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May 21, 2007
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カテゴリ:教育問題・・・

今発売中の『新潮45』の広告にに「恥はかかせろ、いじめはなくすな」という見出しがあります。
「恥はかかせろ」はともかく、「いじめはなくすな」というのはどんな論理??
と思ったら、書き手はあの戸塚ヨットスクールの戸塚宏でした。


あの事件の是非を今更ここで論じようとは思いませんが、今でもその方針には根強い支持者がいます。
意外と知られていないかもしれませんが、戸塚ヨットスクールの教育方針を支持する「戸塚ヨットスクールを支援する会」の会長は石原慎太郎です。
(石原慎太郎が大嫌いな人にはよく知られていると思いますが・・・。)


少し前のテレビ番組(報道2001)では、『国家の品格』の著者の藤原正彦が「子供が悪いことをしたら張り倒せ。理屈は説明する必要はない。」と言っていました。


私は『国家の品格』は読んでいませんが、これをきいてますます読みたくなくなりました。
こんなことをいう人に、私は全く品格を感じられません。
(この人を育てた父親かと思うと、結構好きだった新田次郎の本まで嫌いになりそう・・・。)




子育てをしていていつも感じるのは、子供は大人のすること吸収して行動する、ということです。

娘が弟を叱る姿は、自分を見ているよう。
私の叱る姿を見て、彼女は叱り方を身につけたのだと思う。
時々「そんな言い方ないでしょ!」と思うときがある。
でも考えてみると、確かに私が娘に時々いうことだ。
反省しきり・・・。



以前、皇太子さまが誕生日の会見で朗読された『子ども』という詩があります。


bird-line

『子ども』 ドロシー・ロー・ノルト作・川上邦夫訳
     
批判ばかりされた 子どもは 
非難することを おぼえる

殴られて大きくなった 子どもは 
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは 
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは 
鈍い良心の もちぬしとなる


しかし 激励をうけた 子どもは 
自信を おぼえる 

寛容にであった 子どもは 
忍耐を おぼえる

賞賛を受けた 子どもは 
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは 
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは 
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは 
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは 
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる


bird-line




私も叩かれて育った子供は、力に頼る大人になるのでは、と思っています。


結局『新潮45』は、戸塚氏のところだけざっと覗いてみました。

記憶なので正確な文言ではないのですが、戦後教育は力を悪だと教えたのがまちがい、力は善だ、というような文がありました。

私は「力は悪だ」と教えられた記憶はありません。
私が学んだのは、「自分の意見を通すために力に頼ることは悪だ」ということだと思っています。





『子ども』の詩はこの本に収められています。

あなた自身の社会
スウェーデンの中学教科書



同じスウェーデンの国民的作家、アストリッド・リンドグレーンは
「子供は絶対に叩いてはいけない」という信条の持ち主でした。





ところで、記事の見出し「いじめはなくすな」というのがどんな趣旨だったのか、というと、こちらは更に言語道断。
以下、要旨をまとめると・・・

「いじめには悪いいじめと正しいいじめがある。
その人の行動(足が遅い、ヨットの扱いが下手、など)をいじめるのは正しいいじめだ。
その行動が正しくなった時にいじめはやむ。」


足が遅いのは、正しくない行動なのか。
ここに見てとれるのは、ただの力の信奉、弱者切捨ての思想だ。

石原慎太郎が共鳴するだけのことはあります・・・。
いっそのこと、都知事選挙の時に応援演説でもしてもらえばよかったのに・・・。







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Last updated  May 21, 2007 03:43:49 PM
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