テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:韓国と韓国歴史&韓国語etc..
ハングル
外国人に、「私、ヒラガナ少し話せますよ」と言われたら、 「???」と思うだろう。 「ハングル話せますよ」もまったく同じである。 ハングル、とは朝鮮半島で使われている表音文字のこと。 日本でいえばヒラガナ・カタカナにあたるから、 「ハングルで書く」とは言っても、「ハングルで話す」のはおかしい。 ところが、かなり多くの日本人は、ハングル=韓国語、の意味で使用している。 これはたぶん、NHKのせいだ。 80年代初め、NHKではじめて隣国の言葉の講座を開く際、名称でもめたらしい。 分断以前の言葉なら、【朝鮮語】ですむのだが、 南北に分かれて数十年経った今では、 「朝鮮語」というと北朝鮮で使われている言葉とも解される。 かといって、「韓国語」では片手落ち、とも考えたのだろう。 韓国で使われている言葉と北朝鮮で使われている言葉は、社会の異質性などを反映し、 今では相当な違いが出て来ている。 韓国のTVのニュースなどでは、北朝鮮の人が話している時、字幕を流す。 苦肉の策で、NHKでは「ハングル講座」と決定。 実際はここでは、現代韓国語を扱ったから、 ハングル=韓国語という図式が、日本人の頭の中で出来上がってしまったわけだ。 韓国の人たちは、よく【ウリマル・我々のことば】という言葉を使う。 日本での【やまとことば】にあたるニュアンスだ。 この【ウリマル】が、北朝鮮と韓国で使われている言葉の総称になるわけだが、 外国人が「ウリ(我々)」というのは、これもまたおかしいわけで、 NHKの講座も、やっぱり未だ「ハングル講座」のようだ。 転載元: いつでも韓国 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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