休みも走って校庭に出て、少し遊んだと思ったらあっという間に5分前のチャイム。
またダッシュで校舎にかけ戻る子供たち。

私が子供の時と全く同じタイムスケジュールなのですが、
大人になって眺めてみると「こんなに忙しかったかな・・・。」と思います。


授業の終わりごろ、図工で絵の具を使ったクラスが順番にパレットを洗っていました。
パレットがなかなかきれいにならず、子供たちは一生懸命洗っているのに、
男性の先生が何度も何度も「もういいから席にもどれ」とせかしていました。
絵の具だらけでびしょびしょのパレットを手に、思わず逡巡する子供たち。
あの子たちは、ちゃんときれいにパレットを洗いたかったんだろうなあ・・・。

その光景に、朝の忙しい時間につい「早く早く」と子供に言ってしまう自分を重ね、
反省するとともに、家でも学校でも時間に追いまくられているような子供と、
そうしないとカリキュラムをこなせない先生を気の毒に思いました。

給食で実際食事にあてられるのは20分。
しゃべっていると終わらないので、最初の10分はおしゃべり一切禁止。

帰りは一斉下校なので、ゆっくりおしゃべりする間もなく校庭に並びます・・・。


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ちょっと前に娘が授業でやりきれなかった課題を宿題として持って帰ってきました。

3~4時間かけた課題らしかったのですが、
娘は文章の部分はたったの1行しか書けていませんでした。

何度も消した跡があります。
どうやら考えすぎて、行き詰ってしまったようです。

ちょっと気になって、
「どう書いたらいいのかわからなくなっちゃったら、先生に相談してごらん。」と言いました。

授業中に先生に話しかけたりできないタイプの子なので、「授業の後でもいいんだよ」と言うと、
「だって先生と話す時間なんてないもん。」とのこと。

確かに実際見てみると、先生と雑談できる時間なんてほとんどなさそうです。

積極的な子ならば、休み時間でも、ちょっとした時間でも
「ねえねえ、先生!」と話しかけていけるでしょう。

でも、おとなしい子供の気持ちを先生がすくいとってあげるのはとっても難しそう・・・。



娘の担任はとても評判の良い女性の先生です。
社会人を経て教師を目指した人で、娘と同世代の子供もいるので、教師バカでもなく、
とても良い先生だと思います。

だけど、もっと学校に余裕があれば、先生の力ももっと発揮できるような気がします。


入学当初から、授業参観、懇談会などで先生の口からよく出てくるのは
「学級崩壊を起こさないために」というものです。

そのために、特に1年生は先生に言われた通りに行動できることを重視した
授業スタイルになっているようです。

確かに「学級崩壊」は困ります。

でも「はい、こうしてください。」「はい、ああしてください。」という通りに行動することが
最大の目標のようになってしまっていいのか、疑問を感じずにはいられません。

娘のクラスにはモンテッソーリ式の幼稚園から来た子供がいるのですが、
彼が幼稚園で受けてきた教育の理念と公立小学校はあまりにも違いすぎて、
気の毒なようです。


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子供も忙しいのですが、先生も忙しいんだろうなあ。

先日、担任の先生が体調を崩し、学校をお休みしました。

その日の授業は・・・
国語は1時間、丸々読書に変更。
算数は代わりの先生がきたものの、ただプリントをやらせるだけだったそう。
1日、そんな感じで、普通の授業はなかったようです。

先生が休んだときのオプションがこの程度のものだということに、ちょっとびっくり。
1日ならともかく、2日、3日と休む場合はどうなるのかな・・・。

「何かあったら勉強が遅れちゃう!」というよりも
「これじゃあ、先生はおちおち休むこともできないだろうなあ」と、思わず心配してしまいました。

しかも小学校の担任の先生は一人でなんでもやらなければなりません。
これは、なぜなんでしょうね。
先生も大変でしょうし、
もしも子供がその先生のやり方に馴染めない場合、子供は本当にかわいそうだと思います。


母親をやっていて、しみじみ思うのですが、
自分に余裕がないと、不必要に子供を怒ってしまいがちです。
自分がイライラしていると、子供のやることにもイライラします。
なので先生にはゆとりのある生活をして、ゆったりと子供と向き合って欲しいと思うのです。


教育再生論議で教師の評価制度が注目を集めています。
確かに安倍総理の言うとおり「駄目な教師にはやめていただきたい」。その通りです。

でも、どうやって教師を評価するのか、
ただの教師叩きのような風潮ならば、安直に迎合することは、
非常に危ういのかも・・・。



最近『変えよう!日本の学校システム』という本を読みました。
なかなか面白い本だったので、次回の日記でとりあげようと思うのですが、
その本にこんな一節がありました。
とても共感できる文章でしたので、今日の日記のまとめに抜粋してみました。


教育もサービス業の一つである。それは大事な視点である。
しかし、普通の企業と同じように、教員たちを賞罰と競争で駆り立て、研修で教え込んでも、けっきょくサービスは悪くなるだけだろう。
学校では、教師が『人間らしく生きている』ことが、生徒に対する最大のサービスなのである。
教育は、知識や技能を伝えると同時に、教師という人格を通じて、判断力、感受性、道徳性などのモデルを見せているのである。
子どもの自主性を引き出せるのは、自主性を持った教師だけである。つまり、アメとムチで動かされる先生ではなく、人間らしく生きている先生である。
学校が、教師に対しても、生徒に対しても、アメとムチで動かす発想から抜け出すこと。
それが、生徒への最大のサービスであり、かつ最大の道徳教育だと思う。



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Last updated  October 26, 2006 05:55:19 AM
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