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February 27, 2007
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カテゴリ:暮らしの道具たち
クチコミサイトなどで、多大な支持を得ている「白雪の詩」という有名なせっけんがあります。
私も愛用しているせっけんなのですが、これを作っている「ねば塾」というのが、なかなかユニークな存在。

「ねば塾」のサイトにはこのように書かれています。

「 「社会で働きたい」と望む、心身にハンデイーを持つ人々がおります。彼等は「福祉施設」のような行政からの補助金での保護保証を望むのではなく、誰でもがしている当たり前の暮らし(自ら働き、その収入で暮らす)を求めております。
そんな彼等と「障害者」「健常者」という概念を捨て、「共に働く場所」として「ねば塾」は設立されました。
行政からの福祉的補助金を受けずに、障害のある者、無い者、それぞれが持てる力を出し合い、仕事をし、生活をしています。」

■ねば塾公式サイト
 www.neba.co.jp/



以前「シャボン玉せっけん」を使っていたのですが、非常に溶けやすくて、お風呂場に置いておくと、最後まで使い切る前にトロトロになってしまうのが悩みの種でした。
そんな話をしている時に友人にすすめられたのが「白雪の詩」。
無添加で洗いあがりもよく、しかもシャボン玉せっけんみたいにとろけない!
これ一つで顔も体も子供も洗えて、本当に便利。
そして安い!

膨大についているレビューをみれば、その評価は一目瞭然のおすすめせっけんです♪



bird-line



日曜日は久々の冬らしい寒さに家でまったりと過ごしていましたが、TBS『噂の東京マガジン』で、昨年4月より施行された障害者自立支援法についての特集をやっていたので、ちょっと真剣に観てしまいました。

この法律については施行前からも多くの問題点が指摘されてはいましたが、施行してみたら案の定・・・という感じで多くの見直しや負担軽減策を講じざるを得なくなった、というのが現状です。

今回の『噂の東京マガジン』では、作業所で働く障害者の方を取り上げていました。
「増大する福祉サービス等の費用を皆で負担し支え合う仕組みの強化 」という名目で、施設の利用者自身が利用料の1割を負担することになったために、彼女は働くほどに赤字になる状況に陥っています。

障害者の多くが働く場、『授産施設』で働くために、工賃を上回る金額を施設利用料として払わざるを得ないなんて・・・。


安倍首相は国会で「都内には月9万円の報酬を実現している作業所もある」とのたまっておりましたが、実際はそこの作業所の全員がそれだけの報酬を得ている訳ではなく、5段階にわけた中のトップクラスの人の場合だけで、もっとも下のランクの人の報酬金額は5000円でした・・・。

従来の『応能負担』(収入に応じた負担)から、一律1割という『応益負担』にシフトしたために、9万円の人も5000円の人も同じ金額の施設利用料を払わなければならず、収入の低い人は働くほどにお金がかかるという訳です。

現在の多くの作業所の工賃は1ヶ月で1万円前後というのが現実であり、安倍首相のいうような高賃金を実現できるのがもちろん理想だとは思います。

けれども、その実現に普通の企業に対するような競争原理や企業努力だけを期待するのはおかしなことであり、福祉の目的を大きく逸脱しているのではないでしょうか。


作業所の改善、一般企業への障害者の就労を公的に支援、実現した上での自己負担増であるならば話はわかりますが、そういった部分が実現していないまま、1割負担だけが先行するのではたまりません。

ホワイトカラー・エグセンプション導入さわぎの時にも、同じようなことを感じました。
現実の長時間労働やサービス残業が当たり前という労働環境を改善しないまま、この法律を導入したところで、更なる長時間労働に拍車がかかるのは当たり前だと思うのですが・・・。
(「過労死は自己管理の問題」と言い放った方もいましたがね・・・。)



ねば塾は「障害者が作っているから」という同情論ではなく、その品質によって障害者の就労、社会的な自立が実現している成功例です。
またクロネコヤマトが運営する「スワンベーカリー」などもその一つです。
2006年9月の読売新聞では工賃アップを実現できた授産施設についての記事を掲載しています。

■YOMIURI ONLINE
 変わる授産施設(2006年9月20日 読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060920ik02.htm


けれども、それはほんの一部の例だということも事実・・・。


読売新聞の記事の中で、朝日雅也氏(埼玉県立大助教授・職業リハビリテーション)は「企業への就職が難しい障害者が、施設で働きながら一定の所得を得られるような仕組みを社会全体で作っていく必要がある。施設の努力だけでは工賃アップに限界がある。 企業や行政がどうかかわるか、一体となって考えていくべきだ」と話しています。

障害の程度、種類にもいろいろあります。
私は以前の部署で、ある作業を重度障害者の居住施設の中にある授産施設に依頼していたことがあります。
その工賃自体は通常の工場に出すのと同じものでしたが、通常ですと大人2名くらいでやっている作業に、授産施設では非常に多くの人数と時間を割いているのが現実です。
その施設を見学させていただきましたが、入所者と寝食を供にし、根気つよく作業を指導する職員の方には頭が下がる思いでした。

こういった仕事には企業努力や効率化、競争原理の及ばない部分があるのは当然のことのように思います。


bird-line



障害を持って生まれても、安心し、誇りを持って暮らせる「美しい国」になって欲しいと願います。





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Last updated  February 27, 2007 08:45:44 PM



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