テーマ:政治について(20221)
カテゴリ:平和=Peace news
チェチェン紛争の取材で有名なアンナ・ポリトコフスカヤが自宅であるアパートのエレベーターで銃撃さ れ、殺されてしまったのです。著書を読んだ方ならご存知でしょうが、ポリトコフスカヤのレポートはロ シア軍でも武装勢力でもなく、その間で運命を振り回せれ、生活を踏みにじられている普通の人々に目を 向けるものでした。 レベジが殺され、マスハードフが殺され、ザカーエフが死に、ついにポリトコフスカヤが殺されました。 チェチェンではもっと多くの普通の人達が殺されています。 私はロシアが好きですし、柔道家でもあるプーチン大統領には好意的です。しかし、駄目なものは駄目で す。戦争は絶対に駄目。戦争に反対する声をテロで黙らせようとするのことも駄目です。 今のところロシア政府の治安関係筋か、チェチェンのカディーロフ政権による犯行だろうと思われている ようです。私は、こ対岸の火事ではない - ポリトコフスカヤ暗殺 れまで無視しておきながら突然政治カードとして利用し始めた某国も怪しいと思って いますが、いずれにしろ権力者の都合によって命を奪われたのだろうと言う点では共通しています。 こういうことを許していれば、次は普通の人々の統制です。ジャーナリズムは盾となって言論を守り通さ なければならないと思います。 対岸であるロシアのことと思ってはいけません。日本でも、保守政治家の一人でありながら靖国神社への 参拝問題ていどのことで実家を焼かれた方がいましたよね。我が国がも言論に対する右翼テロが横行して いることは忘れてはいけません。 このブログを目にした方で、自由にものを考えたい、自由にものを知りたい、自由に知ったことを言葉に したい、そう思っている方はポリトコフスカヤの死に何かしら感じて欲しいと期待しています。 【妹之山商店街さんブログ】http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/chechen/2006/10/post_9869.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.12 22:56:34
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