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カテゴリ:中央線のお店
最近「野菜」をメインに押し出したレストランを多く見かけますよね。
テーマは野菜でも、そのコンセプトはお店によって様々。 単純に健康志向に迎合したごく商業的なお店あり、エコ系のメッセージ色の強いお店あり。 先日たまたま観た、NHK「発見!コロンブスの卵」という番組ではこんなケースを紹介していました。 従来農家は効率を優先するために様々な機械を買うことを余儀なくされ、また収量のまとまらないもの、規格外のものは出荷できず無駄になるなど、収益のあがりにくい構造に陥りがち。 福岡県岡垣町のレストラン「ぶどうの樹」では農家と直接契約を結び、サイズの選別はせず、収量のまとまらないものも引き取ります。 日によって野菜の種類、量が異なるため、コースメニューは設定せず、ビュッフェスタイルをとることで対応。 農家は必要以上に機械を購入せず、作った野菜を余さず出荷できることで収益が2割程度アップしたとのこと。 「初めて自分名義の通帳を持てた」と喜ぶ女性の笑顔が印象的でした。 ■ぶどうの樹 http://www.budounoki.co.jp/index.htm http://bdnkao.exblog.jp/ (全国展開していて、東京エリアでは「野の葡萄」という店名で数店舗あります。) こんな話をきくと、嬉しくなると同時に、希望を持ちづらい農村の姿も思い浮かんでしまいますが・・・。 国立(くにたち)の大学通りに今年1月オープンした「農家の台所 くにたちファーム」も、野菜メインのレストラン。 この間、私の誕生日と子供のスイミングの進級祝いを兼ねて、初めて行ってみました。 店内中央には、トロ箱に植えられた野菜の数々。 その横は田舎家の土間のような洗い場に隣接したサラダバー。 その場で収穫し、すぐに洗って切って食べる!という趣向です。 オープンして間もないのですが、「王様のブランチ」などのメディアにも取り上げられたそうで、どうやら社長に一癖ありそう・・・。 高橋がなりというこの社長さん、サイトに載っているプロフィールをみると 「体力を買われ(?)テリー伊藤に拾われ「元気が出るTV」などのディレクターを務める。 AVメーカー「ソフト・オン・デマンド」の設立者で、社長時代には「マネーの虎」に出演。」 などとあります。 企業理念は「農業改革 ものづくりがかっこ良いと思える社会づくり」。 この企業理念そのものには賛同しますが、さらに読んでいくと「商人とは」「商売とは」というのが全面に押し出されていて、個人的にはちょっと違和感かも。 でもなかなか面白いコンセプトの店だし、色々な方法で農業に携われるというのは良いことだと思います。 週末の夜に行ったのですが、ブランチ効果か、かなり混んでいました。 お料理はなかなかおいしかったのですが、目玉のおかわり自由のサラダバーが生野菜オンリーで残念。 生のおいしさもいいけれど、さっとゆでるだけでいいので、温野菜を食べたかった・・・。 あと塩とドレッシングだけでなく、醤油と味噌も欲しかった・・・。 大人は野菜オンリーの「野菜でおなかいっぱいコース」を頼んだのですが、夫は「おなかいっぱいになったけど、なにか物足りない・・・」と呟いていました。 (野菜料理だけではなく、肉や魚を使ったお料理もあります。) お味噌汁がとってもおいしくて、おかわりできたのが◎。 野菜が大好きな娘(7歳)は、かなり満足してましたが、息子(4歳)にとってはどうだったかな・・・。 洋風お子様セットの野菜を練りこんだパンも、おいしくておかわり自由でした♪ ■くにたちファーム http://www.kf831.com/top.html ■農家の台所 http://www.kf831.com/daidokoro/ 余談ですが、その時、後ろの席に民主党の衆議院議員、末松義規さんを発見! 以前、週刊誌で末松さんとマクロビについて揶揄的な記事を読んだことがあったので、妙に納得・・・。 街頭演説以外で国会議員に遭遇したことがなかったので、夫とちょっと盛り上がってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 29, 2007 05:14:15 PM
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