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《朝鮮日報》 東京特派員から李百万氏へ 東京移住のススメ
ノ ムヒョン政権の失策からはじまった、ソウル江南地区を中心とした土地、建物の急激なバブル高騰に苦しむ庶民の痛烈な皮肉記事である。 朝鮮日報/朝鮮日報JNS 記事: 2006/11/17 【コラム】東京特派員から李百万氏へ:東京移住のススメ どう考えても李百万(イ・ベクマン)大統領府広報首席(不動産転売問題などにより14日に辞意を表明した)は東京に 引っ越した方がよさそうだ。江南の住民に「実はカネがあるくせによくも庶民のふりをしてきた」と非難されるくらいなら、いっそ思い切って国を後にしたほうがよいのではないか。 まずは自身が江南(カンナム)に持っている55坪(約180平方メートル)のマンションを20億ウォンで処分することだ。 自ら「模範」を示せば、李百万氏の言うように「不動産政策の確実な成功」も可能となるだろう。 20億ウォンを日本円に両替すると約2億5000万円になる。この金を持って引っ越しの準備をするのだ。先進国だからといって、生活の水準が維持できないなどという心配は無用だ。 まずソウルの江南区に相当する東京港区にマンションを購入するのだ。偶然にも日本語読みでは発音が江南と同じ になる港区の再開発地域、港南に専用面積 145平方メートルの物件が出ている。李百万氏が住んでいたマンションと同じような広さで、昨年1月に竣工した新築マンションだ。このマンションの価格は 1億2980万円。ソウルと東京で同じ ような条件の物件を購入しても、東京のほうが1億2020万円安いのだ。 この時から李百万氏の人生はさらに余裕のあるものとなる。 今度は江南の富裕層に一番よく売れている「レクサス」の 最高級モデルを買って乗り回そう。韓国の平凡なサラリーマンには望むべくもない販売価格1億3000万ウォン(約1625万円)の車だ。その高級車も東京では965万円で買える。オプションを減らせば770万円でも買える。 ついでに軽井沢に別荘を買ってもいい。軽井沢は日本有数の別荘地だ。ソニーの創業者、井深大氏もここの別荘で余生を送った。軽井沢で今売りに出されている敷地151坪(約500平方メートル)、建坪40坪(約130平方メートル)の別荘の値段は3200万円だ。 それから東京にほど近い千葉の立派なゴルフ場の会員権を100万円で購入するのも悪くない。 こうして港区のマンション、レクサスの最高級モデル、軽井沢の別荘、ゴルフ場の会員券を購入しても、ソウル江南のマンションを売った代金から7755万円のお釣りが来る。後は余ったカネを使って生活すればいい。 2004 年に日本の総務省が「夫婦が老後に余裕のある生活をするために必要な額」を調べている。それによると一月37万9000円あれば暮らせるという。李百万氏は余ったカネで先進国に17年も余裕を持って生活することができる。 家を担保に融資を受ければ、その後も20年くらいは心配なく暮らせる。 ニュージーランドやオーストラリア、カナダのように「孤独な生活」となる心配もない。目的はともかく、与野党の国会議員はもちろん、大統領選挙の候補まで、頻繁に東京を訪れる。彼らが来れば、時には韓国のクラブが密集した赤坂で「派手な宴会」も行われる。いくら赤っ恥をかいて引退したとはいえ、大統領府の広報首席まで務めた人物を邪険に扱いはしないだろう。 鮮于鉦(ソンウ・ジョン)=東京特派員 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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